ITパスポート試験に一発合格するには|やめたことから見つけた効率的な学習法

ITパスポート試験に一発合格するには|やめたことから見つけた効率的な学習法

ITパスポート試験に一発合格するには|やめたことから見つけた効率的な学習法

「ITパスポート試験って、一発合格できるの?」

そう思って勉強を始めたものの、参考書を何周も読んだり、専門用語をひたすら暗記したりして、「思ったより覚えられない…」と感じた人も多いのではないでしょうか。私も最初は同じでした。

ですが、勉強時間を増やすことよりも、勉強の進め方を変えたほうが効率よく知識が身につくことに気づきました。やみくもに頑張るのではなく、「やらないこと」を決めたことで、学習の負担もぐっと軽くなったのです。

この記事では、一発合格を目指すためにやってはいけない勉強法と、本当に取り入れてよかった勉強法、さらに無理なく続けるための工夫や2か月の学習スケジュールまで紹介します。

これからITパスポート試験を受ける方はもちろん、勉強が思うように進まず悩んでいる方も、ぜひ参考にしてみてください。

ITパスポート試験は一発合格できる?

まず結論からお伝えすると、ITパスポート試験は一発合格を十分目指せる資格です。一般的には80〜100時間程度の学習時間が目安とされており、1日1〜2時間ほど勉強すれば約2か月で合格を狙えます。

ただし、勉強時間を確保するだけでは十分とはいえません。同じ100時間でも、効率的な勉強法を実践した人と、参考書を読むだけで終わってしまった人では、知識の定着度に大きな差が生まれます。

一発合格を目指すなら、「どれだけ勉強するか」ではなく「どう勉強するか」が重要です。

次の章からは、私が遠回りした経験も踏まえながら、やってはいけない勉強法と、実際に効果を感じた勉強法を紹介します。

一発合格するために「やってはいけない」4つのこと

まず、私が実際にやってしまい、結果的に遠回りになった勉強法は次の4つです。

  • 参考書を何周も読む
  • 全部覚えようとする
  • 勉強時間で評価する
  • ノートをきれいにまとめる

一見するとどれも効果がありそうですが、私の場合は「勉強したつもり」になってしまい、なかなか知識が定着しませんでした。それぞれ詳しく紹介します。

参考書を何周も読む

まずは参考書を何周も読めば、自然と知識が身につくだろうと考えていました。勉強を始めた頃は、そう信じていたのです。

実際に1周目は新しい知識を学ぶことも多かったのですが、2周目、3周目になると「またこのページか」と感じることが増え、内容をじっくり読むというより流し読みになってしまいました。

その結果、試しに過去問を解いてみると、「見たことはあるのに答えられない」という問題が続出しました。参考書を読むこと自体が目的になっていて、問題を解く力は身についていなかったのです。

ポイント

参考書は読むだけでは知識が定着しにくく、「解ける力」は身につきません。アウトプットを組み合わせることが重要です。

全部覚えようとする

ITパスポートの内容を全部覚えるのは、ほぼ不可能です。

専門用語や英単語、法律、経営、セキュリティなど、出題範囲は想像以上に広く、「全部覚えよう」と思うほど勉強は苦しくなります。私も最初は、知らない単語が出てくるたびに立ち止まり、一つひとつ暗記しようとしていました。

しかし、それではなかなか先へ進めません。「覚えたはずなのに次の日には忘れている」を繰り返し、勉強そのものが嫌になってしまいました。

今振り返ると、全部を覚えることではなく、「問題を解きながら何度も出会ううちに自然と覚える」くらいの気持ちで十分だったと感じています。

ポイント

完璧を目指すよりも、頻出分野を繰り返し学習し、自然と知識を定着させることが合格への近道です。

勉強時間で評価する

勉強時間は長いほど正義。始めた頃は、そんなイメージを持っていました。今日は3時間、休日は5時間など、とにかく勉強時間を増やすことばかり考えていたのです。

しかし実際には、長時間机に向かっていても、集中できている時間は意外と短いものです。参考書をぼんやり眺めたり、同じページを読み返したりしているだけの日も少なくありませんでした。

大切なのは勉強時間ではなく、「どれだけ理解できたか」「何問解けるようになったか」という学習の質でした。

「今日は3時間勉強した」よりも、「昨日できなかった問題が今日は解けた」という積み重ねを意識することが重要です。

ノートをきれいにまとめる

ノートをきれいにまとめると、しっかり勉強したという気持ちになりますよね。私も色分けをしたり、図を書き加えたりして、見返しやすいノートを作ろうとしていました。

ただ、時間をかけてノートを完成させても、それだけで知識が定着するわけではありません。気づけばノートを作ること自体が目的になり、勉強したつもりで終わってしまう日もありました。

特にITパスポートは覚える範囲が広いため、すべてをノートにまとめようとすると、それだけでかなりの時間がかかります。ノート作りの作業よりも、もっと優先すべきことがあったと感じています。

ポイント

ノートを作ることよりも、過去問を解き、間違えた問題を復習する時間を優先したほうが、効率よく知識を身につけられます。

一発合格するために「やるべき」4つのこと

一方で、勉強法を見直してから、「一発合格するためにはこれをやるべきだ」と実感したことがあります。

  • 過去問を勉強の中心にする
  • 苦手な問題だけ何度も解く
  • 参考書は辞書代わりに使う
  • 正解した問題こそ解説を読む

どれも特別なテクニックではなく、少し考え方を変えただけのシンプルな方法です。それぞれ詳しく説明します。

過去問を勉強の中心にする

まず、勉強の中心は参考書ではなく過去問にしてみてください。

参考書を読んでから問題を解くと考えがちですが、実際は過去問を解いたほうが「何が重要なのか」「どのような問題がよく出題されるのか」が自然と見えてきます。

最初は間違える問題ばかりでも気にする必要はありません。むしろ、間違えた問題こそ知識を身につけるチャンスです。解説を読んで理解し、時間を空けてもう一度解く、この流れを繰り返すことで、知識は少しずつ定着していきます。

私自身も、覚えてから問題を解く勉強法から、問題を解きながら覚える勉強法へ切り替えてから、学習効率が大きく変わりました。

ポイント

「インプットしてからアウトプット」ではなく、「アウトプットしながらインプットする」学習法へ切り替えることで、知識が定着しやすくなります。

苦手な問題だけ何度も解く

限られた勉強時間を有効に使うなら、すべての問題を何度も解き直すのではなく、苦手な問題を重点的に復習することをおすすめします。

正解できた問題は、ある程度知識が身についています。一方で、何度解いても間違える問題や、なんとなく正解した問題は、理解が曖昧なままになっていることが少なくありません。

こうした問題を繰り返し解くことで、苦手だった分野も少しずつ得点源へ変わっていきます。

全部復習していては、時間がいくらあっても足りません。思い切って苦手な問題だけに絞れば、復習の負担が減り、「また間違えた」が「今度は解けた」に変わる瞬間も増えていきます。

効率よく学習するためには、「できない問題」に時間を使い、「できる問題」は確認程度に留めることが大切です。

参考書は辞書代わりに使う

参考書は、最初から最後まで何度も読み返すものではなく、「わからないことを調べるための辞書」として活用してみてください。

私も最初は、参考書は最初から最後まで何度も読んで覚えるものだと思っていました。

しかし実際は、わからない用語や理解が曖昧な部分が出てきたときだけ開くくらいで十分です。例えば、過去問を解いていて「VPNって何だっけ?」「RAIDの違いがわからない」と思ったら、そのタイミングで参考書を開いて確認します。

理解できたら、すぐにまた問題へ戻る。この流れを繰り返すことで、知識が少しずつつながり、「覚えるための勉強」から「解けるための勉強」へ変わっていきました。

ポイント

参考書は「読む教材」ではなく、「調べる教材」と考えることで、必要な知識だけを効率よく吸収できます。

正解した問題こそ解説を読む

「正解したのだから次の問題へ進めばいい」と思いますよね。私も最初は、正解した問題の解説はほとんど読まずに飛ばしていました。

しかし、ITパスポート試験では「なんとなく」で正解してしまう問題が意外とあります。選択肢を消去法で選んだり、見覚えのある単語を選んだりして正解しても、本当に理解できているとは限りません。

だからこそ、正解した問題も「なぜこの選択肢が正解なのか」「他の選択肢はなぜ誤りなのか」まで確認してみてください。

実は、正解した問題の解説に書かれている内容が、別の苦手分野の基礎知識につながっていることも少なくありません。

一つの問題をきっかけに知識が少しずつつながっていくため、試験範囲を幅広くカバーできるようになります。

ポイント

正解した問題も復習することで、「偶然正解した知識」を「確実に理解した知識」へ変えることができます。

勉強を続けるために私が実践した工夫

勉強で一番難しいのは、知識を覚えることではなく、続けることかもしれません。

最初は意気込んでいても、仕事や学校で疲れたり、「今日はいいかな」と思ったりする日もありますよね。そんなときでも勉強を止めないために、私が実践していた小さな工夫を紹介します。

間違えた問題はスマホに保存する

間違えた過去問の画面をスクリーンショットしたり、苦手な用語だけをスマホのメモに残したりしました。電車を待つ数分や寝る前など、「勉強するぞ」と気合いを入れるほどではない時間に見返せるようにしていたのです。

特に効果を感じたのは、何度も間違える用語を1枚の画像にまとめ、待ち受け画面に設定することでした。スマホを見るたびに自然と目に入るため、「覚えよう」と気負わなくても少しずつ頭に残っていきます。

また、待ち受けを変えることで「今は勉強期間なんだ」と自分自身へ意識づけする効果もあります。何気なくスマホを開くたびに勉強を思い出せるので、サボりそうな日でも「今日は1問だけでも解こう」と机に向かうきっかけになりました。

ポイント

スマホは誘惑の道具ではなく、学習ツールとして活用することで、スキマ時間を効率よく使えるようになります。

スキマ時間は過去問アプリを開く

私が決めていたルールの一つが、「スキマ時間は過去問アプリを開く」ことです。

もちろん、空いている時間をすべて勉強に使っていたわけではありません。そんなことをしたら、正直疲れてしまいます。

例えば、お昼休憩の最後の10分だけ、お風呂に入っている時間のうち5分だけなど、「この時間だけは過去問を解く」と決めていました。

まとまった勉強時間が取れない日でも、1日に何度か問題へ触れるだけで、「あ、この用語また出てきたな」と自然に覚えていきます。

机に向かう時間だけが勉強ではないと気づいてからは、「今日は勉強できなかった」という日もほとんどなくなりました。

1日10分でも継続すれば、大きな学習時間になります。スキマ時間は積極的に活用しましょう。

集中力が切れたら10分だけ散歩する

ずっと机に向かっていると、「もう頭に入らない」と感じる瞬間があります。そんなときは無理に続けず、私は10分だけ散歩に出るようにしました。

最初は、せっかく勉強しているのにもったいないと思っていましたが、気分転換を挟んだほうが頭がスッキリして、もう一度机に向かいやすくなったのです。

無理に1時間続けるよりも、30分勉強して10分歩き、また30分勉強するほうが、結果的に集中できる時間は長くなりました。

ポイント

集中力が落ちたまま勉強を続けるよりも、短時間のリフレッシュを挟んだほうが学習効率は高まります。

疲れた日は1問だけ解いて終える

仕事や学校で疲れていると、「今日はもう勉強しなくてもいいかな」と思うことが何度もありました。でも、一度休んでしまうと、次の日も「今日もいいか」となってしまいそうだったのです。

そこで私が決めたのは、どんなに疲れていても1問だけは解くことでした。たった1問なら数分で終わりますし、「今日は勉強した」という習慣も途切れません。

不思議なもので、1問だけのつもりが、そのまま5問、10問と続けられる日もありました。もちろん、本当に疲れている日は1問だけで終えても大丈夫です。

大切なのは、完璧に勉強することではなく、「今日も続けられた」という小さな積み重ねだと感じています。

ポイント

勉強時間の長さよりも、「毎日続ける習慣」を維持することが、一発合格への大きな力になります。

ITパスポート試験で一発合格を目指すための2か月スケジュール

ここまで紹介した勉強法を、「実際にどのような順番で進めればいいの?」と思う方もいるかもしれません。

もちろん、勉強できる時間や理解するスピードには個人差がありますが、私が今、いちから勉強するなら次のようなスケジュールで進めます。

最初から完璧を目指すのではなく、早い段階で過去問に触れることがポイントです。

期間 学習内容 ポイント
1~2週目 参考書を1周して全体像をつかむ
  • わからない用語があっても立ち止まらない
  • 最後まで一度通して読む
  • 暗記ではなく全体像を把握することを優先する
3~6週目 過去問を中心に学習する
  • 間違えた問題を重点的に復習する
  • わからない部分だけ参考書で確認する
  • 正解した問題も解説を読み、知識をつなげる
7週目 苦手な問題を重点的に復習する
  • 間違えた問題だけを繰り返し解く
  • 理解が曖昧な分野を一つずつ減らす
  • 新しい教材には手を出さない
試験前1週間 総復習・CBT形式の確認
  • 今まで解いた問題を中心に復習する
  • 本番と同じCBT形式で時間配分や操作に慣れる
試験前日 思い切って休む
  • 無理に総復習はしない
  • 早めに就寝し、体調を整えることを優先する

このスケジュールはあくまで一例です。仕事や学校などで予定どおりに進まない日があっても、焦る必要はありません。

大切なのは、「今日は予定より遅れた」と落ち込むことではなく、過去問を中心に苦手を一つずつ減らしていくことです。

2か月で完璧を目指すのではなく、「昨日より解ける問題が増えた」と感じられれば十分です。一歩ずつ積み重ねていけば、一発合格は十分目指せます。

まとめ:ITパスポート試験は勉強法次第で一発合格を目指せる

ITパスポート試験は、長時間勉強した人だけが一発合格できる試験ではありません。大切なのは、限られた時間の中で効率よく学ぶことです。

私自身、最初は参考書を何周も読んだり、すべてを覚えようとしたりと、遠回りな勉強をしていました。しかし、過去問を中心に学習を進め、苦手な問題へ重点的に取り組むようになってからは、「何を勉強すればいいのか」が明確になり、効率よく知識を身につけられるようになりました。

もし何から始めればいいかわからないと迷っているなら、まずは参考書を1周して全体像をつかみ、その後は過去問を中心に学習を進めてみてください。

今回紹介した勉強法をすべて取り入れる必要はありません。まずは「これなら続けられそう」と思うものを一つ実践するだけでも十分です。

焦らず、自分のペースで学習を積み重ねながら、ITパスポート試験の一発合格を目指しましょう。

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