【2025 年版】インバウンド旅行者向け関東旅行おすすめモデルコース

日本を訪れる外国人旅行客が急増中!円安の影響やビザ緩和、さらには観光需要の回復で、世界中から多くの人が日本を訪れています。
そんな中、特に人気を集めているのが東京を中心にした関東エリア。最先端の都市・東京、歴史と伝統が色濃く残る鎌倉や日光、温泉と絶景が楽しめる箱根など、関東には世界に誇る観光スポットが盛りだくさん!
この記事では、2024 年の最新トレンドを踏まえたおすすめ旅行プランを紹介。観光はもちろん、地元グルメや文化体験まで楽しめるルートを厳選しました!この機会に、関東の魅力を存分に味わいましょう。
パターン① 初めて日本を訪れる観光客向け!

1日目(富士山、河口湖エリア)

日本を代表する観光地、富士山エリアは四季折々の美しい景色と豊富なアクティビティが楽しめる場所です。特に、富士山トレッキング、河口湖観光、そして名物グルメ「ほうとう」は、この地域を訪れる旅行者にとって欠かせない体験です。
富士山トレッキング:初心者から上級者まで楽しめる絶景登山

富士山は標高3,776メートルの日本最高峰の山で、毎年7月~9月に登山シーズンを迎えます。
初心者には五合目からのハイキングがおすすめで、富士スバルライン五合目(標高約2,300m)には展望台やお土産店があり、気軽に散策が楽しめます。天候が良ければ、眼下に広がる雲海や遠くの山々を望むことができます。
本格的な登山をしたい人には、吉田ルートや富士宮ルートが人気。登山は通常5~7時間で頂上に到達し、ご来光を見るために山小屋で一泊するのが一般的です。登山装備や体力に自信のない方は、ガイド付きツアーの参加も検討すると安心です。
河口湖:富士山の絶景を楽しめる観光スポット

富士五湖のひとつである河口湖は、富士山の美しいリフレクションが楽しめる絶景スポットです。春には桜、秋には紅葉、冬には雪景色と、一年を通して異なる表情を見せてくれます。 アクティブに楽しみたい方には、湖畔でのサイクリングやカヌー、遊覧船がおすすめです。
特に、天気の良い日には「天上山公園カチカチ山ロープウェイ」に乗ると、富士山と湖を一望できるパノラマビューが広がります。また、富士急ハイランドも近く、スリル満点のアトラクションを楽しめます。
山梨名物「ほうとう」:富士山エリアの絶品グルメ

登山や観光を満喫した後は、地元の名物料理「ほうとう」を味わいましょう。ほうとうは、味噌ベースのスープにかぼちゃや人参、きのこなどの野菜がたっぷり入った太麺の煮込み料理です。
特に寒い時期には体が温まり、栄養価も高いため、多くの旅行者に人気です。 富士河口湖エリアには多くのほうとう専門店があり、中でも「ほうとう不動」や「甲州ほうとう小作」は観光客に評判の名店です。
2日目(富士五湖、忍野八海)

富士山麓に広がる忍野八海(おしのはっかい)と山中湖(やまなかこ)は、澄み切った水と豊かな自然に囲まれた観光スポットです。どちらも四季折々の美しい景色が楽しめ、散策や写真撮影に最適なエリアとして多くの旅行者に人気があります。富士山の絶景を背景に、のんびりとした時間を過ごせるこれらのスポットの魅力をご紹介します。
忍野八海:富士山の雪解け水が生んだ神秘の湧水池

忍野八海は、富士山の地下水が湧き出した8つの池からなる景勝地で、国の天然記念物にも指定されています。その透明度の高さは驚くほどで、池の底までくっきりと見えるほどの美しさです。
特に「湧池」や「鏡池」では、晴れた日に水面に映る逆さ富士を楽しむことができます。また、忍野八海周辺には茅葺き屋根の民家が点在しており、日本の昔ながらの風景を感じられるのも魅力のひとつです。
散策の途中には、地元の名産品を扱うお店で「忍野そば」や「富士山湧水コーヒー」を味わうのもおすすめです。写真好きには「中池」がおすすめ。池の中央に設置された展望デッキからは、美しい富士山と透明な水が織りなす絶景を撮影できます。
山中湖:富士五湖最大の湖でリラックス

山中湖は、富士五湖の中で最も広く、標高も一番高い湖です。湖畔には散策道が整備されており、富士山を眺めながらのんびり歩くことができます。
春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には白銀の富士山と、四季折々の風景が楽しめます。アクティブな旅行者には、レンタサイクルで湖を一周するのがおすすめです。
湖の周囲は約14kmで、サイクリングしながら富士山の絶景を楽しめます。また、湖上ではカヌーやSUP(スタンドアップパドルボード)などのウォーターアクティビティも人気があります。
さらに、冬には「ダイヤモンド富士」と呼ばれる絶景が見られるスポットとしても有名です。これは、富士山の山頂に夕日が沈み、ダイヤモンドのように輝く現象で、特に1月から2月にかけてが見頃です。
3日目(東京・築地 )

朝にバスで東京・築地へ移動。 築地市場は、日本を代表するグルメスポットのひとつで、新鮮な海鮮を求める観光客で常に賑わっています。
かつては日本最大の魚市場として知られていましたが、2018年に卸売市場が豊洲へ移転し、現在は「築地場外市場」として活気あふれるエリアが残されています。
市場内には数多くの飲食店や専門店が並び、新鮮な寿司や海鮮丼を楽しめるのが魅力です。特にマグロやウニ、イクラを贅沢に盛り付けた丼は人気があり、朝から行列ができる名店も少なくありません。
食べ歩きも築地の醍醐味のひとつで、焼きホタテや厚焼き卵、魚の干物などを味わいながら市場を散策するのも楽しい体験です。築地の魅力はグルメだけにとどまらず、長年培われた職人の技や市場の活気を感じられる点にもあります。
新鮮な魚介や調味料を扱う専門店では、プロの料理人たちの買い物風景を間近で見ることができ、日本の食文化を肌で感じることができます。東京観光の中で、日本の食の魅力を深く味わいたいなら、築地市場は外せないスポットです。
築地市場を訪れる際は、朝の時間帯に行くのがおすすめです。午前中のほうが新鮮な魚介が揃っており、お店も混雑しすぎずにゆっくり楽しめます。また、食べ歩きをしながら市場内を散策するのも築地ならではの楽しみ方です。
4日目(浅草・東京スカイツリー )

浅草と東京スカイツリーは、東京観光で外せない人気スポットです。伝統と近代が共存するこのエリアでは、歴史的な浅草寺の参拝や下町散策を楽しんだ後、東京スカイツリーの圧倒的な景観と近未来的な魅力を堪能できます。
浅草観光の中心となるのは、都内最古の寺院である浅草寺です。雷門の大きな提灯をくぐると、仲見世通りが広がり、江戸時代から続く伝統的な店が並んでいます。ここでは、人形焼や揚げまんじゅうといった食べ歩きグルメを楽しみながら、お土産選びをするのもおすすめです。本堂に進むと、多くの参拝客が煙を浴びながら祈りを捧げており、浅草ならではの活気ある雰囲気を味わうことができます。
また、浅草寺の周辺には、人力車のサービスもあり、歴史ある街並みを風情たっぷりに巡ることができます。浅草から徒歩圏内にある隅田川沿いを散策すると、東京スカイツリーの壮大な姿が見えてきます。高さ634メートルを誇るスカイツリーは、世界でも有数の高さを誇る電波塔であり、展望台からの絶景が魅力です。
350メートルの天望デッキ、そしてさらに上の450メートルにある天望回廊からは、東京の街並みを一望でき、天気が良ければ遠くに富士山を望むこともできます。夜にはライトアップされ、幻想的な夜景を楽しめるスポットとしても人気があります。
スカイツリーの足元に広がる東京ソラマチには、ショッピングやグルメが充実しており、伝統工芸品や限定のお土産を探すのにもぴったりです。また、すみだ水族館では美しくライトアップされたクラゲや愛らしいペンギンの展示が楽しめ、観光の合間に癒しのひとときを過ごせます。
浅草で歴史を感じた後に、スカイツリーで東京の最新スポットを巡ることで、古き良き江戸文化と現代の都会の魅力を一度に満喫できます。江戸の風情と近未来の景観が融合するこのエリアで、東京ならではの観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。
パターン② 日本のアニメ&ポップカルチャー巡り!

1日目(秋葉原)

日本の玄関口である羽田空港に到着した後、電車で約40分の距離にある秋葉原は、観光のスタート地点として最適なスポットです。
世界的に有名な電気街であり、アニメ・ゲーム文化の聖地でもある秋葉原は、最新ガジェットのショッピングやユニークな体験が楽しめるエリアです。
秋葉原は、日本を代表する電気街であり、アニメ・ゲーム文化の中心地として国内外の観光客を魅了するエリアです。JR秋葉原駅を降りると、カラフルな看板や巨大なアニメキャラクターの広告が目に入り、独特の活気に包まれます。
電気街としての秋葉原には、大型家電量販店やPCパーツ専門店が軒を連ね、最新のガジェットや電子機器を求める人々で賑わいます。
「秋葉原ラジオ会館」や「ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba」では、カメラやオーディオ機器、ホビー商品まで幅広く取り扱われており、一日中楽しめるスポットです。
また、アニメ・漫画・ゲームの聖地としても知られ、「アニメイト秋葉原」や「ボークス秋葉原ホビー天国」では、最新のフィギュアやグッズが手に入ります。レトロゲーム好きには「スーパーポテト」が人気で、懐かしのゲーム機やソフトが揃っています。
さらに、「神田明神」ではアニメとのコラボイベントが開催されることもあり、ファンにとって見逃せない場所となっています。
秋葉原は最新技術とサブカルチャーが融合した魅力的な街です。電気製品やアニメ文化に触れながら、自分だけの特別なアイテムを見つける旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2日目(お台場)

お台場は、東京湾に面した人気の観光スポットで、ショッピングやエンターテインメント、グルメ、絶景まで幅広く楽しめるエリアです。
都心からのアクセスも良く、新交通ゆりかもめを利用すれば、レインボーブリッジを渡りながらの景色を楽しみつつ向かうことができます。
観光やデート、家族連れにもぴったりの場所で、一日中楽しめる魅力が詰まっています。 お台場といえば、まず目に入るのが自由の女神像とレインボーブリッジの美しい景観です。
お台場海浜公園からは、この象徴的な景色を眺めることができ、昼間は開放的な雰囲気を、夕方から夜にかけてはライトアップされた幻想的な風景を堪能できます。
特に夜のレインボーブリッジはカラフルな光で彩られ、ロマンチックな雰囲気を演出します。
ショッピングを楽しむなら、アクアシティお台場やデックス東京ビーチがおすすめです。アクアシティお台場には最新のファッションや雑貨のショップが並び、レストランも充実しています。
特にテラス席のある飲食店では、東京湾を一望しながらの食事が楽しめます。一方、デックス東京ビーチには「台場一丁目商店街」という昭和レトロな雰囲気のエリアがあり、懐かしさを感じる体験ができるのが魅力です。
エンターテインメントを満喫したいなら、チームラボボーダレスやマダム・タッソー東京も見逃せません。チームラボボーダレスでは、デジタルアートが壁や床を彩り、幻想的な空間の中を歩き回る体験ができます。
SNS映えするスポットも多く、訪れる人々を魅了しています。マダム・タッソー東京では、有名人の等身大フィギュアと一緒に写真を撮ることができ、まるで本物と対面しているような感覚が味わえます。
さらに、お台場といえば、大型の実物大ガンダム像があることでも有名です。ダイバーシティ東京プラザの前には、迫力満点のユニコーンガンダムが立ち、その変形パフォーマンスは多くの観光客を楽しませています。
ショッピングセンター内には、ガンダム関連のグッズショップやカフェもあり、ファンにはたまらないスポットとなっています。
家族連れには、お台場の大観覧車や東京ジョイポリスもおすすめです。観覧車は、昼間に乗れば東京湾の景色を一望でき、夜にはきらめく夜景が広がるロマンチックな体験ができます。東京ジョイポリスは屋内型のアミューズメントパークで、最新のアトラクションやゲームが揃い、天候に左右されずに遊べるのが魅力です。
お台場にはグルメスポットも充実しており、海を眺めながら食事が楽しめるカフェやレストランが数多くあります。特にハンバーガーやパンケーキの有名店があり、アメリカ西海岸を思わせるおしゃれな雰囲気の中で食事を楽しむことができます。また、屋外のテラス席があるお店も多く、潮風を感じながらのんびり過ごすのもおすすめです。
お台場は、景観の美しさと多彩なアクティビティが揃った魅力的なエリアです。朝から夜まで楽しめる観光スポットが豊富で、訪れるたびに新しい発見があります。ショッピングやグルメを堪能しながら、東京湾の絶景を眺める贅沢なひとときをぜひ楽しんでみてください。
3日目(横浜)

横浜は、日本屈指の国際都市であり、異国情緒あふれる街並みや美しい港の景観、美味しいグルメが楽しめる人気観光地です。東京都心からのアクセスも良く、日帰り旅行にも最適なスポットが豊富に揃っています。
まず、横浜のシンボルともいえる「みなとみらいエリア」は、観光、ショッピング、グルメが一度に楽しめるスポットです。横浜ランドマークタワーの展望台からは、横浜の街並みや東京湾が一望でき、晴れた日には富士山も見えるほどの絶景が広がります。
赤レンガ倉庫では、レトロなレンガ造りの建物の中にカフェや雑貨店が並び、季節ごとのイベントも開催されるため、訪れるたびに異なる楽しみ方ができます。
カップヌードルミュージアムでは、オリジナルのカップヌードル作りを体験できるため、子供から大人まで楽しめるスポットとして人気を集めています。
横浜を訪れるなら、日本最大の中華街である横浜中華街も外せません。ここでは、本格的な中華料理を味わえるだけでなく、食べ歩きも楽しめます。
小籠包や肉まん、タピオカドリンクなど、店ごとにこだわりの味があるため、歩きながら色々なグルメを試すのも醍醐味のひとつです。横浜媽祖廟は、美しい装飾が施された中華風の寺院で、異国情緒あふれる雰囲気を堪能できます。
港町ならではの美しい景色を楽しむなら、山下公園や港の見える丘公園がおすすめです。山下公園では、海を眺めながらのんびり散策ができ、ベンチに座って氷川丸やベイブリッジを眺めるのも心地よい時間です。
夜にはライトアップされた港の景色が幻想的な雰囲気を醸し出し、デートスポットとしても人気があります。港の見える丘公園は高台に位置しており、横浜港を一望できる絶景が広がります。昼間の爽やかな景色も魅力ですが、夜景が特に美しく、横浜のロマンチックな一面を楽しむことができます。
また、家族連れや水族館好きには、八景島シーパラダイスもおすすめの観光スポットです。日本最大級の水族館では、イルカのショーや多種多様な海の生き物に出会うことができ、併設の遊園地ではスリル満点のアトラクションも楽しめます。
横浜グルメも見逃せません。名物のシウマイ弁当は、地元の人々にも愛され続ける定番の味で、手軽に横浜の味覚を楽しめる一品です。また、ホテルニューグランドで提供されるナポリタンは、発祥の地ならではの伝統的な味が楽しめます。
横浜は、美しい景観と多彩な観光スポット、そして美味しいグルメが揃う魅力的な都市です。昼間は観光やショッピングを楽しみ、夜は港の夜景を眺めながらゆったりとした時間を過ごすのもおすすめです。
日帰りでも十分楽しめますが、一泊して夜景やディナーを満喫するのも贅沢な過ごし方。どの季節に訪れても魅力が尽きない横浜で、特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
旅の最終日は、横浜の最新ラグジュアリーホテル「ヒルトン横浜」で特別なひとときを過ごしましょう。洗練されたデザインの客室からは、美しい横浜の夜景を一望でき、贅沢な滞在を楽しめます。ホテル内のレストランでは、旬の食材を活かした絶品グルメを味わい、心地よい余韻に浸りながら旅の思い出を振り返るのもおすすめです。
翌朝は、快適なアクセスで空港へスムーズに移動。横浜の魅力を最後まで満喫し、最高の気分で旅を締めくくりましょう。