二級小型船舶操縦士免許の筆記試験に一発合格するための勉強法を経験者が徹底解説!

二級小型船舶操縦士免許の筆記試験に一発合格するための勉強法を経験者が徹底解説!
二級小型船舶操縦士免許とは?
「二級小型船舶操縦士免許の筆記試験って難しいの?」
「どう勉強すれば一発合格できる?」
このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
二級小型船舶操縦士免許は、プレジャーボートやフィッシングボートなどの小型船舶を操縦するための国家資格です。
登録講習所で受講した場合の合格率は90%を超える比較的取得しやすい資格ですが、不合格になる人の多くは実技試験ではなく、海上交通ルールなど普段なじみのない知識が出題される筆記試験でつまずいています。
しかし、勉強するポイントさえ押さえれば、一発合格は十分に目指せます。
実際に筆者も登録講習所で講習を受け、講師から教わったポイントを中心に復習することで一発合格できました。
本記事では、実際の経験をもとに「効率的な勉強法」「優先して勉強すべき項目」「試験当日の注意点」まで詳しく解説します。
二級小型船舶操縦士免許 筆記試験の科目と合格条件
二級小型船舶操縦士免許の筆記試験は3項目の構成が決まっており、合格ラインも明確に定められています。
そのため、他の受験者の結果は一切関係なく、自分自身が合格ラインを超えられるかどうかのみが基準です。
| 科目 | 問題数 |
|---|---|
| 心得及び遵守事項 | 12問 |
| 交通の方法 | 14問 |
| 運航 | 24問 |
筆記試験は上記3項目、全50問が4択形式で出題されます。
試験時間は70分で、項目ごとの時間制限はありません。
筆者は20〜25分程度で全ての問題を解き終え、他の参加者も大半が試験時間の半分程度で筆記試験を終えていました。
事前に学習をしておけば、基本的に時間制限に縛られることはないので、ゆっくり時間をかけて取り組んでみてください。
各試験項目の難易度
心得及び遵守事項|難易度:低
遵守事項に関しては船舶に関する知識がなくても、文章をきちんと読んで答えることができれば半分以上正解できます。
3項目の中で最も難易度は低く、常識問題に近いため、ここで点数を落としてしまうのはかなりもったいないです。
遵守事項を重点的に勉強する必要はありませんが、試験中では問題の誤認がないよう、しっかり問題を読んで確実に点数を稼いでおいてください。
交通の方法|難易度:高
3項目の中で最も難易度が高い交通の方法は、車やバイクの免許とは違う、船舶独自のルールを勉強する必要があります。
出題範囲は船の種類による優先順位(横切りや追い越し)や灯火など、海上の交通ルールです。
最初は理解に苦戦する問題もありますが、過去問や模擬試験を何度か繰り返すことで、問題の特徴やパターンを掴めるようになります。
始めから全て理解しようとせず、まずは繰り返し問題を解いて形式に慣れることが効率的な勉強方法です。
運航|難易度:中
難易度としては中程度の運航ですが、事前学習は必須です。
学習しておけば極端に難しい内容ではありませんが、遵守事項のように初見で解ける問題ばかりではありません。
また、出題範囲が広く、問題数も多いため、交通の方法の次に重点的に押さえるべき項目です。
運航では理解が必要な問題も多いため、単純暗記だけではなく、細かい数字や知識まで把握しておくことで正答率を高められます。
交通の方法おすすめの勉強法
繰り返しになりますが、交通の方法は最初から完全理解を目指すと効率的な学習が難しくなります。
まずは問題集を何周か解いて、問題のパターンを理解することが第一歩です。
その中でも以下の3つは頻出分野となるため、優先的に勉強しておくことをおすすめします。
- 船同士が横切る場合の優先関係
- 追い越しのルール
- 灯火・形象物の見分け方
受験者の多くがつまずく箇所にもなるため、講師から試験に出るポイントを教えてもらえる可能性も高いです。
そのアドバイスを基に教本の青文字部分は必ずチェックし、問題集は「前にも同じ問題を見た」と思えるくらい繰り返しておきましょう。
交通の方法は最難関ですが、ここで50%以上正解できれば合格はかなり近づきます。
合格ラインは33問以上正解(各項目半分以上)
二級小型船舶操縦士免許の筆記試験合格ラインは33問以上正解ですが、忘れてはいけないのが各項目の正答率が50%以上でなければいけないということです。
全体で33問以上正解していても、特定の項目で基準を下回ると不合格になる可能性があります。
交通の方法と運航で60%以上を正解することを前提として、最も簡単な遵守事項でどれだけ点数を稼げるかが合否を左右します。
勉強時間の配分としては、遵守事項10%・交通の方法60%・運航30%程度を目安にすると効率的です。
二級小型船舶操縦士免許を一発で取得するための勉強方法
筆者自身、実際に二級小型船舶操縦士免許を一発合格することができました。
今振り返ると、以下の3つを実践しておけば、一発合格の可能性は非常に高いと感じています。
- 登録講習所の講師を頼る
- 問題集は繰り返し解いておく
- 教本の青文字は必ず確認する
逆に合格率90%を超える二級小型船舶操縦士免許で不合格になる人は、いずれかの対策を十分に行えていない可能性があります。
一発合格を目指す方は、この3点を重点的に取り組んでください。
登録講習所で講習を受ける
二級小型船舶操縦士免許の取得方法は大きく分けて2種類あります。
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| 登録講習所 | 講習+修了審査で取得を目指す |
| 国家試験直接受験 | 自分で勉強して試験を受験する |
費用を抑えるのであれば国家試験を直接受験する方が安く済みます。
しかし、一発合格を狙うのであれば登録講習所での講習が圧倒的におすすめです。
登録講習所(国家試験免除)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 8〜12万円程度 |
| 期間 | 2〜3日程度 |
| 講習内容 | 学科12時間・実技4時間+修了審査 |
学科講習と実技講習を受講し、それぞれ修了審査に合格すれば免許取得となります。
時間と費用は必要になりますが、講師が過去の問題傾向や特徴から頻出問題を押さえた講習を行ってくれるため、12時間の学科講習で大まかな試験対策ができます。
筆者も講師から教わったポイントを中心に復習した結果、一発合格することができました。
国家試験直接受験
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 費用 | 3〜4万円程度 |
| 期間 | 決められた講習期間なし |
国家試験を直接受験する場合は、試験日に合わせて自分で学習や対策をする必要があります。
登録講習所のように頻出問題などの情報を得にくいため、数週間〜1か月程度の勉強時間を確保しておくと安心です。
どうしても費用を抑えたい、または2〜3日のまとまった休みが取れない場合は国家試験を受験する方法もあります。
ただし、短期間で確実に合格を目指す場合には不向きです。
問題集を1周以上解く
多くの登録講習所では教本と問題集、または教本内に問題集が含まれています。
筆者がおすすめする方法は、講習で取り上げられた箇所を問題集でも繰り返し解いておくことです。
さらに、ネット上で過去問を確認できる場合もあるため、特に「交通の方法」と「運航」は注意深く勉強しておきましょう。
教本の青文字は必ずチェック
教本では重要箇所が青文字で表記されています。
これは重要ポイントであり、筆記試験にも出題されやすい部分です。
講習で講師が話した内容を確認し、それを基に問題集を解く、さらに教本の青文字まで復習しておけば試験対策として十分なレベルになります。
実際に青文字部分は講師の解説内容と重なることも多く、筆者も復習時には青文字部分を重点的に読み返しました。
試験直前の確認にも効果的なので、最後まで活用することをおすすめします。
筆者が実践した一発合格のためのスケジュール
筆者の場合、講習は3日間に渡って開催されました。
1日目と2日目が学科講習、3日目が実技講習という流れでした。
1日目 学科講習
1日目の学科講習では船舶の基礎知識、心得及び遵守事項、交通の方法の前半部分を学びました。
朝から夕方まで講習が行われ、帰宅後は1時間程度復習を行いました。
特に交通の方法に多くの時間を使い、講師から伝えられた頻出問題を中心に問題集を解き、問題のパターンや傾向を把握しました。
2日目 学科講習
2日目も学科講習で、内容は交通の方法(後半部分)と運航になります。
1日目より内容が濃くなるため、帰宅後は2〜3時間ほど自主学習を行いました。
交通の方法については1日目と同じように頻出問題を中心に問題集や過去問を解き、傾向を確認しました。
運航についても問題集を解くだけではなく、講師から教わったポイントや教本の青文字も合わせて覚えるようにしました。
3日目 実技試験・筆記試験
3日目は実技試験と筆記試験が午前・午後に分けて実施されました。
実技は講習で教わった内容を落ち着いて実践できれば十分合格を目指せるため、本記事では筆記試験の勉強方法を中心に紹介します。
筆記試験は終了後、その場で答えが開示されました。
点数の公開はされず、合格または不合格のみが発表されますが、開示された回答と照らし合わせた自己採点では約48点でした。
二級小型船舶操縦士免許筆記試験の注意点と対処法
二級小型船舶操縦士筆記試験の勉強については、前述した通り「講師の発言」「問題集」「教本の青文字」を押さえておけば十分合格を狙えます。
しかし、せっかく勉強した内容を試験当日に発揮できなければ、不合格になってしまう可能性があります。
事前に勉強した内容を100%出し切るためにも、以下の注意点を意識して試験に臨んでください。
ひっかけ問題に要注意
意地悪なひっかけ問題というわけではありませんが、文章をきちんと読まないと誤解してしまうような問題も含まれています。
例えば、
という問題の答えは「〇」です。
しかし、
という問題の答えは「×」になります。
このように主語が入れ替わることで混乱してしまい、理解していたのに間違えてしまうケースは非常にもったいないです。
対策は明確で、事前学習で問題パターンを理解すること、そして試験中は問題文を最後まで読むことです。
70分という試験時間は十分あるため、必ず最後の見直しまで行うようにしてください。
4択には必ず答える
筆記試験は全て4択のマークシート方式で、記述問題はありません。
十分勉強していても、試験中には分からない問題が出てくる可能性があります。
消去法で考えれば実質3択、2択まで絞れる場合もあるため、必ず何かしらの回答をマークしましょう。
まとめ|一発合格なら講習所に頼るべき
筆者自身の経験から考えても、登録講習所に通うことは二級小型船舶操縦士免許の筆記試験に一発合格するための最短ルートです。
講習所で講習を受けることで、教本や問題集を入手できるだけではなく、講師から試験に出やすいポイントや効率的な勉強方法を教えてもらえます。
筆者も講師のアドバイスを中心に復習を行い、一発合格することができました。
これから受験する方も、講習で学んだ内容を問題集と教本で繰り返し確認すれば、一発合格は十分目指せます。
短時間でも継続して問題集と教本を確認すれば知識が定着しやすくなり、本番でも自信を持って試験に臨めます。
二級小型船舶操縦士免許を取得してクルーズや釣りに行きたいと考えている方は、ぜひ講習所+自主学習で一発合格を目指してください。
よくある質問
Q. 二級小型船舶操縦士免許の筆記試験は難しいですか?
国家資格の中では比較的取得しやすい資格です。
ただし「交通の方法」は海上交通ルールを学ぶ必要があるため、初めて勉強する方は難しく感じる可能性があります。
講習で学んだ内容を復習し、問題集を繰り返し解けば十分に一発合格を狙えます。
Q. 筆記試験はどれくらい勉強すれば合格できますか?
登録講習所を利用する場合は、12時間の学科講習に加えて、講習後に数時間〜半日程度問題集や教本を復習すれば合格レベルに到達できます。
国家試験を直接受験する場合は独学になるため、数週間〜1か月程度の勉強時間を見込むと安心です。
Q. 問題集の勉強だけで合格できますか?
問題集を繰り返し解くことは非常に効果的ですが、それだけではなく、講師が解説した内容や教本の青文字も合わせて復習することがおすすめです。
筆者もこの3つを中心に勉強し、一発合格することができました。
Q. どの項目から勉強するのがおすすめですか?
最初は「交通の方法」から勉強することをおすすめします。
3項目の中で最も難易度が高く、理解に時間がかかるため、早めに取り組むことで試験直前に余裕ができます。
その後、「運航」「心得及び遵守事項」の順番で学習すると効率的です。
Q. 問題集は何周くらい解けばいいですか?
最低でも1周、できれば2〜3周は解いておくことをおすすめします。
特に間違えた問題や苦手な「交通の方法」は繰り返し解き、問題パターンに慣れることが一発合格への近道です。


