【エルムステークス2026】過去10年データ分析|想定14頭の評価×馬場傾向×想定ペース

【エルムステークス2026】過去10年データ分析|想定14頭の評価×馬場傾向×想定ペース

札幌ダート1700mを舞台に行われるエルムステークスGⅢ。2026年はウェイワードアクト、テーオーパスワード、ルクソールカフェ、ナチュラルライズ、ペリエール、オメガギネスなど、ダート重賞・オープン級で実績を持つ馬が想定メンバーに名を連ねています。

ただし、現段階では正式な出馬表・枠順は未発表です。そのため、今回掲載する14頭は出走想定馬として扱い、想定騎手や想定人気についても今後変更される可能性があります。

エルムSを分析するうえで重要なのは、単純な実績や想定人気だけではありません。「年齢」「斤量」「前走内容」「1700m適性」「脚質」「札幌コースへの対応力」「想定ペース」を重ね合わせる必要があります。

過去10年では、4歳・5歳馬の活躍が目立つ一方、6歳以上からも実績馬が馬券内に入っています。また、5番人気以内が3着以内の中心を占めるものの、6~10番人気からも好走馬が出ており、人気だけで取捨を決めるのは危険です。

この記事では、過去10年の傾向を確認したうえで、現時点で出走を想定している14頭を全頭掲載。さらに、想定メンバーの脚質構成から2026年エルムSのペースを推測し、現段階で浮上するタイプと警戒したいタイプを整理します。

1. 競馬記事そのものやギャンブルに関する注意喚起

本記事は競馬予想に関するデータ分析・研究を目的とした情報です。競馬は的中や利益を保証するものではなく、馬券購入は自己責任で行う必要があります。

また、この記事で掲載している14頭は現時点での出走想定馬です。正式な出馬表、枠順、騎手、馬場状態などは今後変更される可能性があります。

過去の成績やデータは将来の結果を保証するものではありません。特にダート競馬は、馬場状態、展開、枠順、スタート、騎手の判断などによって結果が大きく変化します。

2. エルムS過去10年データ分析

過去10年のエルムSを振り返ると、毎年まったく同じタイプの馬が好走しているわけではありません。しかし、3着以内に入った馬を集計すると、いくつか明確な共通点が確認できます。

札幌ダート1700mという舞台設定から、単純な末脚勝負よりも先行力・立ち回り・持続力・コーナーでの機動力が重要になりやすい点も見逃せません。

過去10年データから押さえたいポイント
  • 5番人気以内が3着以内30頭中19頭
  • 4歳・5歳が3着以内30頭中20頭
  • 前走4着以内が3着以内30頭中23頭
  • 勝ち馬10頭中9頭が前走3着以内
  • 11番人気以下は3着以内が1頭のみ

このデータから考えると、基本的には「上位人気+4~5歳+前走好走」が王道パターンです。

ただし、6~10番人気からも複数の好走馬が出ています。穴馬を狙うのであれば、人気薄という理由だけで評価するのではなく、コース適性、展開、前走内容などの裏付けが必要です。

3. 人気別傾向|上位人気だけで決まるレースではない

過去10年の3着以内馬延べ30頭のうち、5番人気以内の馬は19頭。割合では63.3%を占めます。

単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気1-3-2-410.0%40.0%60.0%
2番人気2-1-1-620.0%30.0%40.0%
3番人気0-1-0-90%10.0%10.0%
4番人気2-2-1-520.0%40.0%50.0%
5番人気2-0-1-720.0%20.0%30.0%
6~10番人気3-3-4-406.0%12.0%20.0%
11番人気以下0-0-1-370%0%2.6%

特徴的なのは、単純に人気順が上がるほど成績が良くなるわけではないことです。

特に3番人気が0-1-0-9と振るわない一方、4番人気と5番人気からはそれぞれ2勝が出ています。また6~10番人気からも3勝が出ているため、想定オッズだけで評価を固定するのは早計です。

人気データの結論

5番人気以内を中心に考えるのが基本。ただし、4~10番人気の適性馬は積極的に拾いたい。

2026年の想定段階では、テーオーパスワード、ルクソールカフェ、ウェイワードアクトなどが上位人気候補となっていますが、枠順や最終オッズによって評価は変わります。

4. 年齢別傾向|4歳・5歳が中心

エルムSを考えるうえで、年齢は非常に重要なファクターです。

年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
4歳3-3-0-1713.0%26.1%26.1%
5歳6-4-4-2316.2%27.0%37.8%
6歳1-2-5-332.4%7.3%19.5%
7歳0-0-1-250%0%3.8%
8歳0-1-0-60%14.3%14.3%
9歳0-0-0-20%0%0%
10歳0-0-0-20%0%0%

4歳と5歳を合計すると、3着以内30頭中20頭。つまり馬券内の66.7%を4~5歳馬が占めています。

さらに勝ち馬では4歳3勝、5歳6勝。合計9勝で、過去10年の勝ち馬の90%が4~5歳です。

2026年の想定馬を見ると、4歳はチュウワクリスエス、ナチュラルライズ、ヒルノハンブルク、ルクソールカフェの4頭。5歳はジョーメッドヴィン、テーオーパスワード、レヴォントゥレットの3頭です。

つまり、過去10年の傾向に合致する4~5歳馬が7頭存在します。

2026年の年齢面で注目したい7頭
  • チュウワクリスエス|4歳
  • ナチュラルライズ|4歳・59kg
  • ヒルノハンブルク|4歳
  • ルクソールカフェ|4歳・58kg
  • ジョーメッドヴィン|5歳
  • テーオーパスワード|5歳
  • レヴォントゥレット|5歳

5. 前走着順|前走好走馬が圧倒的に優勢

エルムSで非常に重要なのが前走着順です。

前走着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着5-3-2-1917.2%27.6%34.5%
2着2-4-1-1310.0%30.0%35.0%
3着2-0-1-916.7%16.7%25.0%
4着0-0-3-80%0%27.3%
5着0-1-0-60%14.3%14.3%
6~10着0-2-2-280%6.3%12.5%
11着以下1-0-1-253.7%3.7%7.4%

前走4着以内の馬は、3着以内30頭中23頭。割合にすると76.7%です。

さらに前走1~3着を合計すると9勝。つまり過去10年の勝ち馬10頭中9頭が前走3着以内という非常に強い傾向があります。

したがって、2026年の勝ち馬候補を選ぶ際には、前走着順を重要なフィルターとして使用したいところです。

前走着順の評価基準

勝ち馬候補は前走3着以内を最優先。

馬券内候補まで広げる場合は前走4着以内を中心に考えます。ただし、6着以下から巻き返す馬についても、前走の相手関係、距離、展開、馬場などに明確な敗因があれば軽視できません。

6. 馬券内に絡む馬の共通点

①4~5歳

過去10年の3着以内馬の66.7%が4歳・5歳。特に5歳は勝ち馬6頭、3着内率37.8%と優秀です。

②前走4着以内

3着以内馬の76.7%が前走4着以内。着順だけでなく、どのような内容でその着順になったかまで確認する必要があります。

③前走3着以内なら勝ち切り候補

過去10年で9勝。勝ち馬候補を絞るうえでは非常に強力な条件です。

④人気は5番人気以内が中心

5番人気以内が19/30頭。ただし6~10番人気からも10頭が馬券内に入っています。

⑤札幌・函館1700mでの適性

札幌ダート1700mは、直線だけの瞬発力ではなく、コーナーを回りながら長く脚を使う能力が重要です。

⑥前目のポジションを取れる持続力

逃げ切りだけでなく、逃げ馬を見ながら好位で運び、3~4コーナーから進出できるタイプは高く評価したい存在です。

2026年に重視したい条件

「4~5歳」×「前走4着以内」×「1700m適性」×「好位~中団前目」×「持続力」

この条件が複数重なる馬ほど、現段階では上位評価に値します。

7. 2026年エルムS出走想定馬14頭一覧

現時点では正式な出馬表・枠順が発表されていないため、以下は出走想定馬14頭です。想定騎手、想定オッズ、想定人気も今後変更される可能性があります。

馬名 性齢 斤量 想定騎手 所属・厩舎 想定オッズ 想定人気
アクションプラン牡657.0浜中美浦・池上19.39番人気
ヴァルツァーシャル牡757.0斎藤新美浦・高木15.28番人気
ウェイワードアクト牡657.0舟山美浦・田中博6.03番人気
オメガギネス牡657.0岩田康栗東・安田14.97番人気
オンザムービー牡354.0未定栗東・牧田8.94番人気
ジョーメッドヴィン牡557.0未定栗東・清水久89.913番人気
チュウワクリスエス牡457.0横山和美浦・栗田50.012番人気
テーオードレフォン牡757.0古川吉栗東・梅田115.314番人気
テーオーパスワード牡557.0松山栗東・高柳大3.51番人気
ナチュラルライズ牡459.0横山武美浦・伊藤圭12.86番人気
ヒルノハンブルク牡457.0池添栗東・武英27.111番人気
ペリエール牡658.0佐々木美浦・黒岩10.95番人気
ルクソールカフェ牡458.0岩田望美浦・堀4.72番人気
レヴォントゥレット牡557.0北村友栗東・矢作23.510番人気

※上記は現時点で提示されている想定情報です。正式な出馬表ではありません。枠順、騎手、オッズ、人気などは変更される場合があります。

8. 想定14頭を年齢・斤量・人気・脚質から分析

ここからは、現時点の14頭を単純な人気順ではなく、エルムSの過去データと照らし合わせながら評価します。

テーオーパスワード|5歳・57kg・想定1番人気

想定オッズ3.5倍で現段階の1番人気。5歳という年齢は過去10年のエルムSデータと非常に相性が良く、57kgも別定戦として標準的です。

過去データだけを見れば、年齢面では強く評価できるグループ。さらに想定1番人気という市場評価も加わります。

一方で、1番人気だから自動的に軸という判断は避けたいところ。エルムSは1番人気の3着内率が60%にとどまるため、前走内容と札幌1700mへの適性確認が最終判断の鍵になります。

ルクソールカフェ|4歳・58kg・想定2番人気

想定2番人気の4歳馬。エルムSでは4歳馬も好走率が高く、年齢データとの相性は良好です。

ただし58kgを背負う点はチェックしたい材料。能力そのものが高くても、別定戦での斤量差が展開や持続力勝負にどう影響するかを確認する必要があります。

4歳という強いデータと58kgという負担をどう評価するかがポイントです。

ウェイワードアクト|6歳・57kg・想定3番人気

想定3番人気で、年齢だけを見ると過去10年の中心ゾーンから外れます。

しかし、この馬は今回の展開を考えるうえで非常に重要です。前へ行けるタイプであれば、レース全体のペースを左右する存在になります。

単騎で楽に逃げられるなら、年齢データだけで評価を下げるのは危険です。「自分が好走する能力」だけでなく「他馬の脚質評価まで変えてしまう馬」として見る必要があります。

オンザムービー|3歳・54kg・想定4番人気

3歳馬で54kgという斤量は魅力的です。

一方、過去10年のエルムSでは4~5歳が圧倒的な中心であり、3歳馬はデータ面で中心視しづらいゾーンです。

それでも54kgを生かして古馬相手に先行できるなら、一気に評価を引き上げる余地があります。「年齢データのマイナスを斤量と能力で覆せるか」がポイントです。

ペリエール|6歳・58kg・想定5番人気

想定5番人気。ダート重賞級での実績を持つ一方、6歳で58kgという条件は過去データ上ではやや厳しく映ります。

ただし、エルムSは実績馬が年齢の壁を越えて好走するケースもあります。

人気が大きく下がらないのであれば、単純な年齢減点ではなく、札幌1700mでの立ち回りと当日の馬場状態を重視したい馬です。

ナチュラルライズ|4歳・59kg・想定6番人気

4歳という点は非常に強い材料です。しかし、今回の想定メンバーで最も目立つ条件の一つが59kg

過去データ上は4歳というプラス材料がある一方、斤量面では大きな負担があります。

それでも想定6番人気にとどまっていることを考えると、最終的には「59kgを背負っても能力で押し切れるか」という視点が必要です。

オメガギネス|6歳・57kg・想定7番人気

想定7番人気で、人気面では過去10年の6~10番人気ゾーンに該当します。

6~10番人気からも3着以内馬が10頭出ているため、人気だけで消す必要はありません。

6歳という年齢は減点材料ですが、57kgで出走できる点はプラス。展開が差しに向けば中穴候補として浮上する可能性があります。

ヴァルツァーシャル|7歳・57kg・想定8番人気

7歳という年齢は、過去10年のエルムSデータではかなり厳しいゾーンです。

ただし、57kgで出走できるため、年齢以外に明確な強調材料があれば完全には切れません。

特に前がやり合って差し展開になった場合には、年齢による減点をどこまで補えるかがポイントです。

アクションプラン|6歳・57kg・想定9番人気

想定9番人気で、穴候補としては現実的なゾーン。

6歳という年齢は4~5歳より下がりますが、57kgは標準的です。

エルムSの6~10番人気ゾーンには好走例があるため、人気だけで消すのではなく、前走内容と1700mでの持続力を確認したい存在です。

レヴォントゥレット|5歳・57kg・想定10番人気

ここは現段階で注目したいタイプです。

想定10番人気ながら5歳・57kg。つまり、年齢という過去10年の最重要条件の一つを満たしているにもかかわらず、人気が低いという構図です。

仮に前走内容、1700m適性、先行力が揃うのであれば、想定人気以上に警戒する価値があります。

ヒルノハンブルク|4歳・57kg・想定11番人気

想定11番人気という人気面では厳しい評価ですが、4歳・57kgという条件は過去データ上で悪くありません。

11番人気以下は過去10年で3着以内が1頭しかいないため、人気データだけなら大幅な割引対象です。

しかし、4歳という年齢と展開利が重なるなら、人気薄候補として残す価値があります。

チュウワクリスエス|4歳・57kg・想定12番人気

4歳・57kgという点だけを見れば、年齢と斤量は魅力的です。

一方で想定12番人気。過去10年の「11番人気以下は3着以内1頭」というデータからは大きな逆風です。

馬券候補に残すためには、前走内容やコース適性など、人気を覆す明確な根拠が欲しいところです。

ジョーメッドヴィン|5歳・57kg・想定13番人気

5歳・57kgという点では年齢・斤量条件は良好です。

しかし想定13番人気という市場評価は非常に低く、過去10年の人気データからは強く推しづらいゾーン。

狙うのであれば、単純な穴馬ではなく、前走の敗因が明確で、今回条件替わりで大きくパフォーマンスを上げる可能性を確認したいところです。

テーオードレフォン|7歳・57kg・想定14番人気

想定14番人気で、年齢も7歳。過去10年データではかなり厳しい条件が重なっています。

ただし、前へ行ける脚質を持っている場合、展開を作る側としては無視できません。

馬券候補というより、他馬の評価を左右するペースメーカー的存在として注目したい馬です。

9. 札幌ダート1700mの馬場・コース傾向

エルムSでは、当日のダートが良・稍重・重・不良のどれになるかによってレースの性格が変化します。

ただし、馬場が軽くなったから逃げ馬だけが有利、重くなったから追込馬が届かない、といった単純な判断は避ける必要があります。

馬場 想定される傾向 評価したいタイプ 注意したいタイプ
持続力勝負 好位~中団前目 後方一気型
稍重 スピード持続力が重要 先行~好位 スタミナ不足の先行馬
前半から流れやすい 先行力+持続力 位置取りが後ろすぎる馬
不良 時計が速くなりやすい スピード型・好位差し 追走力に欠ける馬

特にエルムSでは、単なる逃げ・先行力ではなく、向正面から3~4コーナーにかけてポジションを押し上げられる持続力が重要です。

そのため、差し馬を評価する場合も「直線だけで差すタイプ」より「3~4コーナーで前との差を詰められるタイプ」を上位に置きたいところです。

10. 2026年エルムSの想定ペース

現時点で最も重要なのは、想定メンバーの中でウェイワードアクトを中心とした先行勢がどのような隊列を形成するかです。

逃げ・先行候補として考えたいのは、ウェイワードアクト、ヒルノハンブルク、レヴォントゥレット、テーオードレフォンなど。

一方、テーオーパスワード、ナチュラルライズ、ルクソールカフェ、ペリエール、オメガギネスなどは、展開次第で好位~中団から運ぶ形が想定されます。

想定位置 馬名 想定される役割
逃げ候補ウェイワードアクト主導権を握る可能性
先行候補ヒルノハンブルク逃げ馬直後~好位
先行~好位レヴォントゥレット前目から持続力勝負
先行候補テーオードレフォン前目から粘り込み
好位~中団テーオーパスワード流れを見ながら進出
好位~中団ルクソールカフェ位置取り次第で好位差し
好位~中団ナチュラルライズ展開を見ながら進出
中団ペリエール流れ次第で差し込み
中団~差しオメガギネス展開を生かした差し
差しヴァルツァーシャル前崩れ待ち
差し候補アクションプラン展開依存度が高い

現段階では、「平均~やや速め」を基本シナリオとして考えたいところです。

ウェイワードアクトが単騎で主導権を握り、後続が牽制すれば平均ペース程度に収まる可能性があります。

一方、ヒルノハンブルク、レヴォントゥレット、テーオードレフォンなどが積極的に前へ行けば、序盤から一定のプレッシャーがかかります。

2026年エルムSの現時点ペース想定

基本シナリオ:M(平均)~やや速め

スロー寄りになる条件:ウェイワードアクトが単騎で楽に逃げ、後続が牽制する場合。

速くなる条件:複数の先行馬が序盤からポジションを取りに行く場合。

最も警戒したい形:前半から極端に飛ばすハイペースではなく、平均ペースで進み、3~4コーナーから一気にペースアップする持続力勝負。

11. 今年の展開で浮上するタイプ

最も評価したいのは「逃げ馬を見ながら運べる馬」

現時点の想定メンバーから考えると、単純な逃げ馬よりも逃げ馬の直後から好位で運べるタイプを優先したいところです。

ウェイワードアクトが単騎で逃げれば、番手~好位勢は無理に前へ行く必要がありません。

その場合、直線まで脚を温存し、3~4コーナーから前を捕まえに行く形が最も理想的です。

平均ペースなら好位~中団前目が中心

平均ペースから3~4コーナーでペースが上がる形なら、後方一気よりも道中である程度の位置を確保している馬が優位になりやすいと考えられます。

したがって、最終予想では「上がり最速を使えるか」だけではなく、4コーナーで何番手付近にいる可能性があるかを重視したいところです。

ハイペースなら差し馬の評価を上げる

逆に先行馬が多く、序盤から競り合う形になれば、差し馬に展開利が生まれます。

その場合はオメガギネス、ヴァルツァーシャル、アクションプランなどの中団~差しタイプを見直す余地があります。

ただし、単純な後方一気ではなく、3~4コーナーから早めに進出できる差し馬を優先したいところです。

脚質別の現時点評価
  • 最優先:逃げ馬を見ながら運べる先行~好位馬
  • 次点:3~4コーナーから進出できる差し馬
  • 条件付き:単騎逃げが成立する逃げ馬
  • 割引:4コーナーまで後方で動けない追込馬

12. 現時点で注目したい馬券候補

正式な枠順も出走馬も確定していない段階なので、ここでは最終結論ではなく、現時点で過去データと想定メンバーを重ねた場合に注目したいグループとして整理します。

軸候補グループ

テーオーパスワードは5歳・57kg・想定1番人気という条件。過去10年の「4~5歳中心」というデータと合致します。

ルクソールカフェも4歳で想定2番人気。年齢データでは強く、58kgをどう評価するかがポイントです。

展開込みで注目したいグループ

ウェイワードアクトは6歳という年齢面では割引ですが、今回の想定メンバーではペースを左右する重要馬。単騎逃げが成立するかどうかで評価が大きく変わります。

ナチュラルライズは4歳という強いデータを持つ一方、59kgが大きな課題。能力と斤量のバランスが最終判断の焦点です。

人気以上に警戒したいグループ

現時点で特に注意したいのがレヴォントゥレットです。

想定10番人気ながら5歳・57kg。過去10年のデータで中心となる年齢条件を満たしているため、前走内容や札幌1700m適性が確認できれば、人気以上に評価を上げる余地があります。

また、ヒルノハンブルクも4歳・57kgという点ではデータ上の魅力があります。想定11番人気という人気面が大きな壁ですが、展開が先行馬に向く場合には穴候補として残しておきたい存在です。

現段階の注目グループ
  • 中心候補:テーオーパスワード、ルクソールカフェ
  • 展開重要馬:ウェイワードアクト
  • 斤量との比較が必要:ナチュラルライズ
  • 人気以上に警戒:レヴォントゥレット
  • 穴候補として残したい:ヒルノハンブルク
  • 展開次第で浮上:オメガギネス、アクションプラン、ヴァルツァーシャル

ただし、これはあくまで出走想定段階での評価です。正式な枠順が決まれば、評価順位は大きく変わる可能性があります。

13. まとめ

2026年エルムSは、現時点で14頭の出走が想定されています。

2026年エルムS・出走想定馬14頭
  • アクションプラン
  • ヴァルツァーシャル
  • ウェイワードアクト
  • オメガギネス
  • オンザムービー
  • ジョーメッドヴィン
  • チュウワクリスエス
  • テーオードレフォン
  • テーオーパスワード
  • ナチュラルライズ
  • ヒルノハンブルク
  • ペリエール
  • ルクソールカフェ
  • レヴォントゥレット

過去10年のデータで特に重要なのは、4~5歳、前走4着以内、前走3着以内、5番人気以内という4つの条件です。

この条件を2026年の想定馬に当てはめると、4歳・5歳のテーオーパスワード、ルクソールカフェ、ナチュラルライズ、ヒルノハンブルク、レヴォントゥレットなどがまず目に入ります。

一方で、6歳以上のウェイワードアクト、オメガギネス、ペリエール、アクションプラン、ヴァルツァーシャル、テーオードレフォンも実績・展開・コース適性によっては軽視できません。

また、3歳のオンザムービーは54kgという斤量が魅力。過去10年の年齢データには合致しないものの、軽斤量を生かして古馬を相手にどこまで対応できるかが焦点になります。

今回の想定メンバーで展開面の中心となるのはウェイワードアクトです。

同馬が単騎で主導権を握れば平均ペースに落ち着く可能性があります。一方、ヒルノハンブルク、レヴォントゥレット、テーオードレフォンなどが前へ積極的に取り付く形なら、前半から一定の流れになります。

現段階で最も想定したいのは、「平均~やや速めで流れ、3~4コーナーから持続力を問われる展開」です。

その場合、単純な逃げ馬よりも、逃げ馬を見ながら好位で運び、3~4コーナーから早めに進出できる馬を上位に評価したいところです。

現時点でのエルムS予想ロジック

①4~5歳を優先

②前走4着以内を重視

③勝ち馬候補は前走3着以内を最優先

④5番人気以内を基本軸とする

⑤6~10番人気の適性馬は穴候補として警戒

⑥札幌・函館ダート1700m適性を確認

⑦逃げ馬を見ながら運べる好位馬を重視

⑧差し馬は後方一気より3~4コーナー早め進出型を優先

⑨最終的には枠順・馬場・風向き・直前レースの傾向を加えて再評価

現時点での中心候補はテーオーパスワード、ルクソールカフェ。展開の鍵を握る存在としてウェイワードアクト、斤量とのバランスを見たいナチュラルライズ、そして人気以上に警戒したい存在としてレヴォントゥレットを挙げたいところです。

また、4歳のヒルノハンブルクは想定11番人気という低評価ですが、過去データに合致する年齢・斤量条件を持つため、穴候補として今後の調教・前走内容・枠順を確認したい馬です。

一方、59kgのナチュラルライズ、58kgのルクソールカフェ・ペリエールについては、能力だけでなく斤量を背負って札幌1700mの持続戦に対応できるかが重要になります。

そして最終予想で最も重要になるのが、正式な枠順です。

札幌ダート1700mでは、先行馬がどの枠に入り、逃げ候補のウェイワードアクトにどの馬が並びかけるのかによって、想定ペースが変わります。

さらに当日のダートが良なのか、脚抜きの良い稍重・重なのかによっても、前残りと差しの評価を調整する必要があります。

最終ジャッジまで残すべきポイント
  • 正式な出馬表・枠順
  • 最終的な騎手確定
  • 想定オッズから実際の人気への変化
  • 札幌ダート1700mの当日馬場
  • 土曜日のダート各レースにおける逃げ・先行・差しの傾向
  • 当日の風向き・風速
  • 各馬の最終追い切り
  • 逃げ・先行馬の枠順配置によるペース変化

現段階では、「4~5歳」×「前走好走」×「1700m適性」×「好位~中団前目」×「平均~やや速めの持続戦への対応力」を2026年エルムSの基本的な評価軸とします。

枠順確定後は、この条件に「内外の枠順」「逃げ馬との位置関係」「当日のダート傾向」を加えることで、最終的な厳選馬をさらに絞り込めます。

※本記事は正式な出馬表発表前の出走想定段階で作成しています。掲載した14頭、想定騎手、想定オッズ、想定人気、脚質、展開は今後変更される可能性があります。最終予想では枠順確定後の再評価が必要です。

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