第58回函館2歳ステークス2026追い切り診断|全13頭の最終追い切り評価・調教ランキング

第58回函館2歳ステークス2026追い切り診断|全13頭の最終追い切り評価・調教ランキング

第58回函館2歳ステークス2026追い切り診断|全13頭の最終追い切り評価・調教ランキング

函館2歳ステークスGⅢに出走予定の各馬について、中間追い切り・1週前追い切り・最終追い切り内容を徹底分析。

今回は調教時計だけではなく、動き・反応・フォーム・状態面まで含めて追い切り評価をまとめます。

1. 競馬記事そのものやギャンブルに関する注意喚起

競馬の予想や追い切り評価は、レース結果を保証するものではありません。

調教内容、馬の状態、過去データなどをもとに分析していますが、競馬には展開・馬場状態・相手関係など不確定要素があります。

重要事項

馬券購入はご自身の判断と責任で行ってください。

2. 第58回函館2歳ステークスGⅢについて

函館2歳ステークスは、2歳世代最初の重賞として注目される一戦です。

完成度、スピード能力、洋芝適性、そして短距離戦への対応力が重要になります。

3. 中間追い切り・1週前追い切り、最終追い切りまとめ

① アルテクィーン


中間追い切り

前走から中1週での参戦。

中間追い切りの時計は公開されておらず、確認できる追い切りはなし。

短期間でレースを使われているため、今回は強い負荷をかけるというより、最終追い切りで状態確認をする形になった可能性が高い。

1週前追い切り

※確認できる1週前追い切り時計なし。

最終追い切り

7月15日(水)函館W(良)

5F:66.2秒
4F:52.8秒
3F:40.0秒
1F:13.7秒

脚色:稍一杯
単走

騎乗者:鮫島克駿騎手

最終追い切り内容

函館ウッドチップコースで単走。

馬場の外目を回り、稍一杯に追われる内容。

中1週のローテーションながら、5F66秒2と意欲的な時計を消化。

追われてからはきびきびした脚取りを見せており、動きそのものは悪くない。

ただし、道中はやや掛かり気味。

力んで走っている印象があり、折り合い面には課題が残る。

直線では終い1F13秒7。

稍一杯に追ったことを考えると、最後の伸びは物足りない。

前走、前々走では終い12秒台でまとめていただけに、今回はラストの反応面で見劣る内容だった。

追い切り評価コメント

中1週で函館W66秒台という点だけを見ると、意欲的な調整にも見える。

ただ、ラップを見ると終盤に失速。

前走、前々走時より終いの時計が悪化しており、状態面は少し下降気味にも映る。

デビューから続けて使われていることもあり、疲労の影響は気になる。

気性面でも掛かる場面があり、レースで折り合えるかがポイント。

厩舎・陣営面

今回確認できる厩舎コメントはなし。

買い材料

・中1週でもWコースでしっかり負荷をかけられている

・近2走連続2着で安定感あり

・競馬経験値はメンバー上位

不安材料

・終い13秒7で伸び不足

・追われた割にラストの反応が平凡

・連戦による疲労感

・折り合い面の不安

総合評価

追い切りだけを見ると、前走までの勢いをそのまま維持できているかは疑問が残る内容。

能力や実績は評価できるものの、今回は調教面では強調材料が少ない。

② イモージェン


最終追い切り

7月15日(水)函館芝(良)

併せ馬:カリスマン(牡2・新馬)

騎乗者:佐々木騎手

僚馬を1馬身追走
直線強め

5F:63.5秒
4F:48.1秒
3F:34.7秒
1F:11.5秒

結果:4馬身先着

最終追い切りの動き

1週前とは一変した動き。

序盤から四肢の回転が速く、スピード感のある走り。

直線ではしばらく手前を替えずに走っていたが、それでも先に抜け出した僚馬との差を詰める。

終盤で手前を替えてからは、ラスト1F11秒5の鋭い伸び。

最後まで脚を伸ばしており、瞬発力の高さを感じる内容。

追い切り評価コメント

最終追い切りの函館芝で3ハロン34秒台。

併せ馬を置き去りにする豪快な動き。

芝調教とはいえ、時計・動きともに非常に優秀。

1週前追い切り時より明らかに良化。

前走以上の仕上がりの可能性が高い。

まだ若さや危うさはあるものの、素質面ではメンバー上位級。

厩舎・陣営面

今回確認できる厩舎コメントはなし。

買い材料

・最終追い切りの時計が優秀

・3F34秒台の加速力

・併せ馬4馬身先着

・1週前から大きく良化

不安材料

・まだ完成途上

・1週前は終いの伸びが平凡

・若さが残る

総合評価

追い切り内容は今回のメンバーでも上位。

最終追い切りで見せたスピードと伸びは強烈で、仕上がり面ではかなり高評価できる。

③ ウンスイ


中間追い切り

地方競馬から中央競馬へ移籍して初戦。

調教再開時期:

6月中旬頃から

確認できた調教本数:

坂路:11本
ウッド:4本

移籍初戦に向けて、入念に乗り込まれている。

1週前追い切り

美浦W

併せ馬:

ミスデルマー(牝3・1勝クラス)

騎乗者:助手

僚馬を5馬身半追走
ゴール前仕掛け

5F:69.2秒
1F:11.7秒

結果:半馬身遅れ

1週前の動き

大きく追走する形からスタート。

終いは11秒7を記録しており、ラストの時計自体は悪くない。

ただし、併せた相手は1勝クラス馬。

5馬身半追走したとはいえ、最後は半馬身遅れ。

移籍初戦で能力比較が難しい中、調教内容としてはもう一段階欲しかった印象。

最終追い切り

7月15日(水)函館W(良)

5F:69.8秒
4F:54.5秒
3F:40.1秒
1F:13.4秒

脚色:馬なり
単走

騎乗者:横山琉人騎手

最終追い切りの動き

函館ウッドで単走調整。

道中は少し頭を低くしたフォーム。

コーナーではキレのある脚さばきを見せ、スムーズに回れている。

直線でも大きくバランスを崩すことなく、最後まで一定のフォームを維持。

時計自体は目立たないが、持久力を感じる動き。

馬なり調整としては悪くなく、自分のリズムで走れている点は好感が持てる。

追い切り評価コメント

地方から中央への転厩初戦。

最終追い切りは悪くない内容。

大きな上積みがあるというより、現状の力を出せる状態に整えた印象。

キビキビした走りには映るが、スピード感という面では他の上位評価馬と比較すると物足りなさがある。

初芝への対応が最大のポイント。

厩舎・陣営面

今回確認できる厩舎コメントはなし。

買い材料

・中間は坂路11本、ウッド4本と十分な調整量

・最終追い切りはフォームが安定

・馬なりでも最後まで集中した走り

・持久力を感じる動き

不安材料

・1週前追い切りで併せ馬に遅れ

・中央芝への適性が未知

・スピード感では上位馬に見劣り

・移籍初戦で相手関係が強化

総合評価

調教量は豊富で、状態面に大きな不安はない。

ただし、追い切りからは「芝の短距離で瞬発力勝負に対応できるか」という部分が未知。

函館の洋芝で持久力を生かせるかが鍵。

④ クロリス


中間追い切り

調教再開時期:

6月下旬頃から

確認できた調教本数:

坂路:11本
ウッド:キャンター1本

ダート勝ち後、芝挑戦へ向けてしっかり乗り込まれている。

1週前追い切り

栗東坂路

併せ馬:

ルクスコスモス(牝4・1勝クラス)

騎乗者:助手

僚馬を2馬身追走
一杯

全体時計:52.5秒
ラスト1F:12.6秒

結果:1馬身先着

1週前の動き

一杯に追われる負荷の高い内容。

全体時計52秒5は自己ベスト更新。

追走する形からしっかり脚を使い、最後は先着。

調教負荷としては十分で、状態を上げてきている印象。

最終追い切り

7月15日(水)函館W(良)

併せ馬:

シグレ(牝2・オープン)
+もう1頭

騎乗者:岩田康誠騎手

シグレを11馬身追走

馬なり

5F:70.0秒
4F:55.2秒
3F:40.2秒
1F:12.5秒

結果:半馬身遅れ

最終追い切りの動き

シグレを大きく追走する形。

僚馬の内側から進み、四肢の動きはスムーズ。

身体の使い方も良く、フォーム面では好印象。

直線では前との差を詰め、2頭の僚馬に迫る場面。

最後は後着したものの、馬なり調整だったことを考えれば悲観する内容ではない。

追い切り評価コメント

1週前坂路で52秒台をマークし、自己ベスト更新。

最終追い切りでもシグレと互角程度の動き。

状態面はかなり良好。

ただし、今回はダート勝ちから芝替わり。

調教内容は高評価だが、芝適性は未知数。

厩舎・陣営面

今回確認できる厩舎コメントはなし。

買い材料

・1週前坂路自己ベスト

・負荷をかけても先着

・最終追い切りでシグレ相手に大きく見劣らない

・状態面は上向き

不安材料

・芝適性が未知

・ダート→芝替わり

・最終追い切りは併せ馬で遅れ

総合評価

調教だけなら上位級。

状態はかなり良さそうで、能力を出せる仕上がり。

あとは芝でどこまで走れるかが最大のポイント。

⑤ シグレ


中間追い切り

前走から中2週での参戦。

函館滞在で調整。

確認できた中間追い切り:

7月11日(土)函館W

ウッドコース
僚馬と馬なり並走

※詳細な時計は確認できず。

中2週のローテーションでも、函館滞在で状態維持を意識した調整。

前走時から大きく変えるというより、テンションを上げすぎないように整えている印象。

1週前追い切り

※確認できる1週前追い切り時計なし。

最終追い切り

7月15日(水)函館W(良)

併せ馬:

クロリス(牝2・オープン)
もう1頭(名称不明)

騎乗者:見習騎手

クロリスより11馬身先行

馬なり

5F:72.1秒
4F:55.9秒
3F:40.6秒
1F:12.4秒

結果:クロリスに半馬身先着

最終追い切りの動き

3頭併せの中で先行する形。

道中は少し前傾姿勢になりながらも、活気のある走り。

テンション面で不安を見せることなく、前向きな気持ちで走れている。

直線では頭を低く保ち、一定のリズムを維持。

無理に追う場面はなかったが、最後までフォームを崩さず走破。

時計自体は目立つものではないが、中2週であることを考えると負荷より状態維持を優先した内容。

追い切り評価コメント

土曜日の函館ウッドで併せ馬に楽々先着。

最終追い切りでも併せ馬相手にきっちり先着。

デビュー前から調教では良い動きを見せていた馬で、今回もその良さを維持している。

前走時から大きく上向いたというより、好調をキープしている印象。

中2週でも入念に併せ馬ができている点は好材料。

厩舎・陣営面

今回確認できる厩舎コメントはなし。

買い材料

・前走圧勝後も好状態を維持

・中2週でも併せ馬を消化

・最終追い切りでクロリスに先着

・デビュー前から調教評価が高い

・洋芝への適性を感じる動き

不安材料

・時計面は目立たない

・前走以上の大幅な上積みまでは感じにくい

・テンション管理が重要

総合評価

前走時のデキをしっかり維持している印象。

派手な時計ではないものの、動きの質は高く、函館芝への対応力も期待できる。

追い切り面では大きなマイナス材料は見当たらない。

⑥ ショウナンカノア


中間追い切り

前走から中1週での参戦。

函館滞在で調整。

中間追い切り時計は確認できず。

短い間隔での出走のため、強い負荷をかけるより状態維持を目的とした調整。

1週前追い切り

※確認できる1週前追い切り時計なし。

最終追い切り

7月15日(水)函館W(良)

内容:

単走

騎乗者:助手

5F:70.5秒
4F:55.0秒
3F:40.6秒
1F:12.9秒

脚色:馬なり

最終追い切りの動き

函館ウッドで単走調整。

道中は頭を上下に動かしながらも、リズム良く走れている。

直線では少し四肢の回転を上げ、最後まで一定のリズムでまとめた。

中1週ということを考えれば、無理に時計を出す必要はなく、軽めの調整としては悪くない。

ただし、後ろ脚の踏み込みはそこまで深くなく、推進力という部分では目立つ内容ではなかった。

5F70秒5も馬なりとはいえ、時計面で強調するほどではない。

追い切り評価コメント

中1週のため、この中間は調整程度。

使い詰めになっていることもあり、大きく変わった印象はない。

ここは良くて前走同様という評価。

状態を維持できている点は評価できるが、上積みという面では他馬に見劣る。

厩舎・陣営面

今回確認できる厩舎コメントはなし。

買い材料

・中1週でも状態維持

・函館滞在で輸送負担なし

・単走でもリズム良く走れている

・前走から大きく崩れる雰囲気はない

不安材料

・追い切りで大きな変化なし

・使い詰めによる上積み不足

・時計面で目立たない

・後肢の踏み込みが物足りない

総合評価

大きな悪化は感じないが、追い切りから「さらに良くなった」という印象は薄い。

能力・展開面でどこまで押し上げられるかがポイント。

⑦ セタキト


中間追い切り

前走後も順調に調整。

確認できた中間追い切り:

1週前追い切り前
美浦W(良)

併せ馬:

ブルーブロディ(牡3・未勝利)
もう1頭(名称不明)

騎乗者:助手

ブルーブロディを4馬身半追走
3頭併せ

馬なり

6F:81.6秒
5F:65.6秒
4F:51.4秒
3F:37.2秒
1F:11.5秒

結果:

ブルーブロディに1馬身遅れ

1週前追い切りの動き

3頭併せの一番内側から追走。

道中はスムーズに脚を動かしており、身体の硬さは感じられない。

直線に入ってからは自ら脚の回転を上げ、気持ちの面でも前向きな動き。

時計面では、

2F:12.3秒
1F:11.5秒

と加速ラップでまとめており、終いの反応は良好。

ただし、直線では2頭の僚馬に交わされており、最後の粘りという部分ではもう一段階欲しかった。

最終追い切り

7月15日(水)函館W(良)

併せ馬:

マーゴットブロー(牡3・2勝クラス)

騎乗者:斎藤騎手

僚馬を5馬身追走

ゴール前仕掛け

5F:68.9秒
4F:52.0秒
3F:37.6秒
1F:12.5秒

結果:半馬身先着

最終追い切りの動き

函館ウッドで追走する形。

馬場の内目から進めたが、1週前同様にきびきびした走り。

直線では仕掛けに反応し、ストライドを広げながら力強く伸びた。

大きな歩様で最後までまとめており、身体の使い方も良い。

この時期の2歳馬としてはトモの発達も目立ち、力強さを感じる動き。

洋芝のような力のいる馬場への適性を感じさせる。

追い切り評価コメント

最終追い切りでは函館Wで終い12秒5。

古馬2勝クラス相手にきっちり先着。

デビュー戦時の最終追い切りでは終い13秒台だったことを考えると、今回は明らかに良化。

前走を使ったことで型通りに状態が上向いている。

厩舎・陣営面

今回確認できる厩舎コメントはなし。

買い材料

・最終追い切りで古馬2勝クラスに先着

・前走から調教時計が良化

・終い12秒5の反応

・力強いフォーム

・洋芝適性を感じる動き

不安材料

・1週前は併せ馬に遅れ

・美浦→函館の移動過程はややハード

・初戦以上の相手強化

総合評価

前走を使った効果が調教に表れている。

最終追い切りの内容は今回のメンバーでも上位級。

力のいる函館芝は合いそうで、上積みを感じる一頭。

⑧ ダイシンドラゴン


中間追い切り

前走から中2週での参戦。

中間追い切り:

7月12日(日)函館W

内容:

馬なり
単走

時計詳細は確認できず。

中2週ということもあり、状態維持を意識した調整。

1週前追い切り

※確認できる1週前追い切り時計なし。

最終追い切り

7月15日(水)函館W(良)

内容:

単走

騎乗者:丹内騎手

5F:70.8秒
4F:55.0秒
3F:40.5秒
1F:12.7秒

脚色:馬なり

最終追い切りの動き

函館ウッドで単走。

序盤から比較的積極的に動いており、馬なりでも前向きさを感じる。

道中のリズムは良く、四肢をしっかり使った走り。

直線でも大きくフォームを崩さず、最後まで自分のリズムで走破。

時計は目立つものではない。

ただし、この馬は前走時も調教時計が派手ではない中で結果を出しており、時計だけで判断するタイプではなさそう。

追い切り評価コメント

中2週のため、この中間は調整程度。

使い詰めということもあり、大きな変化は感じない。

ただ、調教で時計を出さなくても走れるタイプ。

全体的にはきびきびした動きで、時計以上に仕上がっている印象。

厩舎・陣営面

今回確認できる厩舎コメントはなし。

買い材料

・前走時と同じく時計以上に動けるタイプ

・馬なりでも前向きな動き

・状態は維持できている

・中2週でも大きな不安なし

不安材料

・上積みは感じにくい

・調教時計は目立たない

・強調できる決め手材料は少ない

総合評価

状態面での不安は少ない。

ただし今回は「さらに良化した」というより、前走時の状態を維持している印象。

能力比較でどこまで通用するかがポイント。

⑨ ダイメイビッグボス


中間追い切り

1週前追い切り

7月8日(水)美浦W(良)

併せ馬:

カリスマン(牡2・新馬)

助手騎乗

僚馬より2馬身先行

馬なりで併せ

5F:64.9秒
4F:50.4秒
3F:36.8秒
1F:11.5秒

結果:半馬身先着

1週前の動き

僚馬の外側から追い切り。

序盤から前脚を掻き込むような走りで、淡々としたリズムを維持していた。

四肢の動きは機敏で、無駄のない脚さばき。

直線に入ってからも前脚の回転を落とすことなく、自分のフォームで走れていた。

5F64秒9は自己ベスト。

馬なりながらしっかり時計を出しており、状態の良さは感じられる内容だった。

最終追い切り

7月15日(水)函館芝(良)

併せ馬:

シークレットシティ(牡3・未勝利)

舟山騎手騎乗

僚馬を2馬身追走

強め

4F:53.5秒
3F:39.0秒
1F:11.6秒

結果:半馬身遅れ

※当日のレース騎乗予定は横山武史騎手

最終追い切りの動き

函館芝コースで僚馬の内側から追走。

1週前同様、前脚を素早く動かしながら軽快なフットワークを披露。

身体全体を大きく使うタイプではないものの、無駄の少ない走りでスムーズに進められていた。

ただ、直線では少し頭の動きがフワッとする場面があり、騎手の手が動いた割には伸び切れなかった。

手前を変えられていない影響も考えられるが、最後の伸びという部分では物足りなさが残った。

追い切り評価コメント

最終追い切りの函館芝では強めに追われたものの、併せ馬に遅れ。

勝利した前走時は今回より速い時計を出しながら、併せ馬相手にも互角以上の動きを見せていた。

その比較では今回は少し見劣る内容。

1週前の動きは良く、状態自体が悪いわけではない。

ただ、前走以上の上積みという意味では疑問が残る。

評価:前走キープ程度。強調材料は少ない。

⑩ ダマスク


中間追い切り

今回は中1週で函館滞在。

中間追い切り時計は確認できず。

大きな負荷を掛けるより、状態維持を重視した調整と見られる。

最終追い切り

7月15日(水)函館W(良)

併せ馬:

ムーンリットレイン(3歳未勝利)

黛騎手騎乗

僚馬を2馬身追走

馬なり

5F:71.4秒
4F:54.8秒
3F:40.0秒
1F:13.1秒

結果:半馬身先着

最終追い切りの動き

函館Wで僚馬の内側から追走。

コーナーでは集中力を保ち、リズム良く走れていた。

直線では少し僚馬を見る場面もあったが、四肢をきびきび動かしながら最後まで脚色を維持。

時計自体は5F71秒4、終い13秒1で目立つものではない。

ただ、中1週というローテーションを考えれば十分な内容。

気持ちの乗った走りができており、状態面の不安は感じられない。

追い切り評価コメント

最終追い切りでは併せ馬で楽に先着。

デビュー戦だった前走では、

・最終追い切りで併せ馬に劣勢

・1週前追い切りでも併せ馬に遅れ

という内容だった。

今回はその時と比較すると、動きは明らかに良化。

芝適性については未知数。

ただ、状態面だけを見るなら前走以上の雰囲気がある。

まだ2歳馬らしい身体の使い方の若さは残るものの、レースに向けた仕上がりは良好。

評価:状態上向き。芝対応できれば面白い存在。

⑪ ノリヤンモーニン


中間追い切り

1週前追い切り

7月8日(水)函館芝(良)

併せ馬:

マドモアゼルアスク(牝4・2勝クラス)
もう1頭(名称不明)

浜中騎手騎乗

僚馬を2馬身追走

3頭併せ

ゴール前仕掛け

5F:64.5秒
4F:49.0秒
3F:35.4秒
1F:11.7秒

結果:1馬身先着

1週前の動き

3頭併せの一番内側から追い切り。

序盤から長い胴を活かして四肢を大きく動かしており、推進力のある走り。

身体の使い方にはまだ若さがあり、

・前脚の幅が少し広い

・直線では頭がやや高い

など、完成度という面では課題も見える。

ただ、動き自体は非常に活発。

ゴール前で仕掛けられてからの反応も良く、最後まで気持ちを切らさず走れていた。

5F64秒5、終い1F11秒7は優秀な時計。

古馬2勝クラス相手に先着した点も評価できる。

強めに負荷を掛けたことで、さらなる良化が期待できる内容だった。

最終追い切り

7月15日(水)函館W(良)

内容:

浜中騎手騎乗
単走
馬場3分どころ
馬なり

5F:72.7秒
4F:56.9秒
3F:42.1秒
1F:13.8秒

最終追い切りの動き

1週前にしっかり負荷を掛けたため、最終追い切りは軽めの調整。

馬なりながら推進力を保ったままコーナーを回れており、気配は悪くない。

直線ではほぼ流す形で、終い1F13秒8と時計面では目立たない。

ただ、追えば動けるタイプ。

1週前にはしっかり時計を出しており、今回の内容は状態確認程度と考えられる。

追い切り評価コメント

1週前の函館芝で3ハロン35秒4。

古馬2勝クラス相手に先着する動きを見せており、調教内容は非常に良い。

ダート勝ち馬ではあるものの、芝でのスピード対応力を感じさせる内容。

調教本数がやや少ない点は気になるが、動きそのものは高評価。

前走以上の状態にある可能性が高い。

芝替わりでどこまで対応できるかが最大のポイント。

評価:調教は上位クラス。芝適性が噛み合えば一発まで期待できる。

⑫ フェリチタ


中間追い切り

1週前追い切り

7月8日(水)函館W(良)

内容:

見習騎手騎乗
単走
一杯

5F:67.6秒
4F:52.1秒
3F:38.2秒
1F:12.2秒

1週前の動き

函館Wで単走追い。

他馬がすぐ外にいたため、実質的には並走に近い形。

序盤から少し行きっぷりが良く、騎手が軽く抑える場面もあった。

ただ、コーナリングは器用。

直線では手が動いた際の反応も良く、スムーズに加速。

頭でリズムを取りながら最後まで集中して走れており、折り合い面にも問題は感じられなかった。

一杯に追ったことで、良い負荷が掛かった内容。

最終追い切り

7月15日(水)函館芝(良)

併せ馬:

ランフォーザエイジ(牝2・新馬)
もう1頭(名称不明)

横山和生騎手騎乗

3頭併せ

馬なり

5F:67.4秒
4F:51.4秒
3F:37.7秒
1F:12.2秒

結果:併入

最終追い切りの動き

3頭併せの一番外側から追い切り。

コーナーでは3頭横並び。

直線では他馬も集まり、実質的には5頭併せに近い形になった。

その中でも序盤から余裕のある手応え。

四肢をしっかり伸ばしながら、最後までリズムを崩さず走れていた。

大きな上積みというより、前走時の状態を維持しながら実戦に向けて整った印象。

追い切り評価コメント

1週前の函館Wで終い12秒2。

しっかり負荷を掛けながら鋭い脚を見せている。

最終追い切りは調整程度だったが、併せ馬でスムーズに動けており状態は良好。

デビュー前から調教では良い動きを見せていた馬で、今回も安定した仕上がり。

一度使われた上積みも感じられる。

評価:好調維持。大崩れは考えにくい仕上がり。

⑬ ロンドンガーズ


中間追い切り

中間追い切りは、

坂路:9本
ウッド:1本

を消化。

目立った時計は確認できないものの、最終追い切りに向けて本数はしっかり積まれている。

初戦は阪神芝での競馬だったため、今回は函館の洋芝適性を確認する意味でも最終追い切りの内容が重要になる。

最終追い切り

7月15日(水)函館芝(良)

併せ馬:

サンライズジャポネ(牡2・新馬)

北村友一騎手騎乗

僚馬を3馬身追走

馬なり

5F:65.7秒
4F:49.7秒
3F:36.9秒
1F:11.4秒

結果:クビ差先着

最終追い切りの動き

函館芝コースで僚馬の外側から追走。

序盤から四肢の動きが非常にスムーズで、軽快な脚さばきを披露。

馬なりながら行きっぷりは良く、追走する形でも余裕のある手応え。

直線では一瞬、僚馬との差を詰めるまでに時間がかかったが、外へ持ち出してから反応が一変。

終い1F11秒4の鋭い伸び脚で楽に差し切った。

併せたサンライズジャポネは末強めだったのに対し、ロンドンガーズは馬なり。

その状況で先着した点は評価できる。

動き・状態コメント

直線の短い函館コースでラスト1F11秒4。

瞬発力、反応の良さは今回のメンバーでも上位。

馬体の張りも良く、動きには俊敏さがある。

初戦は阪神芝で結果を出しているが、今回の追い切りでは函館芝でも軽快な走りを見せており、洋芝への対応力も感じさせる。

前走から大きな上積みというより、好調を維持している印象。

ただ、初めての函館コース、そして2戦目で相手強化となる点はポイント。

追い切り評価コメント

最終追い切りの函館芝で、

5F65秒7
ラスト1F11秒4

をマーク。

追走から外へ持ち出し、併せ馬を楽に交わす内容。

デビュー前から調教では高い能力を示しており、今回もその動きは健在。

初戦が野芝だった点から洋芝適性が鍵だったが、直前追い切りで函館芝への対応力も確認できた。

スタートセンス、スピード、調教内容を総合すると、上位評価できる仕上がり。

評価:状態は非常に良好。追い切り内容では最上位クラス。

函館2歳S 追い切り総まとめ

※評価は「追い切り内容のみ」から判断しています。

レース適性・枠順・展開・騎手要素は別評価として扱います。

追い切り総合ランキング

順位 馬名 追い切り評価
1位 ロンドンガーズ A
2位 イモージェン A
3位 シグレ A
4位 ノリヤンモーニン A
5位 セタキト A
6位 クロリス B+
7位 フェリチタ B+
8位 ダマスク B+
9位 ショウナンカノア B
10位 ダイシンドラゴン B
11位 ダイメイビッグボス B-
12位 アルテクィーン B-
13位 ウンスイ B-

追い切り上位評価馬

◎ ロンドンガーズ


評価ポイント

最終追い切りの内容が今回のメンバーでも最上位。

函館芝で、

5F65秒7
3F36秒9
ラスト1F11秒4

という時計。

さらに、

3馬身追走
馬なり
併せ馬先着

という内容。

単純な時計だけではなく、追走してからの反応が非常に良い。

直線では外へ持ち出してから一気に加速。

短い函館コースで必要になる瞬発力、反応力を調教で示している。

初戦は阪神芝だったが、函館芝での動きも軽快。

洋芝への対応力も感じられる。

不安材料

・2戦目で相手強化

・函館実戦は初めて

ただし、追い切り内容だけなら大きな不安は少ない。

○ イモージェン


評価ポイント

今回の追い切りで最も変化が大きかった馬。

1週前は、

5F69秒8
ラスト13秒3
併入

と少し地味な内容だった。

しかし最終追い切りでは一変。

函館芝

5F63秒5

3F34秒7

ラスト11秒5

4馬身先着

序盤から四肢の回転が速く、スピード感十分。

最後は手前を替えてから鋭く伸びている。

能力の高さを感じさせる内容。

不安材料

・まだ完成途上

・折り合いや若さが残る可能性

能力は高そうだが、レースで気性面が鍵。

▲ シグレ


評価ポイント

中2週ながら状態維持という意味では非常に良い。

最終追い切りでは、

3頭併せ
馬なり
先着

という内容。

無理をしていない中で、頭を低く保ち、一定のリズムで走れている。

前走時から調子落ちは感じない。

デビュー前から調教で良い動きをしていた馬で、今回もその能力を維持。

不安材料

・大きな上積みというより現状維持

・前走以上のパフォーマンスがあるか

ただ、状態面の不安は少ない。

☆ ノリヤンモーニン


評価ポイント

1週前追い切りの内容が非常に優秀。

函館芝で、

5F64秒5
ラスト1F11秒7

を記録。

古馬2勝クラス相手に先着する動きを見せている。

長い胴を活かした大きなフォーム。

芝で必要になるスピード能力を感じさせる調教内容だった。

ダート勝ち馬ではあるものの、芝替わりへの期待を持てる動きを披露。

不安材料

・調教本数はやや少ない

・芝適性は未知

ただし、追い切りだけなら高評価できる一頭。

△ セタキト


評価ポイント

前走からの良化が大きい馬。

最終追い切りでは、

5F68秒9
ラスト1F12秒5
古馬2勝クラスに先着

デビュー戦時より明らかに動きが良化。

身体の使い方も良くなり、力強さが増している。

洋芝向きのパワーも感じる。

不安材料

・函館→美浦→函館の移動過程

・まだキャリア2戦目

ただ、追い切りでは確実な上向きが見える。

状態良好も適性が鍵の馬

クロリス


調教内容だけなら上位級。

1週前追い切りでは、

栗東坂路
52秒5
自己ベスト更新

負荷をかけながらしっかり先着。

最終追い切りでもシグレ相手に大きく見劣らない動きだった。

状態面はかなり良い。

不安点

最大のポイントは芝適性。

ダート勝ち馬のため、洋芝でどこまでスピード対応できるかが鍵。

フェリチタ


1週前にしっかり負荷をかけ、最終追い切りでは馬なりでスムーズ。

前走時から調子は維持できている。

良い点

・終い12秒2の反応

・併せ馬で安定した動き

・一度使われた上積み

不安点

・大きな上積みは感じにくい

・能力比較が必要

ダマスク


中1週ながら最終追い切りでは併せ馬で先着。

良い点

・前走時より動きは良化

・集中力がある

・状態面は上向き

不安点

・芝適性は未知

・身体の使い方に若さが残る


追い切りから見る慎重評価馬

アルテクィーン


良い点

・中1週でも函館W66秒台

・しっかり負荷をかけられている

不安点

・終い13秒7

・失速ラップ

・折り合い面の不安

・連戦による疲労感

前走までの勢いを維持できているかは疑問が残る。

ダイメイビッグボス


良い点

・1週前は自己ベスト

・動き自体は悪くない

不安点

・最終追い切りで伸び不足

・前走比較で迫力不足

・上積みは弱い

ウンスイ


良い点

・最終追い切りは安定

・フォームは崩れない

不安点

・1週前追い切りで遅れ

・地方から中央移籍初戦

・初芝が未知

ショウナンカノア


良い点

・状態維持

・函館滞在で負担少ない

不安点

・中1週で大きな変化なし

・上積み不足

ダイシンドラゴン


良い点

・時計以上に動けるタイプ

・馬なりでも前向き

不安点

・上積みは感じにくい

・調教面で目立つ材料不足

追い切りから見る買える馬

積極的に評価したい馬

◎ ロンドンガーズ


評価ポイント

反応・瞬発力・時計すべて高水準。

最終追い切りでは函館芝で、

5F65秒7
ラスト1F11秒4

を記録。

追走から外へ持ち出して一気に伸びる内容で、実戦で重要となる加速力を調教で示している。

○ イモージェン


評価ポイント

最終追い切りでの変化が非常に大きい。

函館芝で、

5F63秒5
3F34秒7
ラスト1F11秒5

をマーク。

1週前から大きく良化しており、能力の高さを感じる動き。

▲ シグレ


評価ポイント

前走時の状態をしっかり維持。

中2週でも併せ馬を消化し、無理なく先着。

完成度が高く、函館芝への対応力も期待できる。

☆ ノリヤンモーニン


評価ポイント

芝適性を感じさせる調教内容。

1週前函館芝で古馬2勝クラス相手に先着。

ダート勝ち馬ながら、芝スピードへの対応力を感じる。

△ セタキト


評価ポイント

一度使われたことで確実に良化。

最終追い切りでは古馬2勝クラス相手に先着。

力強いフォームで洋芝適性を感じる動き。

危険視したい人気馬候補

アルテクィーン


慎重評価理由

・終い13秒7

・追われた割に伸び不足

・ラストの失速

・折り合い面の不安

・連戦による疲労感

能力や実績は評価できるものの、追い切り内容だけを見ると前走までの勢いを維持できているか疑問が残る。

ダイメイビッグボス


慎重評価理由

・最終追い切りで併せ馬に遅れ

・伸び切れない内容

・前走以上の上積みは感じにくい

1週前の動きは良いものの、最終追い切りとの比較では強調材料が少ない。

ウンスイ


慎重評価理由

・初芝が未知

・1週前追い切りで遅れ

・スピード面で比較が必要

調教量は評価できるが、中央芝短距離への対応力がポイントになる。

函館2歳S 追い切り総括

今回の函館2歳Sは、追い切り内容を見る限り、

ロンドンガーズ
イモージェン
シグレ

この3頭が一段上の内容を見せている。

その後に、

ノリヤンモーニン
セタキト
クロリス

が続く評価。

特にロンドンガーズは、単純な時計だけではなく、

追走

反応

伸び

という実戦で重要になる動きを調教で見せている点が大きな評価材料。

一方で、

アルテクィーン
ダイメイビッグボス

は前走時との比較で不安材料が出ており、人気になる場合は慎重に判断したい。

最終追い切り評価まとめ

評価 馬名 ポイント
A ロンドンガーズ 瞬発力・反応力・時計すべて高水準
A イモージェン 最終追い切りで大幅良化
A シグレ 好状態を維持
A ノリヤンモーニン 芝対応力を感じる動き
A セタキト 前走から明確な上向き

以上、函館2歳Sの追い切り評価まとめ。

調教内容だけで見ると、今年は上位評価馬と慎重評価馬の差が比較的大きく、仕上がり面ではロンドンガーズ、イモージェン、シグレが中心となる内容だった。

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