【2024年最新】本当におすすめのクラウドファンディングサイトランキング11選

1.クラウドファンディングとは?

個人または法人が立ち上げたプロジェクトに対し、不特定多数の人がインターネットを通じ、資金を供与する仕組みのことです。

支援者がお金を寄付する仕組みのほか、支援した見返りとしてモノやサービスが受けられる仕組みもあります。

2.クラウドファンディングサイトを選ぶポイント

一口にクラウドファンディングサイトといっても、たくさんの種類があって、どのサイトを選べばいいか迷うと思います。

そこで、クラウドファンディングサイトをどのように選べばいいか、ここを確認するべきというチェックポイントをご紹介します。

①手数料

クラウドファンディングを達成した場合、実際には目標金額から手数料がひかれた金額を受け取ることになります。手数料が高い場合は、集まった資金が削られることとなるため、目標金額を設定する際には注意が必要です。

また、プランによって手数料が変わる場合もあります。充実したサポートを受けられるプランは、かわりに手数料が高く設定されている場合も。

自分がどのようなサポートを受けたいか考えて、手数料を優先するか、運営のサポートを重視するか、バランスを考えて選択する必要があります。

ただし手数料の表記方法は、クラウドファンディングサイトによって異なります。別途決済手数料や、税金がかかってくる場合もあるので、「手数料」というものがどこまでの範囲を指しているのか、注意して確認しましょう。

特に税金は、クラウドファンディングのやり方や金額に応じ、税率や申告区分が変わってくるため注意してください。購入型や寄付型だけでなく、投資型でも税金が発生します。

よくわからない場合は、税務署や税理士に確認をとりましょう。

②得意分野

クラウドファンディングサイトによって、どのような分野を得意としているかが変わります。例えば、「購入型」とよばれる仕組みは、支援者が金銭を支援した見返り(リターン)として、モノやサービスを受けることができます。

一方、「寄付型」とよばれる仕組みは、支援者が金銭を支援しても、特に見返りが発生するわけではありません。さらに、「融資型」のクラウドファンディングも存在します。これは購入型や寄付型とは異なり、個人の金銭を「融資」するという性質をもつため、支援者は金銭的な見返り(利息)を受け取ることができます。

また、クラウドファンディングには「All or Nothing型」と、「All in型」があります。「All or Nothing型」は、あらかじめ設定した期間内に目標金額を達成できなかった場合、支援者からの支援金は、すべて受け取ることができません。

対して、「All in型」は、目標金額に到達しなかった場合でも、期間終了日までに集まった支援金を受け取ることができます。その場合、目標金額を達成したかどうかにかかわらず、支援者へのリターンは、必ず行わなければなりません。

このように、クラウドファンディング自体にも種類があるため、どのサイトがどのような形の仕組みに強いのか、サイトを見比べて比較する必要があります。自分の起案したプロジェクトに、どの形(購入型・寄付型・融資型など)がマッチしているかを考え、その形に強いサイトを選びましょう。

あるいは、プロジェクトとマッチした特定のジャンル(ガジェット系、クリエイティブ系、学術系、社会問題系など)に特化したサイトを選ぶという方法もありますが、そのようなサイトは規模が小さく、利用者数が少ない場合があります。初心者は大手サイトを選んでおいたほうが、無難かもしれませんね。

③利用者数

クラウドファンディングを成功させるには、プロジェクトが多くの人の目に触れる必要があります。

つまり、クラウドファンディングサイトの利用者数が重要となってきます。多くの目に触れるということは、それだけプロジェクトを達成するチャンスがあるということなので、できるだけ利用者数の多いサイトを選ぶといいかもしれません。

利用者があまり多くないサイトを選ぶと、せっかくのプロジェクトをあまり見てもらえない可能性があります。その分チャンスが減ってしまうので、利用者数のできるだけ多いサイトにしましょう。

④プロジェクト成功率

起案したプロジェクトがどれくらい成功しているかを示す、プロジェクト成功率も、チェックポイントとしてはずせません。一般的には、プロジェクトの成功率は30~50%と言われています。

成功率を少しでも上げたい場合は、プロジェクト成功率の高いサイトでクラウドファンディングを行うと安心です。 しかし、プロジェクト成功率が高いからと言って、必ず成功するわけではないのでご注意ください。

3.クラウドファンディングおすすめランキング

1位 CAMPFIRE

とにかく会員数が多いです。それだけ、プロジェクトが多くの人の目に留まるチャンスがあるかもしれません。

購入型クラウドファンディングの年間成立件数が、ナンバー1なので、購入型のクラウドファンディングを考えている方には特におすすめです。

ジャンルも多彩で、個人・法人問わずだれでもプロジェクトを立ち上げられる、間口の広さも魅力です。

手数料12%のほかに、決済手数料として5%かかります。 クラウドファンディングの例:クリスマスや誕生日を諦めた子ども達へ「本を届ける」#ブックサンタへ応援を!

2位 READYFOR

寄付型ナンバー1のクラウドファンディングサイトです。

購入型のリターンを考えるのが難しいという方には特におすすめです。純粋にプロジェクトを応援したい方が多く集まっています。

手数料が、運営手数料と決済手数料を含めて記載されており親切です。

プロジェクトの準備から終了まで、専任者がコンサルティングを行ってくれるフルサポートプランもありますので、「何からはじめたらいいかわからない」という初心者さんには特におすすめです。

クラウドファンディングの例:もっと多くの命を繋ぎたい!野生猛禽類の救護と継続飼育体制の充実を/赤ちゃんの命を支えるNICU。新生児用人工呼吸器の更新へのご寄付を。

3位 Makuake

アクセスユーザー数が1100万人以上もいます。

すべてのプロジェクトに担当キュレーターがついており、安心してサポートを受けられます。サイトについての資料請求ができるので、ネットだけでなくさらに詳しい情報が、書面で得られます。

新しいアイデアで、製品やサービスを提供するプロジェクトが中心です。

どちらかというと、企業向けではあるので、個人の方は別のクラウドファンディングサイトを選ぶほうが無難かもしれません。逆に企業でクラウドファンディングを行いたいかたにはおすすめです。

クラウドファンディングの例:髪の毛から染みついた垢まで、流し台、浴槽、排水溝詰まり、一気に解決!BAS

4位 ENjiNE

クラウドファンディングのプロジェクト成功率が、なんと80%を超えます。平均資金調達額も約200万円と高く(平均約80~120万円)、業界最高水準を誇ります。

LINEの公式パートナーであるため、公式アカウントをフォローするユーザーに対して、プロモーションを行うことができたり、日経新聞社とパートナー契約を締結しているため、日経電子版から誘導をしたりすることができるなど、経済に関心を持つ層にアプローチしやすいのが魅力です。

クラウドファンディングの例:手ぶらでお出かけ、エイジングが美しい多機能3WAYスマホショルダーウォレット

5位 kibidango

こちらもENjiNE同様、プロジェクト成功率80%を誇ります。手数料も10%で、ほかのクラウドファンディングサイトと比べて、安いです。

日本進出に興味のある海外企業をサポートしているため、海外企業には特におすすめです。また、自社プロダクトをてがけており、自らのプラットフォームでクラウドファンディングを成し遂げた例は業界初の取り組みです。

ですので、実体験としてクラウドファンディングのノウハウを持っているといえます。

クラウドファンディングの例:ポケットサイズの空間AIディスプレイ#LookingGlassGo

6位 FUNDINNO

株式投資型クラウドファンディングを行うサイトで、国内ナンバー1のシェアを誇ります。約10万円という少額から、未上場のベンチャー企業に投資することができます。

株式投資型クラウドファンディングは、大きなリターンを得ることができる可能性もあり、約1年半で1.5倍のリターンを得られることも。

また、投資金額によって控除が受けられたり、株主優待がもらえる企業もあったりと、支援者にとっては副次的なリターンが大きいかもしれません。

クラウドファンディングの例:<累計調達額約4.1億円>累計300万枚超販売!年間約500万トン発生する「捨てられる野菜」を使った“野菜よりもっと野菜”な新食材『ベジート』

7位 Good Morning(CAMPFIRE for Social Good)

社会問題系のプロジェクトに特化した、クラウドファンディングサイト。社会問題を解決することに関心がある人々が利用しています。

支援金に対して手数料がかからず、決済手数料も含めてプロジェクト起案者の負担が一切ありません。

CAMPFIREのプラットフォームに掲載されるため、多くの人に見てもらえるチャンスがあります。

プロジェクトによって、なにか社会問題を解決したい場合は、このクラウドファンディングサイトを使うのがおすすめです。

非営利で活動する団体が対象のため、原則として株式会社や合同会社は対象外となります。また、支援金は活動費用を集める目的に限られるため、物販などを目的とした場合は、別のサイトを使うことをおすすめします。

クラウドファンディングの例:寝たきりでも働ける「分身ロボットカフェ」実験店 常設化プロジェクト

8位 MOTION GALLERY

クリエイティブ系プロジェクトに特化したクラウドファンディングサイト。累積調達額は50億円以上で、最高記録プロジェクトはなんと約3.3億円です。また、プラットフォーム手数料も5%と、かなりの安さ。

プロジェクトや作品の権利は、プロジェクト起案者に100%帰属されるので、安心して活動に取り組むことができます。

世界最大級の海外サイトと連携しており、日米同時にクラウドファンディングを行うことができます。国際的な活動を視野にいれている方など、特におすすめです。

クラウドファンディングの例:ドキュメンタリー映画『SAVE THE CLUB NOON』

9位 Crowd Bank

融資型クラウドファンディングサイトでナンバー1を誇ります。

ファンドを選んで、融資による資産運用をすることができます。1万円という少額から、リスクを抑えた資産運用ができます。入出金手数料もかかりません。しかし、必ず損失が発生しないわけではありませんので、ご注意を。

また、クラウドバンクの募集の取り扱いは、証券会社が行っているため、安心してファンドを選ぶことができます。

クラウドファンディングの例:上場企業事業拡大支援ファンド第273号

10位 ACT NOW

「地域活性化」と「自己実現」を掲げたクラウドファンディングサイトです。定期的に交流会を通じ、実生活での交流も重視しています。

企業支援を通じて、株式上場まで到達する北海道発の企業を生み出すことを目標としているサイトです。

まだ規模が小さく、ジャンルも特定されているため、プロジェクトにマッチしている場合はおすすめですが、そうでない場合はほかのサイトをおすすめします。

クラウドファンディングの例:待望の新曲に最高のMVを作って皆様にお届けしたい。

11位 academist

学術系に特化したクラウドファンディングサイト。

研究費を集めたい方などに特におすすめです。通常のクラウドファンディングの形(スポット支援型)だけでなく、月額支援をする仕組み(月額支援型)もあり、目標金額を設定せず、All in型で毎月の研究費や生活費を受け取ることができるのが魅力。

スポット支援型は、支援金額の最大80%、月額支援型は支援金額の最大90%を、研究費として利用することができます。

クラウドファンディングの例:ゲーム理論とAIでサッカー分析の革新に挑戦

まとめ

以上、おすすめのクラウドファンディングサイトを11選、ランキングで紹介いたしました。ご自分にあったサイトは見つけられましたか?

せっかく良いプロジェクトを考え付いても、そのプロジェクトの特性と、クラウドファンディングサイトがマッチしていないと、残念な結果に終わってしまうことも考えられます。

自分のプロジェクトを分析して、最も結果を残せそうなサイトを選びましょう。

ネットの情報のみならず、さらに詳しく資料請求ができたり、準備段階からサポーターがついてくれるサイトもあるので、まずは相談してみるのも手かもしれませんね。

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