【3カ月でTOPIK4級合格】初心者でもできる韓国語勉強法とロードマップを全公開

【3カ月でTOPIK4級合格】初心者でもできる韓国語勉強法とロードマップを全公開

「韓国語を勉強したいけれど、何から始めればいいかわからない」「初心者から3カ月でTOPIK4級なんて本当に狙えるの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。

私自身も韓国語初心者から勉強を始め、ハングル、文法、単語、リスニング、読解、作文へと段階的に学習を進め、3カ月でTOPIK(韓国語能力試験)4級に合格しました。

この記事では、実際に取り組んだ3カ月間の学習ロードマップをはじめ、ハングルの覚え方、TOPIK対策、独自の勉強法、避けたほうがよい学習法、モチベーションを維持する方法までまとめて紹介します。

短期間での合格を目指す場合でも、すべてを完璧に覚える必要はありません。大切なのは、順番を決めて学習し、毎日の生活の中で韓国語に触れる時間を積み重ねることです。

第1章|はじめに:3カ月の勉強法でTOPIK4級に合格した話

韓国語初心者でも短期合格は十分に狙える

韓国語は難しそうに見えますが、実際に勉強を始めてみると、一定の規則性があり、日本語話者にとって理解しやすい部分も多い言語です。

私自身も、ドラマやSNSなどを通じて韓国語に触れながら学習を続け、3カ月でTOPIK4級に合格できました。

特に大きかったのは、最初からすべてを完璧に覚えようとしなかったことです。ハングル、基礎文法、頻出単語を押さえたうえで、聞く・読む・書く練習へと少しずつ広げていきました。

私の場合、ハングルは学習開始から約1時間で基本的な読み方を理解できました。さらに、韓国語は日本語と語順が似ているため、文法についても比較的入りやすく感じました。

この記事のポイント

短期合格を目指すなら、「韓国語をすべて理解すること」よりも、TOPIK4級に必要な力を意識しながら、基礎→インプット→試験対策の順に進めることが重要です。

TOPIKの試験概要や各級の評価基準については、韓国教育財団の公式サイトでも確認できます。

第2章|勉強開始前にやったこと:まずは“韓国語の壁”を壊す

韓国語の勉強を始めるとき、最初にぶつかりやすいのが「なんとなく難しそう」というイメージです。

私も最初は、TOPIKと聞くだけで「そんな本格的な試験、自分には無理なのでは」と感じていました。

しかし、実際に学習を始めてみると、韓国語には日本語と共通する部分が多く、勉強の進め方さえ整理できれば、想像していたほど高い壁ではありませんでした。

韓国語は“難しい言語”という思い込みを捨てる

最初に意識したのは、「韓国語=難しい」と決めつけないことでした。

日本語と韓国語には、学習を進めるうえで助けになる共通点があります。

  • 基本的な語順が似ている
  • 助詞を使うという考え方がある
  • 敬語表現が発達している
  • 漢字由来の語彙が多く、日本語話者が意味を推測しやすい場合がある

英語などとは文の組み立て方が大きく違いますが、韓国語は日本語に近い感覚で理解できる部分があります。

「日本語話者にとって学びやすい要素がある」とわかるだけでも、TOPIK合格までの道のりがぐっと現実的に感じられました。

“ハングルの壁”を先に壊す

韓国語学習の最初の関門になりやすいのがハングルです。

見慣れていない段階では複雑な記号のように見えますが、基本は子音と母音の組み合わせです。

  • 子音と母音を組み合わせて1文字を作る
  • 基本となる文字の仕組みを覚えれば応用しやすい
  • 規則を理解すると初めて見る単語も読めるようになる

私の場合は、約1時間の学習で基本的な文字の読み方を理解できました。

もちろん、正確な発音やパッチム、音変化まで1時間ですべて習得したわけではありません。それでも「文字を見て音にできる」という状態になったことで、その後の学習が大きく進みました。

最初の成功体験を作る

「ハングルが読めた」という感覚は、初心者にとって大きな自信になります。最初に小さな成功体験を作ることで、その後の単語・文法・TOPIK対策にも入りやすくなります。

ハングルの構造や発音については、韓国の国立国語院による日本語向け資料も参考になります。

TOPIK4級のレベル感を先に知る

勉強を始める前には、TOPIK4級でどの程度の韓国語力が求められるのかを大まかに確認しました。

TOPIK4級は中級に位置づけられるため、初級レベルの知識だけでは届きません。しかし、最初からネイティブのような韓国語能力が要求されるわけでもありません。

日常生活に関する文章を理解する力、一定の長さの文章を読む力、会話や説明を聞いて内容を把握する力、そしてTOPIK IIでは作文問題に対応する力が必要になります。

目標となるレベルを先に知ったことで、「何でも勉強する」のではなく「合格に必要な力を順番に伸ばす」という考え方に変わりました。

“完璧にやろうとしない”と決める

韓国語学習では、完璧主義になりすぎると進みづらくなります。

私は最初から、「一度で理解できなくても気にしない」「わからないところはいったん先へ進む」と決めました。

わからない文法に出会うたびに立ち止まっていると、学習量そのものが減ってしまいます。あとから何度も韓国語に触れているうちに、以前は理解できなかった表現が自然にわかることもあります。

TOPIK対策でも必要なのは、すべてを100%理解することではありません。合格に必要な力を積み上げながら、学習を止めないことが大切です。

韓国語の勉強を“生活に溶かす”準備をする

韓国語を続けるために意識したのが、勉強を特別なイベントにしないことです。

私は、普段の生活の中に韓国語を入れるルーティンを作りました。

  • 移動中に単語アプリを開く
  • 夜は韓国語字幕を使って動画やドラマを見る
  • 朝や夜に韓国語で3行だけ日記を書く

机に向かわなければ勉強できない状態にすると、忙しい日ほど継続が難しくなります。

一方、普段の行動と韓国語学習をセットにしてしまえば、勉強を始める心理的な負担をかなり小さくできます。

第3章|ハングルは1時間で読めるようになる(実体験)

1時間で基本的な読み方を身につけた学習ステップ

韓国語を初めて見ると、ハングルは「記号のようで難しそう」と感じるかもしれません。私も最初はそうでした。

ところが、実際に仕組みを確認してみると、ハングルは規則性が高く、基本構造はかなりシンプルです。

私の場合は約1時間で、基本的な文字を見ておおよその音を読める状態になりました。

※ここでいう「読める」は、基本的な子音・母音の組み合わせを理解した段階です。パッチムや音変化、自然な発音などは、その後も継続して学習しました。

ハングルは“暗号”ではなく組み合わせ

ハングルは、基本的に子音と母音を組み合わせて一つの文字を作ります。

  • 子音:ㄱ、ㄴ、ㄷ、ㅁ、ㅂ など
  • 母音:ㅏ、ㅑ、ㅓ、ㅕ、ㅗ など
  • 子音と母音を一つのブロックとして配置する

たとえば「가」は、ㄱとㅏの組み合わせです。

この基本的な構造がわかると、それまで複雑に見えていたハングルが、少しずつ「読める文字」に変わっていきます。

私が実際にやった「1時間ハングル読める化」勉強法

① 子音と母音をざっくり見る

最初から完璧に暗記しようとせず、「こういう文字があるんだ」と全体を眺めました。

② 組み合わせの仕組みを理解する

一文字ずつ別物として覚えるのではなく、子音と母音を組み合わせるという仕組みを先に理解しました。

③ 簡単な単語を読んでみる

  • 가다(行く)
  • 나무(木)
  • 바다(海)
  • 사과(りんご)

実際の単語を読めるようになると、「本当に韓国語を読めている」という感覚が生まれます。

④ 声に出して読む

文字だけを目で追うのではなく、必ず声に出しました。文字と音をセットで覚えることで、その後のリスニング学習にもつながります。

ハングルが読めるとTOPIK対策が進みやすい理由

単語を覚えやすくなる

ハングルが読めれば、単語帳に載っている韓国語を「記号」ではなく「音のある言葉」として覚えられます。

文法書の例文を活用できる

例文を自分で読めるようになると、文法の説明と実際の使い方を結び付けやすくなります。

リスニング学習につながる

文字と音の対応がわかることで、「今聞こえた音はこの文字だったのか」と確認できるようになります。

作文にもつながる

単語や例文を読む量が増えると、韓国語の語順や表現にも触れる回数が増えます。その積み重ねがTOPIKの作文対策にも役立ちました。

ハングルはゴールではなくスタート地点

最初から完璧な発音を目指すより、まず基本的な文字を読めるようにして、その後の単語・文法・リスニング学習へ進むほうが、私は効率よく学習できました。

第4章|3カ月の学習ロードマップ|TOPIK4級合格までの最短ルート

TOPIK4級を3カ月で目指すなら、「何を勉強するか」だけでなく、どの順番で取り組むかが重要です。

私の場合は、1カ月目に基礎、2カ月目にインプット、3カ月目にTOPIK対策という流れで進めました。

期間 学習テーマ 主な内容
1カ月目 基礎固め ハングル・基礎文法・頻出単語・語順
2カ月目 インプット強化 動画・ドラマ・シャドーイング・例文暗記・韓国語検索
3カ月目 TOPIK対策 読解・聴解・作文・過去問分析

1カ月目:基礎固め(ハングル+文法+頻出単語)

① ハングルを最初に攻略する

第3章でも紹介したとおり、最初はハングルの基本的な読み方を覚えました。

私の場合、仕組みそのものは約1時間で理解できましたが、その後も単語を読みながら定着させました。

ハングルを読めるようになると、文法書、単語帳、TOPIKの問題文など、あらゆる教材を使いやすくなります。

② 文法は“使いながら”覚える

文法書を最初から最後まで暗記するのではなく、初級段階で頻繁に使う表現から覚えました。

  • ~です/ます:~요
  • ~したい:~고 싶어요
  • ~している:~고 있어요
  • ~だから:~니까
  • ~けれど:~지만
  • ~と思う・~ようだ:~것 같아요
  • 過去形・未来表現

大切なのは、これだけ覚えればTOPIK4級に十分という意味ではなく、基本文法を足場にして徐々に使える表現を増やしていくことです。

③ 単語は身近な生活語彙から始める

最初から難しい語彙ばかり覚えるのではなく、日常生活で頻繁に使う単語を優先しました。

  • 食べ物
  • 場所
  • 感情
  • 動作
  • 日常生活で使う名詞

基礎語彙が増えると、読解でも聴解でも「知っている単語」が増えるため、文章全体の意味を推測しやすくなります。

④ 語順の感覚を育てる

1カ月目から特に重視したのが、教材にある対話文や短い文章を使った「丸暗記→書き出し」です。

  1. 教材の対話文や短文を音読する
  2. 文章を覚える
  3. 何も見ずに紙へ書く
  4. 原文と比較して間違いを修正する
  5. もう一度音読して定着させる

この方法を続けることで、単語を一つずつ組み立てるのではなく、韓国語らしい語順をまとまりとして覚えられるようになりました。

2カ月目:インプットを増やす(聞く・読む・真似する)

① ドラマ・YouTube・好きなコンテンツを教材にする

韓国語学習を続けるうえで、自分が好きなものを教材にする方法は非常に役立ちました。

  • 好きな芸能人のVlog
  • 韓国ドラマ
  • 韓国人YouTuberの動画
  • 比較的わかりやすい韓国語ニュース

興味がある内容なら、「勉強しなければ」と思わなくても自然に韓国語へ触れる時間が増えます。

② シャドーイングで韓国語の音に慣れる

シャドーイングでは、聞こえてきた韓国語を少し遅れて真似する練習をしました。

最初からすべての意味を理解することより、発音・イントネーション・リズムを真似することを意識しました。

聞き取れない部分があれば字幕やスクリプトで確認し、もう一度聞き直します。

③ 例文暗記で文法を定着させる

文法項目だけを覚えるのではなく、その文法が使われている例文ごと覚えました。

たとえば「~고 싶어요」という形だけではなく、実際に自分が使いそうな文章にして覚えます。

例文をまとまりとして覚えておくと、作文でも表現を取り出しやすくなりました。

④ 韓国語で検索する習慣をつける

2カ月目からは、簡単なことでもできるだけ韓国語で検索するようにしました。

  • 韓国語の検索ワードを使う
  • 韓国語の記事を読む
  • 韓国語のSNS投稿やQ&Aを見る

知らない単語が出てきても、前後の文脈から意味を推測する練習になります。

3カ月目:TOPIK対策に集中する

3カ月目は、新しい教材を次々に増やすより、TOPIKの問題形式に慣れることを優先しました。

読解対策:文章の構造を意識する

TOPIKの読解では、単語を一つずつ訳すだけでなく、文章全体が何を説明しているのかを見るようにしました。

たとえば、次のような文章の役割を意識します。

  • 説明文:特徴・理由・目的を説明する
  • 案内文:日時・場所・注意事項を伝える
  • 意見文:主張・理由・結論を示す
  • 会話文:状況や話し手の意図を読み取る

過去問を解いたあとは正解・不正解だけを確認せず、「何を見れば答えられたのか」を分析しました。

聴解対策:すべてを聞き取ろうとしない

TOPIKの聴解では、一語一句すべてを聞き取れなくても、問題によっては重要なキーワードや会話の流れから答えを絞れます。

特に意識したのは次のような情報です。

  • 時間
  • 場所
  • 人物
  • 感情
  • 会話の目的
  • 話の結論

普段は好きな動画を数分だけでも聞き、聞き取れた単語をメモしました。

また、十分に内容を理解した教材については、速度を上げて聞く練習も取り入れました。ただし、速く聞くこと自体を目的にするのではなく、通常速度の韓国語を余裕を持って聞くための補助練習として使いました。

作文対策:構成を先に決める

作文では、何を書くかを考えながら同時に文章を組み立てると時間がかかります。

そこで、基本的な文章構成をあらかじめ決めていました。

  1. 導入:テーマについて簡潔に説明する
  2. 本論:理由や根拠を整理して書く
  3. 結論:内容をまとめ、自分の考えを示す

テーマによって必要な構成は変わりますが、文章の流れを意識するだけでも、何から書けばよいかわからない状態を減らせます。

過去問は“解いて終わり”にしない

私が3カ月目に特に意識したのは、過去問を解いたあとに分析することです。

  • 知らなかった語彙は何か
  • どのタイプの文章で間違えたか
  • 選択肢のどこを読み違えたか
  • 聴解では何を聞き逃したか
  • 作文では何が書けなかったか

間違えた原因がわかれば、次に勉強する内容も明確になります。

3カ月目は「試験に慣れる期間」

1カ月目で基礎を作り、2カ月目で韓国語に触れる量を増やし、3カ月目にTOPIKの形式へ集中する。この順番が、私にとって最も進めやすい流れでした。

第5章|私がやったユニークな勉強法|TOPIK4級合格を近づけた学習法

TOPIK4級に3カ月で合格できた理由の一つは、単語帳や文法書だけに頼らず、生活の中で韓国語を使う機会を増やしたことだと思っています。

ここでは、私が実際に続けていた少し変わった勉強法を紹介します。

「韓国語で独り言」を習慣にする

特におすすめなのが、普段頭の中で考えていることを韓国語に置き換える方法です。

  • 朝起きて「오늘 뭐 하지?(今日何しよう?)」
  • 料理を見て「이거 맛있겠다.(これ、おいしそう)」
  • 外に出て「날씨 좋다.(天気いいな)」

完璧な文章を作る必要はありません。

言いたいのに言えない表現が見つかったら、その場で調べます。すると、「自分が実際に使いたかった単語」なので記憶にも残りやすくなります。

好きな人や作品のSNSを教材にする

TOPIK対策だけを毎日続けるのは、どうしても疲れます。

そこで私は、好きな韓国人のSNSや動画も積極的に教材として使いました。

  • Instagram
  • XなどのSNS
  • Vlog
  • 動画のコメント欄

興味がある人の言葉なら、わからなくても「意味を知りたい」という気持ちが自然に生まれます。

ただし、SNSでは省略表現やスラングも多いため、TOPIKの文章表現とは違う場合があることも意識していました。

韓国語日記は“3行だけ”

作文練習として始めたのが、毎日3行だけ書く韓国語日記です。

  • 今日やったこと
  • 今日の気分
  • 明日の予定

長文を書こうとすると続きませんが、3行なら忙しい日でも取り組みやすくなります。

毎日少しずつ書くことで、よく使う動詞や形容詞、時制表現が自然に身につきました。

韓国語で検索する

何かを調べるとき、日本語だけでなく韓国語でも検索しました。

韓国語の記事やQ&Aを読むだけでも、本物の文章に触れる量が増えます。

TOPIKの読解問題を解くときも、韓国語のまとまった文章を見ること自体への抵抗が少なくなりました。

対話文・物語を丸暗記して紙に書き出す

私が特に効果を感じたのが、教材の文章を覚えて、何も見ずに書き出す方法です。

  1. 教材の対話文や短い物語を音読する
  2. 文章を丸ごと覚える
  3. 教材を閉じる
  4. 何も見ずに紙へ書き出す
  5. 原文と比較する
  6. 間違えた部分を修正する
  7. もう一度音読する

この方法では、読む・聞く・話す・書くを一つの文章でまとめて練習できます。

また、韓国語の語順を一から考えるのではなく、自然な文章のまとまりとして覚えられるため、作文でも表現が出てきやすくなりました。

生活の中で韓国語を“使う”時間を増やす

単語帳を開いている時間だけが勉強ではありません。独り言、日記、検索、SNS、動画などを使い、普段の生活そのものを韓国語学習の場にすると、学習時間を増やしやすくなります。

第6章|やってはいけないNG勉強法

TOPIK4級を短期間で目指すなら、「何をするか」と同じくらい時間を使いすぎないほうがよい学習方法を知っておくことも大切です。

私自身、勉強を始めたころは効率の悪い方法に時間を使ったこともありました。

ここでは、短期合格を目指すうえで避けたほうがよいと感じた勉強法をまとめます。

完璧主義で進める

韓国語学習で特に注意したいのが、すべてを完璧に理解してから次へ進もうとすることです。

  • わからない文法をその場ですべて理解しようとする
  • 単語を100%覚えるまで次のページへ進まない
  • 間違えるのが怖くてアウトプットしない

これでは、一つの項目に必要以上の時間がかかってしまいます。

もちろん理解は重要ですが、最初の段階では「だいたいわかった」状態で先へ進み、あとから何度も復習するほうが効率的な場合があります。

難しい単語ばかりを優先する

語彙力はTOPIKで非常に重要ですが、初心者の段階から難解な専門用語ばかり暗記する必要はありません。

短期間で中級を目指すなら、まずは日常生活やTOPIKで触れる機会の多い基礎・中級語彙を優先します。

難しい単語をまったく覚えなくてよいという意味ではなく、基礎語彙を十分に固める前に、使用頻度の低い言葉へ時間を使いすぎないことが大切です。

文法書を最初から最後まで読むことを目的にする

文法書を一冊やり切ること自体を目標にすると、実際に文法を使う練習が少なくなることがあります。

私は、必要な文法を学んだら、例文を音読したり、自分で短い文章を作ったりする方法へすぐ移りました。

文法書は「全部暗記する本」というより、わからない表現を確認する辞書のようにも使えます。

リスニングですべてを理解しようとする

韓国語を聞くたびに一語一句すべて理解しようとすると、わからない部分が出るたびに止まってしまいます。

学習初期は、聞き取れる単語や表現を少しずつ増やし、全体の流れをつかむことも重要です。

ただし、聞き流すだけですべての力が伸びるわけではありません。

集中して聞く時間と、気軽に韓国語へ触れる時間を使い分けるようにしました。

作文を“なんとなく”書くだけで終わらせる

作文は、書くだけでも練習になりますが、間違いを確認しなければ同じミスを繰り返す可能性があります。

私は、文章の基本構成を決め、覚えた例文を応用しながら書くようにしました。

さらに、可能であれば模範解答や教材の解説と比べて、自分の文章に不足している表現を確認します。

過去問を解いて採点するだけ

過去問は、点数を確認するだけではもったいありません。

間違えた問題こそ、自分の弱点を知る材料になります。

  • 知らない単語が原因だったのか
  • 文法を理解できなかったのか
  • 問題文を読み違えたのか
  • 時間が足りなかったのか
  • 聴解で重要部分を聞き逃したのか

原因を分類してから復習すると、次の勉強内容が明確になります。

勉強を“特別な作業”にしてしまう

「毎日必ず机に向かって1時間勉強する」と決めると、忙しい日にできなかっただけで学習そのものを諦めやすくなります。

私の場合は、韓国語を生活に埋め込むほうが続きました。

  • 韓国語で独り言を言う
  • 3行だけ日記を書く
  • 好きな人のSNSを読む
  • 韓国語で検索する
  • 対話文を音読して書き出す

短期学習では「やらないこと」を決めるのも重要

時間には限りがあります。難しいことを大量に勉強するより、今の自分に必要な基礎とTOPIK対策へ時間を集中させるほうが、学習計画を立てやすくなります。

第7章|モチベ維持のコツ:3カ月を走り切るために

TOPIK4級を3カ月で目指す場合、学習内容と同じくらい重要なのが勉強を継続する仕組みです。

どれだけやる気があっても、毎日同じモチベーションを維持するのは難しいものです。

だからこそ、やる気に頼らなくても韓国語に触れられる状態を作っておきました。

小さな成功体験を積む

モチベーションは、「できるようになった」と実感できると上がります。

  • ハングルを読めるようになった
  • 好きな人のSNSを少し理解できた
  • ドラマのセリフが一つ聞き取れた
  • 韓国語で短い文章を書けた
  • 過去問で前回より正解数が増えた

こうした小さな変化を意識すると、「まだできないこと」だけではなく、「以前よりできるようになったこと」にも気づけます。

“やる気がない日用メニュー”を作る

毎日しっかり勉強できるとは限りません。

そこで私は、疲れている日でもできる最低限のメニューを用意していました。

  • 単語アプリを3分だけ開く
  • 好きな人のSNS投稿を一つ読む
  • 韓国語で独り言を一回だけ言う
  • 韓国語字幕で動画を見る

数分でも韓国語へ触れておけば、完全に学習から離れることを防ぎやすくなります。

“できたことリスト”を作る

勉強を続けていると、どうしても「知らない単語」「聞き取れない文章」「書けない作文」など、できないことに目が向きます。

そこで私は、その日にできたことだけを書くリストを作りました。

  • ハングルを読めた
  • 文法を一つ覚えた
  • SNSの文章を理解できた
  • 過去問を一問解いた
  • 韓国語で3行書いた

小さな内容でも記録しておくと、1週間後、1カ月後に見返したとき、自分が想像以上に前へ進んでいることに気づけます。

モチベーションより“仕組み”を作る

やる気がある日だけ勉強するのではなく、やる気がない日でも数分だけ韓国語へ触れられる環境を作ることが、3カ月間続けるうえで大きな助けになりました。

第8章|まとめ:あなたも3カ月でTOPIK4級は狙える

韓国語は短期間でも大きく伸ばせる

韓国語を始める前は、ハングルが見慣れず、TOPIK4級という目標もかなり遠く感じるかもしれません。

私自身も最初は、「3カ月でTOPIK4級なんて本当にできるのだろうか」と感じていました。

しかし、ハングルから始め、基礎文法と単語を覚え、動画やSNSで韓国語へ触れる時間を増やし、最後にTOPIK対策へ集中することで、少しずつ読める・聞ける・書ける範囲が増えていきました。

韓国語は日本語と共通する部分も多く、日本語話者にとって学習を進めやすい要素があります。

もちろん、3カ月でTOPIK4級に合格できるかどうかは、スタート時点の知識、1日に確保できる学習時間、学習方法などによって変わります。

それでも、初心者からでも順番を決めて集中して取り組めば、3カ月という期間で大きく力を伸ばすことは十分可能です。

完璧でなくても、続けることが重要

TOPIK4級を目指すうえで、最初から完璧な韓国語を話せる必要はありません。

知らない単語があっても、聞き取れない部分があっても、作文で間違えても大丈夫です。

重要なのは、間違えたところを確認しながら、少しずつできることを増やしていくことです。

私が3カ月間で意識した流れをまとめると、次のようになります。

段階 取り組むこと 目的
最初 ハングルを読む 韓国語学習の入口を作る
1カ月目 基礎文法・頻出単語・例文 読む・聞く・書くための土台を作る
2カ月目 動画・SNS・音読・シャドーイング 韓国語に触れる量を増やす
3カ月目 読解・聴解・作文・過去問 TOPIKの問題形式に対応する

3カ月でTOPIK4級を目指すために大切なこと

完璧を目指して立ち止まるより、毎日少しずつでも韓国語へ触れ続けること。そして、基礎→インプット→TOPIK対策という順番を意識することです。

今日は単語を3分だけでも構いません。韓国語で独り言を一言だけ言ってもいいですし、好きな人の投稿を一つ読むだけでも構いません。

そうした小さな積み重ねが、数週間後、数カ月後には大きな差になります。

「今の自分にはTOPIK4級なんて無理かもしれない」と感じている人も、まずはハングルを一文字読むところから始めてみてください。

3カ月後には、今よりも韓国語を読める文章が増え、聞き取れる言葉が増え、自分で書ける表現も増えているはずです。

自分のペースで韓国語学習を続けながら、TOPIK4級合格を目指してみてください。

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