2026年富士ステークス予想|④トロヴァトーレ軸で厳選5頭!追い切り・展開から3連複10点

2026年富士ステークス予想|④トロヴァトーレ軸で厳選5頭!追い切り・展開から3連複10点

2026年10月17日、東京競馬場で行われる第29回富士ステークス(GⅡ)。舞台は東京芝1600m。今回は最終追い切りの時計だけでなく、動きの質や調教負荷、マイル適性、想定される展開を重ね合わせて各馬を比較した。

調教面で特に目を引いたのは④トロヴァトーレ、⑤アドマイヤズーム、⑧マジックサンズ、⑭エコロアルバの4頭。さらに、美浦Wでラスト1F11.2秒を記録した⑩アンパドゥと、追走から突き抜ける動きを見せた①ファンダムを相手候補に加える。

軸は④トロヴァトーレ。相手は①ファンダム、⑤アドマイヤズーム、⑧マジックサンズ、⑩アンパドゥ、⑭エコロアルバの5頭に絞り、3連複1頭軸流し10点で勝負する。

この記事の最終結論
  • 軸馬:④トロヴァトーレ
  • 相手5頭:①ファンダム・⑤アドマイヤズーム・⑧マジックサンズ・⑩アンパドゥ・⑭エコロアルバ
  • 券種:3連複1頭軸流し
  • 買い目:10点
  • 購入例:1点100円、合計1,000円
調教評価では④・⑤・⑧・⑭を上位評価。⑩は終いの時計とマイル実績、①は追い切りの動きと状態の安定感を評価した。⑦ウォーターリヒトは乗り込み量を評価しつつも、絶好調時には及ばないというコメントを重視して買い目から外す。

1. 富士ステークスの過去傾向と東京マイル適性

富士ステークスは東京芝1600mで行われる重賞。東京の長い直線では末脚の性能が重要になるが、後方で脚をためるだけでは届かないケースもある。前半で無駄に脚を使わず、直線に向いた時点で加速できる位置を確保できるかがポイントだ。

過去の勝ち馬にはナミュール、セリフォス、ソングライン、ジュンブロッサム、ガイアフォースなど、マイル適性や高い末脚性能を示してきた馬が並ぶ。ただし、年度ごとに馬場状態やペース、出走馬の構成は異なるため、過去の勝ち時計だけで今年の有利不利を断定することはできない。

今回重視する3つのポイント

  • 東京芝1600mへの適性:長い直線で脚を使えるかに加え、マイルの流れに対応できる追走力も重視する。
  • 最終追い切りの内容:ラスト1Fの時計だけでなく、馬なり・仕掛け・強め・一杯といった負荷、フォーム、反応、調教コメントを総合評価する。
  • 展開との整合性:⑤アドマイヤズームが先手を取る場合、後続がどの程度プレッシャーをかけるか。前残りと差し決着の両方を想定する。

今回の予想では、追い切り評価が高い馬をそのまま上位に並べるのではなく、実績や展開を重ねて買い目を絞った。調教時計はコースや負荷によって意味が異なるため、数字だけの単純比較は避けたい。

2. 全14頭の最終追い切りを時計から分析

以下は、今回提供された最終追い切り時計とコメントを整理したもの。追い切り場所や負荷が異なるため、ラスト1Fの数字だけで優劣を決めず、全体時計と動きの内容を合わせて判断する。

馬番・馬名 追い切り時計 負荷 評価
① ファンダム美浦W 82.4-65.7-51.2-37.1-11.8馬なり好調持続
② ミトノオルフェ栗東CW 85.1-68.7-53.0-37.8-11.7馬なり追うごとに良化
③ シンフォーエバー栗東坂路 54.8-39.0-25.2-12.8馬なり仕上がる
④ トロヴァトーレ美浦W 85.6-69.5-53.8-38.4-11.3馬なり気配抜群
⑤ アドマイヤズーム栗東坂路 54.0-38.8-24.4-11.9仕掛態勢整う
⑥ デビットバローズ栗東坂路 54.4-39.0-24.5-11.9G強前走以上
⑦ ウォーターリヒト栗東坂路 55.2-40.0-25.3-12.0馬なり乗り込み十分
⑧ マジックサンズ栗東坂路 53.8-38.1-24.3-11.9馬なり気配抜群
⑨ キープカルム栗東坂路 52.6-38.6-25.0-12.5一杯出来は良
⑩ アンパドゥ美浦W 84.6-67.2-52.0-37.8-11.2仕掛馬体目立つ
⑪ ファーヴェント栗東坂路 53.4-38.4-25.4-12.3一杯力強い
⑫ エンペラーズソード美浦坂路 55.1-40.1-25.8-12.7G強反応に課題
⑬ シュガークン栗東坂路 54.4-39.6-25.9-12.9馬なり仕上がり良好
⑭ エコロアルバ美浦坂路 52.5-38.1-24.3-11.6強め仕上がり良好

時計・負荷・調教コメントは今回提供された資料に基づいて整理。調教コース、調整過程、負荷が異なるため、時計の速さだけで能力や仕上がりの優劣を断定するものではない。

① ファンダム|好調持続。追走から突き抜ける動き

10月14日・美浦W・良・戸崎騎手騎乗・馬なり
82.4-65.7-51.2-37.1-11.8

2頭を追走し、直線では真ん中から一気に突き抜けたという内容。馬なりでラスト1F11.8秒をまとめ、コメントでも出来は高い次元で安定していると評価されている。

④トロヴァトーレや⑭エコロアルバのように終いの時計が際立つ馬とは違うが、追走してから抜け出す動きは評価材料。調教の動きと状態の安定感を買い、相手5頭の一角に残した。

結論:追い切りに明確なプラス材料があり、相手候補として採用。

② ミトノオルフェ|フォームは安定。上向きだが今回は見送り

10月14日・栗東CW・良・馬なり
85.1-68.7-53.0-37.8-11.7

軸のブレないフォームで、追うごとに反応が良くなっている。太め感もないという評価で、ラスト1F11.7秒を馬なりでまとめた点も悪くない。

状態が悪いと判断する内容ではないものの、今回の買い目で優先した④・⑤・⑧・⑩・⑭・①と比べると、強く押し上げる決め手はやや限定的。限られた点数の中では、ほかの馬を優先した。

結論:状態面は評価できるが、今回は買い目から外す。

③ シンフォーエバー|動ける態勢だが、力みが課題

10月14日・栗東坂路・良・馬なり
54.8-39.0-25.2-12.8

大きなフォームで推進力は見せた一方、力みがあり、鋭さはひと息という評価。全体時計だけで状態を否定する必要はないが、終い12.8秒という数字とコメントを合わせると、切れ味を強く推せる内容ではない。

前半から力むと、直線での粘りに影響する可能性がある。今回は追い切りの反応と終いの鋭さを重視し、買い目から外した。

結論:出走態勢は整っているが、今回は見送り。

④ トロヴァトーレ|気配抜群。今回の軸馬

10月14日・美浦W・良・萩野騎手騎乗・馬なり
85.6-69.5-53.8-38.4-11.3

中間から能動的に動けており、最終追い切りでもうなるような手応え。雰囲気は申し分ないという評価だ。馬なりでラスト1F11.3秒を記録しており、負荷をかけすぎずに鋭い終いを見せた点を高く評価したい。

今回の軸選びでは、追い切りの気配だけでなく、芝1600mでの実績も重視した。東京マイルで結果を残してきた実績があり、長い直線で脚を使う展開にも対応できる点が魅力となる。

一方で、後方に置かれすぎたり、直線で進路を探したりする形には注意が必要。追い切りの良さを実戦で生かすには、道中で脚をためながら、直線でスムーズに加速できる位置を確保したい。

④トロヴァトーレの評価
  • 追い切り:馬なりでラスト1F11.3秒
  • 気配:中間から動けており、直前も手応え良好
  • マイル適性:東京芝1600mでの実績を評価
  • 懸念点:進路確保と仕掛けのタイミング
結論:追い切り・実績・展開への対応力を総合し、軸馬に選定。

⑤ アドマイヤズーム|力強い走り。前残りに警戒

10月14日・栗東坂路・良・仕掛
54.0-38.8-24.4-11.9

グリップの効いた力強い走りで、促してからの加速も滑らか。満足のいく仕上がりという評価だ。仕掛けてラスト1F11.9秒を記録し、反応を確かめる内容としても好印象を受ける。

今回は⑤が主導権を握る展開を基本線として考える。無理なく先手を取って道中で息を入れられれば、良馬場で粘り込む可能性は十分にある。

ただし、先行勢からプレッシャーを受けて前半の消耗が大きくなれば、直線で余力を失うリスクもある。逃げ切りを決めつけず、前残りと差し決着の両方を想定して相手に残した。

結論:調教評価は高い。展開面の保険として相手に採用。

⑥ デビットバローズ|前走以上の気配も、今回は点数の都合で見送り

10月14日・栗東坂路・良・池添騎手騎乗・G強
54.4-39.0-24.5-11.9

丹念に乗り込まれ、直前は鋭さ十分の走り。動きにメリハリがあり、前走以上の気配という評価だ。負荷をかけながらラスト1F11.9秒を記録した点も評価できる。

ただし、今回の10点では、④の軸としての信頼度、⑤の前残り、⑧・⑭の調教内容、⑩のマイル実績、①の追い切りの安定感を優先した。

結論:調教は良好。能力を否定する見送りではなく、限られた点数の中での優先順位による見送り。

⑦ ウォーターリヒト|乗り込み十分だが、絶好調時には及ばない評価

10月12日・栗東坂路・良・馬なり
55.2-40.0-25.3-12.0

乗り込みは十分で、先週の動きと時計も合格点。ただし、提供されたコメントでは絶好調時には及ばない印象とされている。体はできているものの、今回の最終判断では、上位候補と比べて強い上積みを押し出しにくい。

⑦ウォーターリヒトを買い目から外した理由 調教が悪いと断定したわけではない。乗り込み量と体の仕上がりは評価できる一方、絶好調時には及ばないという評価を重く見た。今回は調教中心で厳選する方針に沿って、より明確な好材料を持つ馬を優先する。

結論:乗り込みは評価するが、今回の買い目からは外す。

⑧ マジックサンズ|気配抜群。脚の回転と終いの反応が魅力

10月14日・栗東坂路・良・馬なり
53.8-38.1-24.3-11.9

力強いアクションで切れ味も十分。前向きさがあり、脚の回転力も目立つという評価だ。馬なりでラスト1F11.9秒を記録し、全体時計とのバランスも悪くない。

⑤が先手を取って後続からプレッシャーを受ける展開になれば、直線で差し馬が浮上する余地がある。⑧の調教内容は、そのシナリオに合う材料だ。

注意したいのは、直線で進路を確保できるかどうか。後方に置かれすぎず、末脚を発揮できる位置で運べるかが重要になる。

結論:追い切りと想定展開の両面から高く評価し、相手に採用。

⑨ キープカルム|意欲的な調整だが、終いの反応を比較して見送り

10月14日・栗東坂路・良・一杯
52.6-38.6-25.0-12.5

2週続けてハードに追われ、意欲的な調整が行われている。気持ちも前向きで、順調な仕上がりという評価だ。全体時計52.6秒は速い一方、一杯に追われてラスト1F12.5秒という点は、終いの反応を比較するうえで確認したい。

負荷を考えれば、時計だけで状態が悪いとは判断できない。ただ、今回の上位候補には馬なりで11秒台を記録した馬や、仕掛けて鋭い反応を見せた馬がいる。10点に絞る今回は、そちらを優先する。

結論:仕上がりは順調と評価するが、今回は買い目から外す。

⑩ アンパドゥ|ラスト1F11.2秒。実績も含めて相手に採用

10月14日・美浦W・良・仕掛
84.6-67.2-52.0-37.8-11.2

少し促した後、スピードが乗ってからのフォームに迫力が出たという評価。馬体も際立って見えたとのコメントがある。ラスト1F11.2秒は、今回の美浦W組の中でも目を引く数字だ。

④トロヴァトーレと同じく終いの時計が目立つが、⑩は仕掛けての数字。馬なりで11.3秒を記録した④と単純に時計を比較するのではなく、負荷をかけて反応を確認した内容として評価したい。

加えて、⑩は芝1600mで高い実績を持つ点も強み。調教だけの一発評価ではなく、実績面の裏付けもあることから、今回は買い目に入れる判断とした。

⑩アンパドゥの評価
  • 追い切り:美浦Wでラスト1F11.2秒
  • 負荷:仕掛けてからの反応を確認
  • 実績:芝1600mでの実績を評価
  • 懸念点:当日の展開と位置取り
結論:調教時計とマイル実績の組み合わせを評価し、相手に採用。

⑪ ファーヴェント|力強い動きは評価も、買い目では優先順位を下げる

10月14日・栗東坂路・良・一杯
53.4-38.4-25.4-12.3

四肢を大きく使い、ゴールまでしっかり伸び切ったという評価。活発な動きが見られ、休養による充電効果も感じられるとのことだ。

一方、一杯に追われてラスト1F12.3秒という時計は、馬なりで11秒台を記録した上位候補と比べると、終いの数字だけで強く推す材料にはしにくい。調教内容全体を否定するものではないが、今回は点数を絞るため優先順位を下げた。

結論:力強さは評価するが、今回は見送り。

⑫ エンペラーズソード|乗り込みは十分も、反応面に課題

10月12日・美浦坂路・良・G強
55.1-40.1-25.8-12.7

月曜日に追った後は微調整。乗り込んできたものの、反応が鈍く、叩いてからの方が良さそうという評価だ。

仕上がりそのものを否定する内容ではないが、今回の追い切り評価では反応面の課題を無視できない。前半から厳しい流れになった場合の負荷も考えると、現状では強く推しにくい。

結論:今回は買い目から外す。

⑬ シュガークン|中間の時計は評価。最終追い切りは強調しにくい

10月12日・栗東坂路・良・馬なり
54.4-39.6-25.9-12.9

帰厩当初から動きが軽く、10月7日には栗東CWで6F80.8秒を記録。最終追い切りは馬なりで、態勢は整ったという評価だ。

中間の時計には評価できる部分がある一方、最終追い切りのラスト1Fは12.9秒。これだけで状態を低く評価するのは適切ではないが、最終追い切りで鋭い終いを見せた④・⑧・⑩・⑭と比較すると、今回の買い目で優先する理由はやや弱い。

結論:仕上がりは良好と評価するが、今回は見送り。

⑭ エコロアルバ|終い11.6秒。坂路で鋭い反応

10月14日・美浦坂路・良・強め
52.5-38.1-24.3-11.6

併走馬の追い出しを待ってから仕掛けると、一瞬にして突き放したという内容。終いの反応が良く、態勢は整ったとの評価だ。ラスト1F11.6秒は、今回の坂路組で特に目を引く時計となる。

強めに追われての数字である点は踏まえる必要があるが、全体時計52.5秒からラスト1F11.6秒までの流れも良く、仕掛けてからの反応が評価ポイントとなる。

古馬との力関係は実戦で確認する必要があるものの、追い切りの内容は高く評価したい。差しが届く展開なら、上位進出を期待できる候補だ。

結論:調教上位。相手に採用。

3. 追い切り評価ランキングと取捨選択

追い切り評価はラスト1Fの時計が速い順ではなく、負荷、動きの質、コメント、実績を合わせて判断した。ここでの順位は今回の予想における評価であり、レース結果を保証するものではない。

評価 馬番・馬名 主な根拠 最終判断
最上位④ トロヴァトーレ馬なりでラスト11.3秒。中間から動けており、気配も抜群軸
上位⑭ エコロアルバ坂路52.5秒、ラスト11.6秒。仕掛けて併走馬を突き放す相手
上位⑧ マジックサンズ馬なりでラスト11.9秒。力強いアクションと脚の回転が目立つ相手
上位⑤ アドマイヤズーム仕掛けてラスト11.9秒。力強さと加速の滑らかさを評価相手
注目⑩ アンパドゥ仕掛けて美浦Wラスト11.2秒。芝1600mの実績も評価相手
注目① ファンダム2頭を追走して突き抜ける。馬なりでラスト11.8秒相手
次点⑥ デビットバローズ強めの負荷でラスト11.9秒。前走以上の気配見送り
次点⑦ ウォーターリヒト乗り込み十分だが、絶好調時には及ばない評価見送り
次点② ミトノオルフェ馬なりでラスト11.7秒。フォーム安定、反応良化見送り
次点⑨ キープカルム一杯で全体52.6秒。終いの反応を比較して優先度を下げる見送り
次点⑪ ファーヴェント力強さは評価するが、一杯でラスト12.3秒見送り
評価下げ⑫ エンペラーズソード乗り込みは十分だが、反応が鈍いとの評価見送り
次点⑬ シュガークン中間CW6F80.8秒。最終追い切りの終いは強調しにくい見送り
次点③ シンフォーエバー大きなフォームだが、力みと終いの鋭さが課題見送り

⑦を外し、①を残した理由

⑦ウォーターリヒトは乗り込み十分で、時計も合格点とされている。ただし、提供されたコメントでは絶好調時には及ばないという評価がある。今回は調教を重視して選ぶ方針のため、より明確な好材料がある馬を優先した。

一方、①ファンダムは2頭を追走して直線で突き抜け、馬なりでラスト1F11.8秒。出来も高い次元で安定していると評価されている。追い切りの動きに明確なプラス材料があるため、相手5頭の一角に残す判断とした。

⑩アンパドゥを買い目に入れる理由

⑩は今回の追い切りで美浦Wラスト1F11.2秒を記録。仕掛けてからスピードが乗り、フォームに迫力が出たという評価に加え、芝1600mでの実績もある。

④・⑧・⑭ほど調教コメント全体を強く推せるかは別としても、時計と実績の組み合わせは無視できない。限られた10点の中でも、相手として残す価値があると判断した。

4. 枠順・実績・相手関係を比較

追い切りが良くても、実戦で力を発揮できるかは別問題だ。東京芝1600mでは、長い直線に向けてどの位置を取るか、進路を確保できるか、前半で余計な脚を使わずに済むかが重要となる。

馬番 馬名 主な評価材料 懸念点
①ファンダム追走から突き抜ける動き。安定した仕上がり展開と位置取り
④トロヴァトーレ東京マイル実績、馬なりでラスト11.3秒進路確保と仕掛け
⑤アドマイヤズームマイル重賞実績、力強い坂路調教先行争いのプレッシャー
⑧マジックサンズ馬なりでラスト11.9秒、気配抜群差し届く位置を取れるか
⑩アンパドゥマイル実績、仕掛けてラスト11.2秒展開と位置取り
⑭エコロアルバ坂路ラスト11.6秒、仕掛けて鋭い反応古馬との力関係

今回の買い目では、追い切りの質とマイル実績を兼ね備えた④を軸にする。相手は、前残りを考慮した⑤、末脚を生かす⑧・⑭、実績と終いの時計を評価した⑩、追い切りの動きが良かった①の5頭とした。

5. 展開予想と⑤アドマイヤズームの評価

⑤が先手を取り、後続が位置を探る形を基本線に

展開は⑤アドマイヤズームが主導権を握る形を基本線として想定する。ただし、実際に⑤が逃げるかどうかはスタートや他馬の出方にも左右されるため、決めつけは禁物だ。先行勢がどこまで前へ出るかによって、ペースと直線での余力は変わってくる。

展開 想定される状況 評価したい馬
前残り⑤が無理なく先手を取り、道中で息を入れられる⑤アドマイヤズーム
差し決着前半からプレッシャーがかかり、直線で先行勢の余力が減る④トロヴァトーレ、⑧マジックサンズ、⑩アンパドゥ、⑭エコロアルバ
平均的な流れ逃げ馬が極端に消耗せず、差し馬も一定の脚を使える④トロヴァトーレ、①ファンダム、⑧マジックサンズ

⑤アドマイヤズームは逃げ切れるか

⑤は最終追い切りでラスト1F11.9秒を記録し、加速も滑らかという評価。状態面で大きく割り引く必要はない。マイル重賞での実績もあり、単騎に近い形で運べれば残り目は十分に考えられる。

ただし、追い切りが良いことと、逃げ切れることは同じではない。先行勢からプレッシャーを受ければ、直線で余力を失う可能性もある。逆に、後続が牽制し合って⑤が楽に運べるなら、前残りのシナリオが浮上する。

そのため、⑤は軸にはせず、相手として買い目に残す。④を軸にすることで、⑤が逃げ残る展開と差し馬が台頭する展開の両方に対応する狙いだ。

展開判断の結論
  • 基本線は⑤が先手を取り、差し馬が直線で迫る展開。
  • ⑤が道中で息を入れられれば、前残りの可能性もある。
  • ④・⑧・⑩・⑭を差し候補として評価する。
  • 展開を一つに決めつけず、⑤を相手に含める。

6. ④トロヴァトーレを軸にする理由

今回の軸馬は④トロヴァトーレ。最終追い切りの内容、東京マイルの実績、展開への対応力を総合的に評価した。

理由① 馬なりでラスト1F11.3秒

10月14日の美浦Wで、馬なりのままラスト1F11.3秒を記録。中間から能動的に動けており、直前も手応えが良かったというコメントがある。時計だけでなく、仕上がりの雰囲気も高く評価できる。

理由② 東京芝1600mの実績

④は芝1600mで複数の勝利実績を持ち、東京マイルでも結果を残してきた。今回の舞台への適性を考えるうえで、調教の良さだけに頼らず、実績面も評価できることが強みとなる。

理由③ 前残りと差し決着の両方を想定できる

⑤が逃げ残る展開でも、④が中団付近から脚を使える形なら相手に食い込む可能性がある。前が競り合って差し決着になる場合も、直線で末脚を生かすシナリオが考えられる。

軸としてのリスク
④を軸にする以上、出遅れや進路が塞がる展開には注意が必要だ。また、⑤が単騎で逃げ切り、後続の差しが届かない場合は、相手の選択が結果を左右する。軸の信頼度を高く評価しても、的中を保証するものではない。

7. 3連複1頭軸流し10点の買い目

買い目は④トロヴァトーレを1頭軸にして、相手5頭へ流す3連複1頭軸流し。3連複は軸馬が3着以内に入ることを前提に、相手5頭から2頭を選ぶ方式だ。相手5頭から選ぶ組み合わせは10通りとなる。

3連複・1頭軸流し10点

軸馬:④ トロヴァトーレ

相手:① ファンダム、⑤ アドマイヤズーム、⑧ マジックサンズ、⑩ アンパドゥ、⑭ エコロアルバ

買い目一覧

④-①-⑤
④-①-⑧
④-①-⑩
④-①-⑭
④-⑤-⑧
④-⑤-⑩
④-⑤-⑭
④-⑧-⑩
④-⑧-⑭
④-⑩-⑭
  • 券種:3連複1頭軸流し
  • 点数:10点
  • 1点あたり:100円
  • 購入金額:1,000円
  • 総投資額:1,000円

1点100円で購入した場合の計算例。実際の購入前には、最新の出馬表、馬体重、オッズ、当日の芝レースの馬場傾向を確認したい。

相手5頭を選んだ理由

①ファンダム:2頭を追走して直線で突き抜ける動きと、馬なりでラスト1F11.8秒を記録した点を評価。出来も高い次元で安定しているとのコメントがあり、調教面の根拠を持つ相手として残す。

⑤アドマイヤズーム:前残りへの保険。状態が良く、主導権を握って道中で息を入れられれば粘り込みの可能性がある。

⑧マジックサンズ:馬なりでラスト1F11.9秒。気配と脚の回転が良く、差し展開で浮上する可能性を評価した。

⑩アンパドゥ:美浦Wでラスト1F11.2秒。実績面も含め、限られた点数の中で残す価値があると判断した。

⑭エコロアルバ:坂路でラスト1F11.6秒。仕掛けてからの反応が鋭く、今回の調教上位候補として採用した。

買い目から外した馬について

⑦ウォーターリヒトは乗り込み量や体の仕上がりは評価できるものの、絶好調時には及ばないというコメントを重視して今回は見送る。

⑥デビットバローズも前走以上の気配と評価されているが、今回の10点では④・⑤・⑧・⑩・⑭・①を優先した。②ミトノオルフェや⑨キープカルムも状態面で一定の評価はできるが、買い目を広げるよりも、追い切り内容と実績を重ねて選んだ5頭に絞る。

これは見送り馬に能力がないという意味ではない。限られた点数の中で、今回の展開と調教評価に合う馬を優先した判断だ。

8. 最終評価とまとめ

軸馬:④トロヴァトーレ

相手:①ファンダム、⑤アドマイヤズーム、⑧マジックサンズ、⑩アンパドゥ、⑭エコロアルバ

調教上位:④トロヴァトーレ、⑧マジックサンズ、⑭エコロアルバ、⑤アドマイヤズーム

実績も含めて採用:⑩アンパドゥ

追い切りの安定感から採用:①ファンダム

買い方:3連複1頭軸流し10点

購入例:1点100円、総投資額1,000円

今回の富士ステークスは、④トロヴァトーレの追い切り内容と東京マイル実績を評価して軸に据える。相手には、調教の気配が目立った⑤・⑧・⑭に、マイル実績とラスト1F11.2秒を評価した⑩、追走から突き抜ける動きを見せた①を加えた。

⑤が前で粘り込む展開も、差し馬が直線で台頭する展開も想定し、3連複10点で対応する。最終的には当日の芝レースで内外の伸び方や先行馬の粘りを確認し、馬場傾向が想定と大きく異なる場合は評価を見直したい。

9. JRA公式出馬表

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