【エルムステークス2026】枠順確定版|過去8年の追い切り傾向×全11頭診断から厳選4頭を公開

【エルムステークス2026】枠順確定版|過去8年の追い切り傾向×全11頭診断から厳選4頭を公開

2026年8月8日、札幌競馬場のダート1700mで行われる第31回エルムステークスGⅢ。正式な出馬表が発表され、今年は全11頭で争われることになりました。

⑤テーオーパスワード、③ルクソールカフェ、⑧ウェイワードアクト、⑪ペリエールなどの実績馬に加え、函館ダート1700mで連続2着の②レヴォントゥレット、4歳馬の④ナチュラルライズと⑨ヒルノハンブルクが出走します。

今回は確定した枠順に加え、全11頭の1週前追い切りと最終追い切り、2018年から2025年までの過去8年における馬券内馬の調整パターン、JRAが発表した過去10年データを重ねて分析します。

1.競馬記事そのものやギャンブルに関する注意喚起

本記事は競馬に関するデータ分析および研究を目的とした情報です。的中や利益を保証するものではありません。

競馬には馬場状態、スタート、展開、騎手の判断、馬体重、当日の気配など、多数の不確定要素があります。過去データや追い切り評価が将来の結果を保証するものではない点にご注意ください。

馬券は20歳になってから、生活に支障のない範囲でお楽しみください。

2.2026年エルムSの枠順・出馬表

2026年8月8日(土曜)・札幌11R
発走時刻:15時25分
コース:札幌ダート1700m・右回り
条件:3歳以上オープン・国際・指定・別定
出走頭数:全11頭
馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 主な脚質 特記事項
1アクションプラン牡657kg浜中俊好位~差し内枠から位置を取れるか
2レヴォントゥレット牡557kg北村友一先行函館1700mで連続2着
3ルクソールカフェ牡458kg岩田望来先行~好位武蔵野S勝ち
4ナチュラルライズ牡459kg横山武史好位~中団59kg・初ブリンカー
5テーオーパスワード牡557kg松山弘平先行~好位前走アハルテケS1着
6ヴァルツァーシャル牡757kg斎藤新差し前走平安S2着
7テーオードレフォン牡757kg古川吉洋先行2024年エルムS3着
8ウェイワードアクト牡657kg舟山瑠泉逃げ前走マリーンS逃げ切り
9ヒルノハンブルク牡457kg池添謙一先行~好位函館1700mで連続3着
10オメガギネス牡657kg岩田康誠好位~差し初ブリンカー
11ペリエール牡658kg佐々木大輔好位~差し2025年エルムS優勝馬

※④ナチュラルライズはハンデ戦ではなく、別定規定による負担重量59kgです。

3.過去8年の追い切り傾向

2018年から2025年までの馬券内馬を比較すると、エルムSの追い切りでは、単純な全体時計の速さだけで好走馬を判別できないことが分かります。

過去8年で最も重視したいのは、速い時計ではなく「負荷と余力のバランス」です。

共通点① 最終追い切りで無理に仕上げ切る必要はない

馬券内馬には、最終追い切りを馬なり、または軽い促し程度にとどめた馬が目立ちました。

2019年は馬券内3頭すべてが最終追い切りで馬なり。2018年も、強烈な時計を一杯で記録した馬より、余力を残して動けていた馬が上位を占めています。

2025年3着のミッキーヌチバナも、1週前に強めで負荷をかけ、最終は馬なりという調整でした。

共通点② 1週前と最終追い切りの役割分担

  • 1週前に長めから負荷をかけ、最終を馬なりで整える
  • 1週前に終いを伸ばし、最終は疲労を残さない
  • 最終まで負荷をかける場合も、全体のバランスを崩さない

最終追い切りだけで急激に仕上げようとする馬より、中間から計画的に負荷を積み上げている馬を評価したいところです。

共通点③ 終いの絶対時計より「余力」が重要

馬券内馬の最終1Fには11秒台から13秒台まで幅があります。このため「ラスト1Fが何秒以内なら買い」という単純な基準は使えません。

重要なのは、馬なりや軽い促しで終いをまとめているか、途中で大きく失速していないか、最後までフォームと集中力を保てているかです。

共通点④ 併せ馬で遅れていない

追走先着や同入は好状態を示す材料です。ただし、併せ馬で先着した馬が必ず好走するわけではありません。

併せ馬の結果だけでなく、追走距離、相手の脚色、自身の手応え、追い切り後のコメントまで確認する必要があります。

共通点⑤ 時計と陣営コメントをセットで評価

過去には速い時計を出しながら、歩様、硬さ、左右のバランスなどに不安を残して馬券外となった例があります。

反対に、目立たない時計でも「状態を維持」「余裕がある」「バランスが改善」「反応が良い」と評価されていた馬が好走しています。

過去8年の追い切り評価基準
  • 1週前までに必要な負荷を確保している
  • 最終追い切りに余力がある
  • 終いまで大きく失速していない
  • 併せ馬で遅れていない
  • 動きやバランスに関するコメントが肯定的
  • 時計の速さだけで過大評価しない

4.過去10年のエルムSデータ

人気別成績

単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気1-3-2-410.0%40.0%60.0%
2番人気2-1-1-620.0%30.0%40.0%
3番人気0-1-0-90%10.0%10.0%
4番人気2-2-1-520.0%40.0%50.0%
5番人気2-0-1-720.0%20.0%30.0%
6~10番人気3-3-4-406.0%12.0%20.0%
11番人気以下0-0-1-370%0%2.6%

5番人気以内が馬券内30頭中19頭を占めています。しかし、1~3番人気の勝利は合計3勝。4~5番人気がそれぞれ2勝、6~10番人気からも3勝が出ています。

上位人気を中心にしながら、4~10番人気の適性馬を組み合わせるのが基本です。

年齢別成績

年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
4歳3-3-0-1713.0%26.1%26.1%
5歳6-4-4-2316.2%27.0%37.8%
6歳1-2-5-332.4%7.3%19.5%
7歳0-0-1-250%0%3.8%
8歳0-1-0-60%14.3%14.3%

4~5歳馬は馬券内30頭中20頭、勝ち馬10頭中9頭を占めます。

今年の4~5歳馬は、②レヴォントゥレット、③ルクソールカフェ、④ナチュラルライズ、⑤テーオーパスワード、⑨ヒルノハンブルクの5頭です。

前走着順別成績

前走着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着5-3-2-1917.2%27.6%34.5%
2着2-4-1-1310.0%30.0%35.0%
3着2-0-1-916.7%16.7%25.0%
4着0-0-3-80%0%27.3%
5着0-1-0-60%14.3%14.3%
6~10着0-2-2-280%6.3%12.5%
11着以下1-0-1-253.7%3.7%7.4%

馬券内30頭中23頭が前走4着以内。さらに勝ち馬10頭中9頭が前走3着以内でした。

函館実績が強力な好走条件

直近8年の勝ち馬8頭中、2024年のペイシャエスを除く7頭が、同じ年の函館開催で連対していました。

今年の該当馬は次の3頭です。

  • ②レヴォントゥレット:大沼S2着、マリーンS2着
  • ⑧ウェイワードアクト:マリーンS1着
  • ⑨ヒルノハンブルク:大沼S3着、マリーンS3着

厳密な「連対実績」に合致するのは②と⑧ですが、⑨も函館1700mで安定しており、コース適性は高く評価できます。

5.最新追い切り評価ランキング

順位 馬名 評価 追い切り判断
1 ⑤テーオーパスワード S 1週前にCW79.4秒、終い11.1秒。最終は馬なりで整える理想的な負荷配分
2 ⑪ペリエール A+ 1週前に長めから好時計。最終も余力十分で、左右のバランス改善も好材料
3 ③ルクソールカフェ A+ 1週前に馬なりで5F67.7秒、終い11.6秒。最終は微調整でも完成度が高い
4 ④ナチュラルライズ A 札幌ダートで6F81.8秒、終い11.7秒。併走馬に0.6秒先着
5 ②レヴォントゥレット A 好調を維持。最終は先行して先着し、反応の良さが目立つ
6 ⑨ヒルノハンブルク A- 最終5F66.0秒。集中して走れた点はプラスだが、一杯の負荷は評価が分かれる
7 ⑧ウェイワードアクト B+ 中2週を考慮した維持調整。上積みより好調キープ型
8 ⑥ヴァルツァーシャル B+ 美浦で負荷をかけ、札幌では馬なり。反応は良く順調
9 ①アクションプラン B 追走同入で動きは悪くないが、前走大敗後として強い上昇材料には欠ける
10 ⑩オメガギネス B- 興奮を避けた軽い内容。初ブリンカーによる実戦の反応が鍵
11 ⑦テーオードレフォン C+ 函館で2戦した後の軽め調整。大幅な上積みより状態維持

6.枠順確定後の全11頭診断

①アクションプラン|追い切り評価B

1週前
函館W・良|5F 68.9-54.5-39.5-12.4(馬なり)

最終
函館W・良|5F 70.9-55.4-40.8-12.9(馬なり)
トライゴーニックを0.4秒追走して同入

併せ馬を追走して同入し、動き自体は悪くありません。ただし、最終追い切りは全体時計、終いともに目立たず、前走平安S14着から大きく変わったと判断できる材料は限定的です。

1番枠を生かして好位を取れれば巻き返す余地はありますが、包まれて位置を下げると厳しくなります。

②レヴォントゥレット|追い切り評価A

1週前
函館W・重|5F 66.8-51.5-37.9-12.5(馬なり)

最終
函館W・良|4F 55.3-39.9-12.6(一杯)
ネッタイヤライの外を0.6秒先行して0.1秒先着

1週前は馬なりで5F66.8秒。最終も反応を確認しながら先着しており、陣営からは「好調を維持」「充実している」と明確な好評価が出ています。

過去10年で優勢な5歳馬。さらに大沼S2着、マリーンS2着と、同年の函館1700m連対実績も満たします。

2番枠なら⑧ウェイワードアクトを見ながら内でロスなく先行可能。枠順、年齢、函館実績、状態の4項目が重なる有力候補です。

③ルクソールカフェ|追い切り評価A+

1週前
函館ダート・重|5F 67.7-52.1-37.1-11.6(馬なり)
インタノンを0.4秒追走して0.2秒先着

最終
函館ダート・良|4F 55.2-39.8-12.1(馬なり)
ホウキボシを0.2秒追走して同入

1週前は馬なりのまま終い11.6秒。追走先着まで記録しており、時計、余力、併せ馬内容のすべてが高水準です。

最終は微調整ですが、堀調教師が「ほぼ1週前に仕上がった」と説明しているため、軽い内容を割り引く必要はありません。

過去10年で好成績の4歳馬。58kgと初の札幌1700mが課題ですが、3番枠なら好位の内で立ち回れます。ダートへ戻る条件もプラスです。

④ナチュラルライズ|追い切り評価A

1週前
美浦ポリ・良|4F 52.5-38.1-11.5(馬なり)

最終
札幌ダート・良|6F 81.8-66.4-51.8-37.7-11.7(直線強め)
ネクストダンサーを0.6秒追走して0.6秒先着

最終追い切りの時計と動きは優秀です。札幌ダートで最後まで走り切り、併走馬を大きく突き放しました。

一方、横山武史騎手は「もう少し本数が欲しい」「昨年の好調時との落差が激しい」「重量的にも厳しい」と慎重な見解を示しています。

④ナチュラルライズは59kg+初ブリンカー。
追い切り単独なら上位ですが、重量、近走内容、状態コメントを含めると全面的な信頼は置きにくい評価です。

初ブリンカーで集中力が高まり、4番枠から流れに乗れれば一変する可能性があります。

⑤テーオーパスワード|追い切り評価S

1週前
栗東CW・重|6F 79.4-64.4-50.5-36.0-11.1(一杯)

最終
函館W・良|5F 70.2-54.0-38.8-12.3(馬なり)

1週前は重い馬場で6F79.4秒、終い11.1秒。今回の全11頭で最も強い負荷をかけながら、最後まで鋭く伸びています。

その後の最終追い切りを馬なりの加速ラップで整えた調整は、過去8年の好走パターンと合致します。

過去10年で最多6勝の5歳馬で、前走アハルテケS1着。前走1着馬も過去10年で5勝を挙げています。

札幌1700mへの対応は未知数ですが、好位で立ち回れる5番枠、57kg、追い切り完成度を考えれば中心候補です。

⑥ヴァルツァーシャル|追い切り評価B+

1週前
美浦坂路・稍重|800m 53.9-39.0-25.2-12.5(ゴール前仕掛け)

最終
札幌ダート・良|5F 72.8-56.4-41.3-12.2(馬なり)

美浦で必要な負荷をかけ、札幌では馬なりで反応を確認。追い切り過程に大きな問題はありません。

前走平安S2着の実績は強調できますが、過去10年の7歳馬は0勝、3着内率3.8%。脚質的にも展開の助けが必要です。

前が速くなり、向正面から進出できる展開なら相手候補に浮上します。

⑦テーオードレフォン|追い切り評価C+

最終
札幌ダート・良|6F 83.0-68.2-53.1-39.0-12.9(直線強め)

函館で2戦しているため、最終追い切りは状態維持を目的とした内容です。大きな疲労は感じさせませんが、上積みを強く示す時計でもありません。

2024年エルムS3着の舞台実績はありますが、現在は7歳。近2走も大沼S8着、マリーンS6着で、データ上は強調しにくい条件です。

⑧ウェイワードアクトへ早めに並びかけると、自身だけでなく先行勢全体の負担を増やす可能性があります。

⑧ウェイワードアクト|追い切り評価B+

1週前
函館ダート・重|4F 57.1-41.8-13.0(馬なり)

最終
函館ダート・良|4F 56.5-40.5-12.4(馬なり)
イトシサを0.2秒追走して同入

中2週のため強い負荷はかけていません。前走時より呼吸面が良く、手前も替えられているとのコメントから、状態維持には成功しています。

前走マリーンSは逃げて1分42秒8。②レヴォントゥレットに0.6秒差をつけており、函館1700m実績はメンバー上位です。

大外ではない8番枠なら、内の先行馬を確認しながら主導権を握れます。単騎逃げなら残り目は十分ですが、⑦や⑨に早めに来られると厳しくなります。

⑨ヒルノハンブルク|追い切り評価A-

1週前
函館W・重|5F 71.9-55.2-39.7-12.4(ゴール前仕掛け)
ジューンマロンを追走して0.4秒先着

最終
函館W・良|5F 66.0-52.1-38.3-12.5(一杯)
グロリアスマーチを1.6秒追走して同入

最終はテンから速い時計を出し、長く追走して同入。集中して走れた点は高く評価できます。

一方、過去8年では「最終で一杯に追ったから好走する」という傾向は確認できません。今回の強い負荷が上積みになるか、疲労につながるかがポイントです。

4歳・57kgに加え、函館1700mで連続3着。外寄りの9番枠でも好位を確保できれば穴候補になります。

⑩オメガギネス|追い切り評価B-

1週前
函館W・良|5F 65.0-51.6-37.9-13.3(ゴール前仕掛け)

最終
函館W・良|4F 59.0-42.3-12.8(馬なり)

最終は「あまりエキサイトさせない」ことを優先し、時計を求めない調整でした。能力不足による軽い調教ではなく、気性面を考慮した意図的な内容です。

⑩オメガギネスは初ブリンカー。
集中力向上による上振れが期待できる一方、休み明けで行きたがる危険もあります。追い切りだけでは実戦時の反応を読み切れません。

外枠から被されず運べる点はプラス。前が流れて好位差しが決まる展開なら警戒が必要です。

⑪ペリエール|追い切り評価A+

1週前
美浦W・良|7F 96.4-65.6-50.2-36.3-11.5(馬なり)

最終
札幌ダート・良|6F 85.4-69.0-53.2-39.0-12.1(馬なり)
ローズマイスターを0.3秒追走して同入

1週前は長めから馬なりで好時計を記録。最終も追走しながら持ったままで同入し、十分な余力を残しています。

陣営からは、昨年より左右のバランス差が改善したとのコメント。数字だけでなく動きの質にも上昇材料があります。

2025年の優勝馬で札幌1700m適性は証明済み。6歳・58kg・大外11番は課題ですが、外からスムーズに進出できれば連覇圏内です。

7.想定ペースと枠順配置

逃げ候補は⑧ウェイワードアクト。前走マリーンSと同様、無理に抑えず主導権を握る可能性が高いとみます。

想定位置 該当馬 展開上のポイント
逃げ⑧ウェイワードアクト単騎逃げに持ち込めるか
先行②レヴォントゥレット、⑤テーオーパスワード、⑦テーオードレフォン、⑨ヒルノハンブルク逃げ馬との距離が重要
好位①アクションプラン、③ルクソールカフェ、④ナチュラルライズ内でロスなく立ち回れるか
好位~中団⑩オメガギネス、⑪ペリエール外から早めに進出できるか
差し⑥ヴァルツァーシャル前崩れと早めの進出が必要
基本ペース:平均~やや速め

⑧ウェイワードアクトが逃げ、②レヴォントゥレットが内から番手付近。⑤、⑦、⑨も前を狙うため、極端なスローにはなりにくい構成です。

最も想定したいのは、前半から極端に飛ばす展開ではなく、平均ペースで進み、向正面から3~4コーナーで一気に負荷が高まる持続力勝負です。

その場合は、逃げ馬だけでなく、逃げ馬を見ながら好位で運べる②レヴォントゥレット、③ルクソールカフェ、⑤テーオーパスワードが有利になります。

前が競り合えば、外から⑩オメガギネス、⑪ペリエール、後方から⑥ヴァルツァーシャルが浮上します。

8.追い切り・枠順・過去データから厳選した4頭

◎ ⑤テーオーパスワード

追い切り評価S。1週前に強い負荷をかけ、最終を馬なりで整えた過程が過去8年の好走パターンと一致します。

5歳・57kg・前走1着という過去10年の王道条件も満たしており、枠順確定後も中心評価です。

○ ②レヴォントゥレット

大沼SとマリーンSで連続2着。同年の函館連対実績という強力な勝ち馬傾向に合致します。

5歳・57kgに加え、2番枠から逃げ馬を見ながらロスなく立ち回れる点も魅力。追い切り内容と陣営コメントも良好です。

▲ ③ルクソールカフェ

1週前に馬なりで5F67.7秒、終い11.6秒。追走先着の内容も含め、仕上がりは高水準です。

4歳という年齢データもプラス。58kgと初の札幌1700mが課題ですが、3番枠から好位を取れれば能力を発揮できます。

☆ ⑪ペリエール

昨年のエルムS優勝馬。1週前に長めから負荷をかけ、最終は馬なりで余力を残す調整は理想的です。

6歳・58kg・大外枠という減点材料はありますが、左右のバランス改善と舞台実績を評価して厳選4頭に残します。

次点評価

  • ④ナチュラルライズ:追い切りは優秀だが、59kg+初ブリンカーと状態コメントが課題
  • ⑧ウェイワードアクト:単騎逃げなら残り目。先行勢からの圧力が鍵
  • ⑨ヒルノハンブルク:4歳・57kg・函館適性が魅力の穴候補
  • ⑩オメガギネス:初ブリンカーが効き、好位で折り合えば上位進出可能

9.まとめ

2026年エルムSは正式な枠順が確定し、全11頭で行われます。

過去8年の追い切りを比較すると、単純な時計の速さではなく、1週前から最終までの負荷配分、最終追い切りの余力、終いまでの反応、併せ馬内容、状態コメントが重要でした。

過去8年の追い切り好走パターン
  • 1週前までに必要な負荷をかけている
  • 最終は馬なり~軽い促しで余力を残す
  • 終いまで極端に失速しない
  • 併せ馬で遅れず、手応えに余裕がある
  • 時計だけでなく動きやバランスが良化している

過去10年のレースデータでは、4~5歳、前走4着以内、5番人気以内が基本条件。さらに、直近8年の勝ち馬8頭中7頭に同年の函館連対実績がありました。

この条件を枠順と最新追い切りへ重ねた結果、最終的な厳選4頭は以下のとおりです。

最終厳選4頭

◎ ⑤テーオーパスワード

○ ②レヴォントゥレット

▲ ③ルクソールカフェ

☆ ⑪ペリエール

追い切り単独なら④ナチュラルライズも上位ですが、59kg+初ブリンカー、状態面に関する慎重なコメントを考慮して次点。⑩オメガギネスも初ブリンカーの効果次第で評価が変わるため、当日の気配を確認したい存在です。

想定ペースは平均~やや速め。⑧ウェイワードアクトを見ながら好位で運び、3~4コーナーから長く脚を使える馬を中心に評価します。

最終的な馬券購入については、当日の馬体重、パドック、札幌ダート各レースの脚質傾向、馬場状態、直前オッズを確認したうえでご判断ください。

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