2024年関東初詣おすすめランキング8選

1.「お参り」と「お詣り」の違い

あなたは、気軽に神社に行きお参りをするのと、初詣や受験時または、日程を決めて一つの行事として、お詣りに行く意味の違いを知っていますか?

「お参り」は、私たちが神様やご先祖様に対してお祈りをしたり、話しかけたりするなど、神様に対してご挨拶することを意味します。

思いついた時や、「今日はお参りしたいな」と思う時に、いつでも気軽に神様にご挨拶をしに行けるということも表しています。「お詣り」の定義は、目標や達成したいことを報告すると意味。

お詣りは、あなた自身の夢や目標、叶えたい願いなどあなた自身の志を神様に宣言しお願いするという意味を表します。

夢や志を話すときは少しだけ意気込みが入ったり、前もって日程を決めたりと気軽さよりも「きちんと」感がある風に感じます。これがお正月に神社に参拝に行く「初詣」です。

2.参拝の作法について

あなたは、参拝時の作法を知っていますか?鳥居をくぐり、きちんとした作法でお詣りをすることで神様に対しての敬意が伝わり、ご挨拶やお願い事などが神様により伝わりやすくなるので、ぜひ下記の参拝時の作法を初詣の際の参考にしてみてください。

①鳥居

神社に着き鳥居をくぐる前、気持ちを清らかそして穏やかにしながら一礼をしてから鳥居をくぐります。

②手水の作法

本殿で参拝する前に、手を水で清めます。

(1)柄杓に水をすくう 

(2)左手を洗う  

(3)右手を洗う

(4)左手で口を清める

(5)左手を洗う

(6)柄杓の柄を洗う

(7)柄杓をもどす

3.拝礼の作法

お賽銭は神様に対しての感謝を納めることを意味します。金額の決まりはありません。お賽銭を納めた後、ニ礼ニ拍手一礼の作法でお参りをします。ニ礼ニ拍手一礼の前後に会釈を入れるとより丁寧です。

(1)お賽銭を納める

(2)2回頭を下げる

(3)手を合わせる

(4)手を2回打つ

(5)お祈りをする

(6)最後にもう一度頭を下げる

4.関東神社初詣8選

ここから関東県内の初詣でオススメな神社8選をご紹介します。

第1位 神田明神(千代田区外神田)

ご利益 商売繁盛、医薬健康、開運招福の神様。

また、関東のパワースポットとして有名です。神田明神の正式名称は、「神田神社」であり、東京都町108町会の総氏神様で有名です。商売繁盛、縁結びの神様なので、参拝に来る年齢層は幅広く、都会のビジネスパーソンが参拝する姿が目立ちます。

また、本殿左側の小屋にいる神田明神の御神馬あかりちゃんも有名です。あかりちゃんは、お守りやおみくじのキャラクターとしても描かれています。神田明神の境内には、他にも9つの本社に付属する小さな神社があるため、本殿で参拝後、ゆっくりと広い境内で過ごしながら他の神様に参拝することができます。

第2位 明治神宮(渋谷区)

ご利益 良縁、夫婦円満、家内安全

第122代天皇、明治天皇と昭憲皇太后を祀っています。境内には、明治天皇と昭憲皇太后の夫婦仲の象徴として有名です。初詣では、日本一の参拝客で賑わっています。東京都心の有名なパワースポットです。

明治神宮は入り口の鳥居をくぐると本殿までは、都心と感じられない程の自然豊かな道を散歩することができます。本殿に行く途中には、強運をもたらすことで有名な「清正井(きよまさのいど)があります。

戦国時代の武将加藤清正が掘ったことで有名であり、悪い気が浄化され強運をもたらすと言われていて、井戸までの路も季節毎に咲く花々を見ながら日本庭園にいるような気分で散歩しながら向かうことができます。

本殿左側には、縁を結ぶことで有名な大きな木「夫婦楠(めおとくす)」があります。「良縁に恵まれる」、「夫婦円満」、「恋が成就する」などのご利益があると有名です。また、明治神宮のおみくじは、明治神宮独自のおみくじ大御心(おおみごころ)があります。

吉凶を占うおみくじではなく、御祭神である明治天皇、昭憲皇太后の御歌を教訓としていただくことができる。カフェや美術館があるので参拝後も自然の中を散歩をしながらゆっくり楽しむことができます。

第3位 東京大神宮(千代田区富士見)

ご利益 心結び、縁結び、幸せ結び

東京大神宮は、「東京のお伊勢さま」と呼ばれ、伊勢神宮と同じ天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)と豊受大神(とようけのおおかみ)に加えて、結びの神様である造化の三神(ぞうかのさんしん)が祀られています。

恋愛成就、仕事や対人関係など人との縁にご利益があることで有名です。また、東京大神宮が日本で初めて神前結婚式を行った、男女問わず人気の神社ですが「恋人との縁を結びたい」という幅広い世代の女性に特に人気がある神社です。

明治時代、東京に住んでいても伊勢神宮の神様に参拝できるように、様拝殿として東京大神宮が建設された。境内はお洒落な装飾品が多く神社とは思えない様な親しみが持てる造りになっています。また、鈴蘭を形にした「縁結び鈴蘭守り」や恋愛アドバイスのおみくじなどが人気があります。

第4位 江島神社(藤沢市江ノ島)

ご利益 幸福、財宝、芸道上達

三柱の神様が祀られており、辺津宮、中津宮、奥津宮と三つの宮がある。それぞれの宮によりご利益が異なります。江島神社は、朱色の鳥居をくぐり瑞心門をくぐり、階段を上がっていくと、玄関口の辺津宮があります。

江島神社の一つ目の宮です。辺津宮は、金運、勝負運、厄除けのご利益があります。また、辺津宮の右側には芽の輪があり、くぐって厄除けもできます。変の宮の向かいには白龍池という銭洗い弁天があります。

辺津宮の左隣には、金運のご利益がある奉安殿があります。また、辺津宮の境内には八坂神社があり、さまざまな疫病を祓ってくれます。

朱色の社殿である中津宮は、芸能向上、商売繁盛、美のご利益があります。奥津宮は江ノ島神社の中でも最も高い位置にある宮です。交通安全、航空安全、復縁のご利益があります。

奥津宮の隣には、龍の宮があります。龍の宮は子宝、安産のご利益があり、龍神が祀られています。 5つの頭を持つ龍の伝説により、江ノ島は弁財天と龍神が合わさった信仰になりした。

第5位 箱根神社(箱根湯本)

ご利益 開運厄除け、心願成就、勝運守護

箱根神社は箱根の有名なパワースポットであり、湖には平和の鳥居があります。本殿に向かう参道の両側には杉並木があり、自然に囲まれながら本殿に向かうことができます。箱根神社境内には、九頭竜神社新宮があります。

九頭竜神社は、開運、金運、商売繁盛とさまざまなご利益があります。また、縁結びの神様でも有名であり、多くの九頭竜神社の手前の龍神水舎で霊水と龍神水をいただいてから請願札に願い事を書いて納めると願いが叶うと言われています。

第6位 鶴岡八幡宮(鎌倉)

ご利益 勝利祈願、必勝祈願

鶴岡八幡宮は、鎌倉の武将の守護神として信仰された神社であり、鎌倉の基となった神社です。鶴岡八幡の神様は、応神天皇、神宮皇后、比売神の三柱が祀られています。鳥居をくぐり、大石段を登ると本宮があります。

そこに鶴岡八幡の三柱の神様が祀られています。本殿の周りには、白旗神社では、必勝、学業は成就のご利益が受けられ、丸山稲荷社では、五穀豊穣、商売繁盛のご利益を受けることができます。

鶴岡八幡宮の境内入り口には旗上弁財社があり、良縁、夫婦円満、奥にある政子石では、安産祈願のパワースポットとして有名です。旗上弁財社では、運が良ければ、神社にいる白い鳩に会うことができます。

鶴岡八幡宮の鳩みくじが凶が出ることで有名であり、凶が出た際は、凶運みくじ納め箱があるので、凶のみくじをそちらの箱に納めます。そうすることで、凶運が吉運、強運に変わると言われています。鶴岡ミュージアムやカフェもあるので、参拝後は境内でゆっくり散歩しながら楽しむことも出できます。

第7位 鹿島神宮 (茨城県鹿嶋市)

ご利益 必勝祈願

鹿島神社は日本最古の東国三社の一つで関東では最大のパワースポットです。武道の神様である武甕槌神(タケミカヅチノカミ)が祀られている。必勝祈願の他に縁結びや安産祈願にもご利益があります。

鹿嶋神宮は、東京ドーム15個分と言われる程の広い境内であり、本殿の他に、御祭神の要石とお手洗い池が有名です。本殿の奥へ向かう道、奥参道では鹿に会うことができます。鹿島神宮では、鹿は神の使い神鹿として扱われています。

鹿園では、鹿に餌をあげることもできます。奥参道の先には、奥宮があります。その奥に、御祭神の要石があり、要石で参拝後に、さらに奥参道を歩いていくと御手洗池(みたらしいけ)が見えてきます。

御手洗池は湧き水が湧いており池の中にはこいが泳いでます。池には鳥居もあり、千と千尋の映画が思い浮かぶ程神秘的な光景です。

御手洗池の隣には、湧き水を使った甘味処があるので、そこで一息休憩する参拝客が多くいます。参拝後は、おみくじとお守りの種類も充実していて、御朱印もいただくことができます。

第8位 三峰神社 (埼玉県秩父市)

ご利益 火盗除、病気除、諸難除

三峰神社は奥秩父の山中の標高約1100mのところにあり、天空のパワースポットとしても有名です。オオカミを祀ったお犬様としても有名な神社であり、多くの愛犬家も訪れているそうです。

神社に着くと、すぐに階段と坂道があり、そこを歩いて境内に向かいます。境内に向かう道にはお土産屋やお食事処があります。鳥居の前では、オオカミが迎えてくれるので気持ちを強く清らかにして境内に進むことができます。

三峰神社の隋神門までも大きな木々に囲まれた道を歩くことで自然からパワーをいただきながら本殿に迎えます。隋神門の前にはこちらでもオオカミが迎えてくれます。階段を登り終えた先に三峰神社の本殿が見えてきます。

本殿の中にあるえんむすびの木と御仮屋神社(おんかりやじんじゃ)にも参拝することができこの2つの神社は小さな隠れパワースポットとしても有名です。

三峰神社には、東照宮、伊勢神宮の神様を祀った小さな神社もあるため、本殿で参拝後はゆっくり境内を散歩しながら、様々な神様にご挨拶ができるのも特徴です。本殿の近くには昔ながらの喫茶店があり、境内を散歩後にゆっくり休憩することもできます。

まとめ

神社によって色々な特徴を持っていて、ご利益も神社によってさまざまです。2024年が最高の1年になることを祈って、パワースポットが有名ないつもと違う神社に初詣に出向くのも違った新たな1年の幕開けとして良いのではないでしょうか。



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