不来方賞2026予想|全11頭個体診断からS勝負か見送りかを判定

2026年9月1日 盛岡10R

不来方賞2026予想|全11頭個体診断からS勝負か見送りかを判定

人気・オッズを能力評価に使わず、全頭個体診断からレース全体を再構築。 展開A・B・C、最大凡走要因、2000m適性まで確認し、 最後に「本当に馬券を買う価値があるか」を判定する。

開催盛岡
レース10R 不来方賞JpnII
条件ダート2000m・左
発走17:05
前日判定:A+/S昇格最有力候補

前日段階では能力上位グループをかなり限定できる。 一方で②イッテラッシャイの2000m初挑戦、 ⑥リアライズグリントの初左回り、 ⑨ロックターミガンの休み明けなど、 最終S判定には当日確認が必要な要素が残る。

不来方賞2026を勝負候補にした理由

今回の不来方賞は11頭立て。JRA勢と地方勢の能力差を比較しやすく、 上位候補の過去走レベルも明確である。 さらに逃げ候補、前を追う馬、3~4角から動く馬の役割をある程度限定できる。

その一方で、「一番強そうな馬」を決めるだけでは足りない。 2000mで誰が最後まで能力を出し切れるか、 そして単勝・馬複・3連複のどこまで着順関係を予測できるかが重要になる。

前日段階では買い目を固定しない。 Sに昇格しなければ不来方賞そのものを見送る。

盛岡ダート2000mの構造

盛岡2000mは左回り。長い距離を使うことで単純な先行力だけでは押し切れず、 序盤で使う脚、中盤で息を入れられるか、 そして3角以降の持続力が結果へ直結する。

今回特に重要なのは、2000mという距離以上に、 「誰が②イッテラッシャイへ最初に圧力を掛けるか」。 ②が楽に運べるのか、 ⑥リアライズグリントや⑨ロックターミガンが早めに動くのかで 最後200mの減速幅は大きく変わる。

全11頭個体診断

①ロジータサンライズ

現在能力
今回のJpnII上位勢との比較では実績面で劣る。
今回条件
盛岡左回り経験はあるが、2000mは初。
想定位置
後方~中団後ろ。
位置再現性
低め。上位勢の前半速度に乗れるかが課題。
上昇要因
地元での慣れ。
下降要因
相手強化と距離延長。
最大凡走要因
前半で置かれ、勝負所でも差を詰められないこと。

②イッテラッシャイ

現在能力
JRA勢でも上位。鳳雛S勝ちの内容は評価できる。
今回条件
2000m初挑戦。
想定位置
逃げ~先行最前列。
位置再現性
高い。
前半消耗
自ら主導権を取る場合は一定量使う。
3~4角
自分のリズムなら再加速可能。
最後200m
2000mでの減速耐性は未確認。
本人縦比較
1800mでは厳しい圧力を受けても押し切っている。
上昇要因
先行力と主導権。
下降要因
折り合いと距離延長。
最大凡走要因
道中で力み、2000mの最後200mで止まること。

③フォースメン

現在能力
地方勢では上位。
今回条件
盛岡1800m勝ちがあり、地元適性は高い。
想定位置
中団~好位後ろ。
位置再現性
中。
3~4角
まくる形に対応できる。
本人縦比較
ダイヤモンドCでは能力を発揮。東京ダービーでは中央級の速度に苦戦。
上昇要因
大井2000mから盛岡へ戻る。
下降要因
JRA上位勢との速度差。
最大凡走要因
中央勢の加速についていくために早く脚を使いすぎること。

④ミッジーチャンプ

現在能力
今回の上位勢相手では比較上厳しい。
今回条件
相手強化が大きい。
想定位置
中団以下。
上昇要因
展開が大きく崩れた場合。
下降要因
絶対速度差。
最大凡走要因
追走負荷。

⑤レジェンドバローズ

現在能力
岩手勢最上位クラス。
今回条件
東北優駿2000m勝ち、盛岡1800m勝ち。
想定位置
好位~中団。
位置再現性
高め。
3~4角
長く脚を使う形に対応。
本人縦比較
休み明け後に東北優駿→やまびこ賞と上昇。
上昇要因
地元・距離・持続戦。
下降要因
JRA勢の速度域。
最大凡走要因
3角前から中央勢の加速についていき脚を使わされること。

⑥リアライズグリント

現在能力
今回最上位候補の一頭。
今回条件
東京ダービー3着で2000m能力は証明済み。
想定位置
好位。
位置再現性
高い。
前半消耗
スタート次第。序盤で脚を使わず好位確保できれば理想。
3~4角
今回の勝負ポイント。
最後200m
東京ダービーでは終盤甘くなった。
本人縦比較
雲取賞1着、羽田盃4着、東京ダービー3着。
上昇要因
2000m経験と相手レベル。
下降要因
初左回りと盛岡の起伏。
最大凡走要因
②を捕まえに早く動き、最後200mで減速すること。

⑦シーズザスローン

現在能力
JRA勢として能力は足りる。
今回条件
2000mで折り合いと持続力の両立が鍵。
想定位置
中団。
上昇要因
前が流れれば目標を作れる。
下降要因
自分から動く展開。
最大凡走要因
3角からの加速で反応が遅れること。

⑧サスケベラ

現在能力
上位勢との比較では厳しい。
今回条件
54kgは有利だが能力差を埋めるには不足。
想定位置
後方。
最大凡走要因
追走で余力を失うこと。

⑨ロックターミガン

現在能力
今回最上位候補。
今回条件
京浜盃1着、羽田盃2着、東京ダービー4着。
想定位置
好位~先行。
位置再現性
高い。
前半消耗
②を追いすぎなければ抑えられる。
3~4角
自分から動けるタイプ。
最後200m
2000mでの持続経験あり。
本人縦比較
ダート転向後は高水準。
上昇要因
乾いた馬場でも対応可能とされる。
下降要因
久々。
最大凡走要因
休み明けで反応が一段鈍いこと。

⑩メイショウコマチ

現在能力
上昇余地の大きいJRA牝馬。
今回条件
1800m連勝から2000m。
想定位置
中団。
位置再現性
中。
上昇要因
成長力と54kg。
下降要因
一気の相手強化。
最大凡走要因
JpnIIの速度へ対応するため前半で余力を削られること。

⑪レノヴァティオ

現在能力
今回の上位グループとは差がある。
今回条件
地元はプラスだが相手強化。
想定位置
後方~中団。
最大凡走要因
勝負所で速度差が出ること。

レース全体再構築

スタート~1角

②イッテラッシャイが最も自然に前。 ⑨ロックターミガン、⑥リアライズグリントがその直後。 ⑤レジェンドバローズ、⑦シーズザスローン、⑩メイショウコマチが中団。 ③フォースメンは流れを見て進出のタイミングを探す。

中盤

②がどれだけ力まず走れるかが最大のポイント。 ⑥⑨は②を射程に入れながらも、2000mなので早く捕まえに行きすぎないことが重要になる。

残り800~600m

ここで最初に動く可能性が高いのは⑥または⑨。 ②へ圧力が掛かり始める。 ⑤③⑩はその動きを目標にして差を詰めたい。

3~4角

②が再加速できるか。 ⑥⑨が並びかけた時に脚を残せるか。 ここで⑤や⑩まで一緒に上がれるなら上位構成が広がる。

直線~ゴール

最終的には最高速度よりも減速耐性。 ②が距離を克服できれば粘る。 ⑥⑨は先に動いた分だけ最後200mの余力勝負。 ⑤⑩は前が消耗すれば差し込む余地が生まれる。

レースを最初に動かす馬

②イッテラッシャイ

逃げるだけではなく、②がどの程度のリズムで運ぶかが全体の負荷を決める。 ②が落ち着けば前残り方向。 力めば⑥⑨、さらに⑤⑩へ有利な構造へ変化する。

展開A・B・C

展開A:最も自然

②が先頭。⑥⑨が好位。3角から⑥⑨が進出。 ②・⑥・⑨中心の持続戦。

得:②⑥⑨ / 損:後方勢

展開B:想定より速い

②が前半から圧力を受ける。 2000m初挑戦の弱点が表面化し、 ⑥⑨に加えて⑩⑤の上昇余地が広がる。

得:⑥⑨⑩⑤ / 損:②

展開C:想定より遅い

②が単騎で息を入れる。 ⑥⑨が捕まえるために早く動く必要があり、 ②の逃げ残り確率が最も高くなる。

得:② / 損:後方待機型

最終候補直接比較

比較項目 ②イッテラッシャイ ⑥リアライズグリント ⑨ロックターミガン ⑩メイショウコマチ
絶対能力
2000m実績
位置再現性
前半省エネ
3~4角
最後200m未知
A/B/C対応幅
最大凡走要因距離早仕掛け休み明け相手強化

今回だけ上昇する可能性がある馬

⑩メイショウコマチ

4戦3勝で、前2走は1800mを連勝。 完成度そのものがまだ上がる余地を残している。 牡馬一線級との比較では未知だが、 前が潰れる展開なら54kgも含めて上位へ食い込む余地がある。

今回だけ能力を落とす可能性がある実績馬

②イッテラッシャイ

能力を疑っているのではない。 今回だけは2000m初挑戦という条件が明確に存在する。 前走までの1800mで通用した前半の使い方が、 2000mでも同じように成立するとは限らない。

前日最終判定

判定:A+/S昇格候補

現時点で最も能力を発揮する候補:⑥リアライズグリント、⑨ロックターミガン

レースを最初に動かす馬:②イッテラッシャイ

今回だけ上昇候補:⑩メイショウコマチ

地方勢最上位候補:⑤レジェンドバローズ

券種:未確定

投資額:0円

現時点の買い目:なし

当日の馬場、馬体重、②のテンション、 ⑥⑨の仕上がり、同日盛岡ダートの前後・内外傾向まで確認し、 Sへ上げられる場合のみ券種と金額を確定する。

当日S判定で確認する項目

・馬場状態と含水変化
・前残り/差しの実際の到達状況
・内、中、外の進路差
・②イッテラッシャイのテンションと折り合い
・⑥リアライズグリントの馬体と気配
・⑨ロックターミガンの休み明け状態
・⑩メイショウコマチの成長度
・⑤レジェンドバローズがJRA勢の速度に対応できる状態か

ここまで確認しても3着候補が広がるなら、 無理に3連複へ逃げず不来方賞そのものを見送る。

※予想は前日段階の情報を基にした事前診断です。 馬体重・馬場状態・変更情報等は必ず主催者の公式発表をご確認ください。

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