【天皇賞・秋】1週前追い切り全17頭|過去好走時との横比較も

【天皇賞・秋2026】1週前追い切り全17頭診断|過去好走時との縦比較で浮上したベスト3

11月1日(日)、東京競馬場の芝2000mで行われる天皇賞・秋。

前年の覇者マスカレードボール、日本ダービー馬クロワデュノール、ダノンデサイル、牝馬の実力馬レガレイラなど、注目馬がそろいます。

今回の分析では、全17頭の1週前追い切りを確認し、過去に好走したレースの調教内容と縦比較しました。

全体時計だけでなく、ラスト2Fのラップ、追われ方、併せ馬の相手と着差まで考慮して、現時点の仕上がりを評価しています。

1週前追い切りで最も高く評価したのは、シェイクユアハート、クロワデュノール、マスカレードボールの3頭です。

1週前追い切り注目の3頭

🥇 シェイクユアハート|強い全体負荷と併せ馬での先着

🥈 クロワデュノール|3頭併せで実戦的な負荷

🥉 マスカレードボール|前年の天皇賞・秋優勝時を上回る時計

追い切り評価の基準

今回の評価では、次の5項目を重視しています。

① 全体負荷
5F・6Fの時計を中心に、長めからどれだけ速いペースで走っているかを確認します。

② 終いの質
ラスト2Fのラップ構成を確認し、最後に加速できているか、あるいは減速しているかを評価します。

③ 追われ方
馬なり、ゴール前仕掛け、強め、一杯では、同じ時計でも意味が異なります。余力と負荷のバランスを重視します。

④ 併せ馬
相手の実力だけでなく、追走差、先着、同入、遅れまで確認します。

⑤ 過去好走時との縦比較
過去に結果を出したレースの1週前追い切りと縦比較し、その馬自身の好走パターンに近いかを判断します。

時計の比較で重要な点

栗東CW、美浦W、坂路、函館Wなど、異なるコースの時計は単純比較できません。また、馬場状態や追われ方によっても時計の意味は変わります。

今回のランキングは能力順や着順予想ではなく、1週前追い切りの内容を中心とした評価です。

1週前追い切り総合ランキング

順位 馬名 評価 主な評価材料
🥇 1シェイクユアハートS6F79.2秒、併せ馬で先着
🥈 2クロワデュノールS3頭併せで強い負荷
🥉 3マスカレードボールS前年優勝時を上回る終い11.0秒
4レガレイラA+6F79.9秒から終い11.5秒
5ダノンデサイルA+6F78.1秒の強い全体負荷
6サクラファレルA+馬なりで終い11.2秒
7レディネスA長めから負荷をかけて馬なり
8エルトンバローズAラスト2F22.4秒
9ジョバンニA6F79.6秒の好時計
10リアライズシリウスAラスト1F11.0秒
11セイウンハーデスB+前走時に近い時計
12ネブラディスクB+終い11.4秒への加速
13ホウオウビスケッツB+過去好走時より強い負荷
14タガノデュードB6F80.5秒、終い11.4秒
15シャンパンカラーB時計は速いものの動きに課題
16ジュンブロッサムB坂路で余力重視
17コスモキュランダC追われてからの反応に課題

上位3頭をS評価としましたが、4位のレガレイラ、5位のダノンデサイル、6位のサクラファレルも高い水準にあります。

11位以下についても、時計が悪いという意味ではありません。現時点で上位馬ほど強く推せる材料がそろっていないという評価です。

全17頭・詳細診断と過去好走時との縦比較

ここからは全17頭を五十音順で詳しく見ていきます。今回の追い切り時計と過去の好走時の内容を縦比較し、それぞれの評価理由を整理しました。

① エルトンバローズ|A評価・総合8位

10月22日|栗東CW

7F98.0秒-5F66.8秒-4F52.4秒-3F36.8秒-2F22.4秒-1F11.2秒

今回の最大の評価材料は、ラスト2Fの速さです。

11.2秒-11.2秒というラップ構成で、終盤に速い脚を維持しています。しかも7Fから乗られており、単純な終い重点の追い切りではありません。

ロードスタニング、ドンテスタマスターとの3頭併せが報じられています。ドンテスタマスターを1.6秒追走して同入した記録もあり、実戦を意識した負荷がかけられています。

過去好走時との比較

過去の重賞好走時について、同じ条件で比較できる1週前追い切りの全区間時計、併せ馬相手、着差は確認できていません。

今回の時計が好走時を上回るかどうかは判断できませんが、長めから乗られてラスト2F22.4秒を維持した点は評価できます。

評価:A
終盤の持続力が優秀です。最終追い切りではフォームの安定感と反応を確認したいところです。

② クロワデュノール|S評価・総合2位

10月21日|栗東CW

6F80.4秒-5F65.3秒-4F50.6秒-3F36.4秒-2F22.9秒-1F11.6秒

強め、あるいは一杯と記録される負荷の高い追い切りです。

3頭併せでタガノエルピーダに0.1秒先着しており、実戦を意識した調整が行われています。

2025年日本ダービー優勝時との比較

ダービー1週前
栗東CW 6F82.2秒-5F66.9秒-4F51.2秒-3F35.9秒-2F22.3秒-1F11.1秒

当時はルシフェル、センツブラッドとの3頭併せでした。

今回はダービー時より6Fで1.8秒速く、全体負荷が強くなっています。

一方、ラスト1Fはダービー時11.1秒に対して今回は11.6秒。終いの鋭さではダービー時が上回ります。

今回の追い切りは、前半から速いペースで走らせたうえで最後まで11秒台を維持する内容です。

ダービー時とは負荷のかけ方が異なるため、終いの時計が遅くなったことだけで状態低下とは判断できません。

評価:S
ダービー時より強い全体負荷をかけられている点を高く評価します。最終追い切りで軽快さが出れば、さらに期待が高まります。

③ コスモキュランダ|C評価・総合17位

10月22日|美浦W

6F83.1秒-5F65.4秒-4F50.2秒-3F36.2秒-2F23.3秒-1F11.6秒

一杯に追われ、アメテュストスを0.2秒追走して同入した記録があります。

6F83.1秒から終い11.6秒にまとめており、時計そのものは悪くありません。

ただし、追われてからの反応が鈍く、力強さに欠けるという動きの評価もあります。時計の水準と動きの印象が一致していない点が気になります。

過去好走時との比較

2024年皐月賞2着時、2025年有馬記念2着時について、同一条件で比較できる完全な1週前追い切り記録は確認できていません。

過去の好走時と同じ仕上がりにあるかどうかは、現段階では判断が難しいところです。

評価:C

最下位評価の理由は時計ではなく、追われてからの反応面です。最終追い切りで動きに変化が見られるか注目します。

④ サクラファレル|A+評価・総合6位

10月22日|美浦W

6F83.8秒-5F66.2秒-4F50.7秒-3F35.8秒-2F22.7秒-1F11.2秒

馬なりでの追い切りです。ジェイパームスを0.2秒追走して同入した記録があります。

ラスト2Fは11.5秒-11.2秒。最後に0.3秒加速しており、無理に追われずに鋭い伸びを見せています。

2026年札幌記念2着時との比較

札幌記念1週前
函館ダート 5F67.7秒-1F12.0秒

ダノンヒストリーを追走して先着した記録があります。

今回は5F66.2秒、終い11.2秒と、数字上では前走時を上回っています。

ただし、函館ダートと美浦Wではコース条件が異なるため、時計差だけで状態向上を断定することはできません。

評価:A+
馬なりで終い11.2秒を記録した余力が魅力です。上位馬に迫る内容と評価します。

⑤ シェイクユアハート|S評価・総合1位

10月21日|栗東CW

6F79.2秒-5F64.6秒-4F50.1秒-3F35.8秒-2F22.6秒-1F11.4秒

今回の1週前追い切りで最も高く評価した一頭です。

6F79.2秒という速い全体時計を記録しながら、ラスト2Fは11.2秒-11.4秒。最後は0.2秒減速していますが、速いラップを維持しています。

タガノデュードを0.9秒追走し、0.4秒先着した記録があります。追走する形からしっかり先着しており、全体負荷と併せ馬の結果を両立しています。

追われ方にはゴール前仕掛けと一杯の表記差がありますが、十分な負荷がかかった内容です。

2026年札幌記念優勝時との比較

札幌記念1週前
函館W 5F64.0秒-1F12.2秒

今回は5F64.6秒で0.6秒遅い一方、終い1Fは11.4秒と0.8秒速くなっています。

函館Wと栗東CWの違いがあるため単純な優劣はつけられませんが、札幌記念勝利時に続いて強い負荷を消化できている点は好材料です。

最大の強調材料

6F79.2秒という強い全体負荷に加え、追走からの先着という併せ馬の内容です。速い時計を出すだけでなく、実戦につながる反応を見せています。

評価:S・総合1位
全体時計、終いの持続力、併せ馬の結果を総合して最上位としました。最終追い切りでは強い負荷をかけた反動が出ていないか確認したいところです。

⑥ シャンパンカラー|B評価・総合15位

10月21日|美浦W

6F80.6秒-5F64.7秒-4F50.1秒-3F36.2秒-2F23.1秒-1F11.3秒

ゴール前仕掛けの単走です。

6F80.6秒、終い11.3秒と時計は優秀ですが、フォームの伸び切りや前肢の硬さを指摘する見方もあります。

2023年NHKマイルC優勝時との比較

NHKマイルC1週前
美浦W 6F76.4秒-1F11.4秒

今回は当時より6Fで4.2秒遅く、終いは0.1秒速くなっています。

ただし、当時は馬場や通ったコースに特殊な条件があり、単純な時計比較は適切ではありません。

評価:B
時計は高水準ですが、GⅠ勝利時と同じ強烈な全体負荷を再現しているわけではありません。最終追い切りではフォームの柔らかさと動きの伸びを重視します。

⑦ ジュンブロッサム|B評価・総合16位

10月22日|栗東坂路

4F54.8秒-3F39.4秒-2F25.1秒-1F12.4秒

馬なりの単走です。

ラスト2Fは12.7秒-12.4秒で、最後に0.3秒加速しています。

今回はウッドコース組とは異なり、坂路で余力を残す調整となりました。

2024年富士S優勝時との比較

富士S1週前
栗東CW 6F83.8秒-1F11.2秒、一杯

当時はウッドコースで強い負荷をかけていたのに対し、今回は坂路で馬なりです。

調整パターンが大きく異なるため、今回の時計だけで状態が悪いとは判断できません。ただし、1週前の負荷という意味では富士S勝利時の方が強い内容でした。

評価:B
余力を重視した調整です。最終追い切りでどの程度負荷をかけるかが重要になります。

⑧ ジョバンニ|A評価・総合9位

10月21日|栗東CW

6F79.6秒-5F64.6秒-4F50.3秒-3F36.1秒-2F23.1秒-1F11.8秒

単走での追い切りです。

5F64.6秒という速い全体時計を出しており、1週前として十分な負荷がかけられています。

ラスト2Fは11.3秒-11.8秒。最後は0.5秒減速していますが、前半から速いペースで走っている点を考慮する必要があります。

2026年チャレンジC優勝時との比較

9月2日・栗東CW
6F79.9秒-1F11.8秒

今回は6F79.6秒と0.3秒速く、終いは同じ11.8秒です。

前走好走時と非常に近い時計構成で、今回も同水準の負荷をかけられています。

評価:A
前走の好走につながった調整内容に近い点を評価します。終いの鋭さよりも、全体負荷と状態維持を重視した評価です。

⑨ セイウンハーデス|B+評価・総合11位

10月21日|栗東CW

6F80.0秒-5F65.2秒-4F50.8秒-3F36.2秒-2F22.9秒-1F11.7秒

クラウディアイを0.5秒追走して同入した記録があります。

全体時計は速く、ラスト1Fも11.7秒にまとめています。

2026年毎日王冠優勝時との比較

毎日王冠1週前
栗東CW 6F80.1秒-1F11.6秒

当時はクラウディアイを追走して0.1秒先着した記録があります。

今回は6F80.0秒とほぼ同水準で、終いも前走11.6秒に対して今回11.7秒と大きな差はありません。

一方、併せ馬の結果は前走が先着、今回は同入です。

評価:B+
前走好走時に近い時計を出せていますが、明確な上積みまでは見えていません。最終追い切りでの反応を確認したい一頭です。

⑩ タガノデュード|B評価・総合14位

10月21日|栗東CW

6F80.5秒-5F65.7秒-4F51.3秒-3F36.6秒-2F22.9秒-1F11.4秒

一杯に追われた内容です。

シェイクユアハートとの併せ馬では先行する形となり、相手側の記録では0.4秒遅れとなっています。

6F80.5秒、終い11.4秒という時計は悪くありませんが、強く追われている点と併せ馬の結果を考慮する必要があります。

過去好走時との比較

過去の好走レースに向けた1週前追い切りについて、全区間時計、併せ馬の相手、着差をそろえた比較記録は確認できていません。

今回の負荷は十分ですが、過去の好走パターンとの一致までは判断できません。

評価:B
全体負荷は評価できますが、余力と併せ馬の結果を踏まえると上位評価までは届きません。

⑪ ダノンデサイル|A+評価・総合5位

10月21日|栗東CW

6F78.1秒-5F64.1秒-4F50.3秒-3F36.5秒-2F23.0秒-1F11.6秒

一杯に追われ、6F78.1秒という非常に速い全体時計を記録しています。

今回の17頭の中でも全体負荷は特に強く、長めから速いペースで走らせています。

2024年日本ダービー優勝時との比較

ダービー1週前
栗東CW 6F79.6秒-5F65.0秒-4F49.6秒-3F35.1秒-2F22.0秒-1F11.0秒

当時はパッシングシャワーを後方から追走して先着した記録があります。

今回はダービー時より6Fで1.5秒速い一方、ラスト1Fは0.6秒遅くなっています。

ダービー時は終盤の鋭い加速が目立つ内容でしたが、今回は前半から強い負荷をかけています。

今回の追い切りは、終いの瞬発力よりも持続力を意識した内容と考えられます。

速い全体時計を出した後に、最後まで11秒台でまとめている点は高く評価できます。

評価:A+
全体負荷は非常に強い内容です。最終追い切りで終いの反応が良化すれば、上位3頭に迫る評価も可能です。

⑫ ネブラディスク|B+評価・総合12位

10月21日|栗東CW

6F82.1秒-5F66.5秒-4F51.3秒-3F36.7秒-2F23.2秒-1F11.4秒

ゴール前仕掛けの単走です。

ラスト2Fは11.8秒-11.4秒。最後に0.4秒加速しており、終いの反応は良好です。

一方、上位馬と比較すると全体負荷はやや控えめで、強い強調材料は少ない印象です。

過去好走時との比較

過去の好走時における1週前追い切りの全区間時計、併せ馬の情報は確認できていません。

今回の追い切り自体は悪くありませんが、過去の好走時からの上積みについては判断を保留します。

評価:B+
終いの加速は評価できます。最終追い切りで全体の動きにさらなる良化が見られるか注目します。

⑬ ホウオウビスケッツ|B+評価・総合13位

10月21日|美浦W

6F82.8秒-5F66.9秒-4F51.7秒-3F37.0秒-2F23.7秒-1F11.7秒

ゴール前仕掛けで、6F82.8秒から終い11.7秒にまとめています。

2024年天皇賞・秋3着時との比較

2024年天皇賞・秋1週前
美浦W 6F89.1秒-1F12.3秒、馬なり・単走

今回は当時より6Fで6.3秒速く、終いも0.6秒速くなっています。

ただし、2024年は1週前を軽めに済ませ、最終追い切りで負荷を強める調整でした。

今回は1週前から強めの負荷をかけているため、単純に当時以上の状態と判断することはできません。

評価:B+
今回の全体負荷は評価できますが、この馬は最終追い切りまで含めた調整パターンの比較が重要です。

⑭ マスカレードボール|S評価・総合3位

10月22日|美浦W

6F82.4秒-5F66.8秒-4F51.9秒-3F37.1秒-2F23.4秒-1F11.0秒

リアライズシリウスとの併せ馬で同入しています。

ラスト2Fは12.4秒-11.0秒。最後に1.4秒加速しており、瞬発力という点では今回のメンバーでも最上位級です。

2025年天皇賞・秋優勝時との比較

2025年天皇賞・秋1週前
美浦W 6F84.3秒-5F68.9秒-4F53.6秒-3F38.8秒-1F11.8秒

当時はソールオリエンスを追走して同入した記録があります。

今回は前年優勝時より6Fで1.9秒速く、ラスト1Fも0.8秒速くなっています。

同じ天皇賞・秋に向けた1週前追い切り同士を比較できる点は、大きな判断材料です。

ただし、今回は一杯に追われているため、前年と同じ余力で時計を短縮したとは言えません。

それでも、最後の11.0秒への加速は非常に魅力的です。

最大の強調材料

前年の天皇賞・秋優勝時と比較して、全体時計と終いの両方が向上しています。今回の縦比較では、特に注目したい一頭です。

評価:S・総合3位
全体負荷では上位2頭に譲りますが、前年優勝時との比較と終いの瞬発力を高く評価します。

⑮ リアライズシリウス|A評価・総合10位

10月22日|美浦W

6F82.8秒-5F67.3秒-4F52.3秒-3F37.4秒-2F23.6秒-1F11.0秒

マスカレードボールとの併せ馬で同入しています。

ラスト2Fは12.6秒-11.0秒。最後に1.6秒加速しており、今回の17頭の中でも非常に大きな加速幅です。

一方、全体時計はマスカレードボールより控えめです。

過去好走時との比較

過去の好走レースに向けた1週前追い切りの完全な時計、併せ馬の相手、着差は確認できていません。

終いの鋭さは評価できますが、過去の好走時と比較した仕上がりの判断は保留します。

評価:A
終いの瞬発力は非常に優秀です。長めからの負荷がさらに高まれば、評価を上げる余地があります。

⑯ レガレイラ|A+評価・総合4位

10月21日|美浦W

6F79.9秒-5F65.0秒-4F50.9秒-3F37.0秒-2F23.9秒-1F11.5秒

ゴール前で追われ、6F79.9秒という速い全体時計を記録しています。

ラスト2Fは12.4秒-11.5秒。最後に0.9秒加速しており、長めから強い負荷をかけながら終盤の反応も維持しています。

2025年有馬記念出走時との比較

2025年有馬記念1週前
美浦W 6F83.7秒-1F11.3秒

当時はソニックスターを追走して同入した記録があります。

今回は6Fで3.8秒速く、終いは0.2秒遅くなっています。

この比較対象は勝利レースではありませんが、過去のGⅠに向けた調整との違いを確認する材料になります。

評価:A+
全体負荷と終いの反応を両立した優秀な内容です。上位3頭との差は小さく、最終追い切り次第では順位を上げる可能性があります。

⑰ レディネス|A評価・総合7位

10月21日|栗東CW

7F95.7秒-6F79.1秒-5F64.5秒-4F50.8秒-3F36.5秒-2F23.2秒-1F11.9秒

馬なりの単走です。

7F95.7秒、6F79.1秒と長めから速い時計を出しており、全体負荷は非常に強い内容です。

ラスト2Fは11.3秒-11.9秒。最後は0.6秒減速していますが、馬なりで終えている点を考慮したいところです。

2026年毎日王冠3着時との比較

毎日王冠1週前
栗東CW 7F96.2秒-5F65.8秒-1F11.4秒、強め

当時はコウギョクを追走して先着した記録があります。

今回は7Fで0.5秒、5Fで1.3秒速くなっています。

一方、終いは前走11.4秒に対して今回は11.9秒。ただし、今回は馬なりであり、追われ方が異なります。

評価:A
前走好走時に続いて長めから強い負荷をかけられています。今回は余力を残している点も評価できます。

併せ馬の相手と着差一覧

併せ馬では、単純な先着・同入だけでなく、どれだけ追走したかが重要です。今回確認できた主な内容を一覧にしました。

馬名併せ馬の相手今回の結果
エルトンバローズロードスタニング、ドンテスタマスター3頭併せ。ドンテスタマスターと同入
クロワデュノールタガノエルピーダほかタガノエルピーダに0.1秒先着
コスモキュランダアメテュストス0.2秒追走、同入
サクラファレルジェイパームス0.2秒追走、同入
シェイクユアハートタガノデュード0.9秒追走、0.4秒先着
シャンパンカラー単走併せ馬なし
ジュンブロッサム単走併せ馬なし
ジョバンニ単走併せ馬なし
セイウンハーデスクラウディアイ0.5秒追走、同入
タガノデュードシェイクユアハート相手側の記録では遅れ
ダノンデサイルオメガインペリアル先着との記録。着差未確認
ネブラディスク単走併せ馬なし
ホウオウビスケッツ未確認相手・着差未確認
マスカレードボールリアライズシリウス同入
リアライズシリウスマスカレードボール同入
レガレイラ未確認相手・着差未確認
レディネス単走併せ馬なし

※未確認は単走を意味するものではありません。併せ馬の相手や着差を確認できていない項目です。

過去好走時との縦比較で注目したい5頭

シェイクユアハート

札幌記念勝利時に続いて強い負荷を消化しています。今回は6F79.2秒から終い11.4秒にまとめ、併せ馬でも追走から先着しています。

全体負荷と併せ馬の反応を両立している点が最大の強みです。

マスカレードボール

前年の天皇賞・秋優勝時より全体時計、終いともに速くなっています。

特にラスト1F11.0秒への加速は魅力的です。前年の同じレースに向けた調整と比較できる点も大きな評価材料になります。

クロワデュノール

日本ダービー優勝時より全体負荷を強めています。終いの時計は当時より遅くなっていますが、今回は前半から速いペースで走らせています。

3頭併せで先着した点も含め、実戦を意識した調整として高く評価できます。

レガレイラ

6F79.9秒という強い全体負荷をかけながら、最後に11.5秒まで加速しています。

全体時計と終いの反応を両立しており、最終追い切り次第では上位3頭に迫る評価が可能です。

ダノンデサイル

6F78.1秒という非常に速い全体時計を記録しています。

ダービー時のような鋭い終いではありませんが、長めから速いペースを維持する内容は高く評価できます。

1週前追い切りベスト3

🥇 第1位 シェイクユアハート

6F79.2秒-1F11.4秒

最も高く評価したのは、強い全体負荷と併せ馬の結果を両立している点です。

タガノデュードを0.9秒追走し、0.4秒先着。札幌記念勝利時に続いて十分な負荷を消化しています。

全体時計、終いの持続力、併せ馬での反応を総合すると、1週前時点では最も完成度の高い内容と判断します。

🥈 第2位 クロワデュノール

6F80.4秒-1F11.6秒

3頭併せで負荷をかけ、タガノエルピーダに0.1秒先着しています。

日本ダービー時よりも6Fで1.8秒速い時計を記録しており、長めから強い負荷をかけられています。

最終追い切りで軽快な反応を見せれば、1位への逆転も十分に考えられます。

🥉 第3位 マスカレードボール

6F82.4秒-1F11.0秒

前年の天皇賞・秋優勝時より全体時計、終いともに速くなっています。

特にラスト1F11.0秒への加速は、東京芝2000mで求められる瞬発力を考えても魅力的です。

全体負荷では上位2頭に譲りますが、過去好走時との比較という点では非常に強い評価材料があります。

最終結論と最終追い切りの注目点

今回の1週前追い切りでは、シェイクユアハート、クロワデュノール、マスカレードボールの3頭をS評価としました。

シェイクユアハートは強い全体負荷と併せ馬の結果、クロワデュノールは3頭併せでの実戦的な調整、マスカレードボールは前年優勝時との縦比較で見せた時計の向上が、それぞれの評価理由です。

一方、レガレイラ、ダノンデサイル、サクラファレルも高い水準にあり、最終追い切りの内容によっては評価順位が変わる可能性があります。

最終追い切りで確認したいポイント

シェイクユアハートは強い負荷をかけた後の反動、クロワデュノールは終いの軽快さ、マスカレードボールは鋭い加速を再現できるかが重要です。

シャンパンカラーとコスモキュランダについては、時計だけでなくフォームや追われてからの反応に注目します。

天皇賞・秋2026
1週前追い切り最終評価

🥇 シェイクユアハート

🥈 クロワデュノール

🥉 マスカレードボール

現時点では、この3頭を最上位評価とします。

最終追い切りでの状態変化を確認し、本番に向けた評価を判断します。

1週前追い切りは、完成した状態を示すものではなく、本番へ向けてどのような負荷をかけたかを確認する重要な材料です。

速い時計を出していることだけでなく、過去の好走時と比べてどのような調整が行われているかを見極めることが大切です。

最終追い切りでは、今回の負荷を踏まえた動きの変化や余力、馬体の状態まで確認して判断したいところです。

※本記事は2026年10月26日時点の1週前追い切り評価です。出走馬、騎手、調教内容などは最終的な発表をご確認ください。

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