今話題のHIFUについて
なんだか、顎がシュッとしたり、スリムになったり、肌が綺麗になるとか?
良さそうな噂は聞くけど、、、そもそもHifuって何なの?
ってところから掘り下げてみました。
1、HIFUとは

HIFUとは高密度焦点照射式超音波治療(High Intensity Focused Ultrasound)の頭文字をとった略語です。高密度とはハイパワーのこと。
焦点照射式とは、周囲にダメージを与えないということです。
つまり強力で周囲にダメージ切らないで腫れないお顔のフェイスアップをする治療ということですね。
メスを使わず、機器を直接肌に当てる施術方法で、皮膚の下に医療用の特殊超音波が作用し、切らない腫れないフェイスリフトを実現させます。
2、HIFUを打つのに向いているのはどんな人?

・手軽にしわやたるみを治療したい人
・メスや注射を使いたくない人
・小顔になりたい人
・30代以上50歳未満の人(55歳を過ぎると効果を感じられなくなる人が多い為)
HIFUを当てると皮膚表面からの決まった深さのところに超音波エネルギーが集まります。
集まったエネルギーの熱で、たんぱく質が縮みます。
このたんぱく質の縮みを利用して、リフトアップや顔を小さくする効果が期待できます。
3、HIFUが打てない人はどんな人?

HIFUを受けられない方は、次のような方と言われています。
ご自身が施術可能かどうか、エステや医療機関のカウンセリングでしっかり確認しましょう。
・アトピー性皮膚炎・日焼けなど肌に炎症がある人
・施術箇所に金属・インプラント・シリコンを入れている人
・授乳中、妊娠中または妊娠の可能性がある人
・ペースメーカーを使用している人
・心疾患や糖尿病など治療中の病気がある人
・ボトックス注射、ヒアルロン酸注入注射、糸リフト施術などの直後の人
4、HIFUの効果はいつからどのくらい持つの?
HIFUの効果は施術直後から実感できる方がほとんどです。
施術の効果は個人差はありますが、半年~1年程持続します。
施術後1~3ヶ月程はリフトアップや肌の弾力アップを最も感じられます。
その後3ヶ月~半年程で施術効果のピークを迎え、術後半年~1年程で施術効果は減少傾向に。
効果を持続させたい場合は3ヶ月~半年に1回の施術がおすすめです。
結婚式や同窓会など大切な日に向けてしわやたるみを何とかしたい!という方は予定日の約1ヶ月前に施術を受けると良いと言われています。
5、HIFUにデメリットや副作用はあるの?

デメリットとしては独特の痛みや熱いと感じることがあるようです。
ですが麻酔をするような痛みではない為、美容施術としては負担が少ないとも言えます。
副作用としては赤み、腫れ、火傷、水ぶくれ、浮腫み、神経損傷などが挙げられています。
ハイフは熱を起こす治療なので、副作用としても熱関係が原因となるモノが多いです。
熱を加える威力・場所・回数を間違えると、余計なダメージとなって、健康被害を引き起こす可能性があります。
中でも怖いのが神経損傷ですが、こちらは出力が高すぎたり角度を間違えたりして顔の神経に傷ができてしまうことが原因です。
しかしそもそもHIFUは、従来のメスで皮膚を切る必要があったリフトアップ施術と比べて、肌にかかる負担が格段に少ない美容施術。
きちんと医療機関で技術・知識のある施術者のもとで受ければ、仮に副作用が起こってもすぐに治まることがほとんどです。
6、どこでHIFUは受けられるの?医療ハイフとエステハイフの違いは?

HIFUは主に美容医療外科、エステで受けられます。
またその違いに関しては大きく4つあります。
①機械の出力が違う
医療ハイフとエステハイフでは、「機械の種類」および「出力」に差があります。
そもそもエステには医師がいないため、医療用の高出力な機械を使うことができません。
これは本来医療器具であるハイフを、エステ仕様の美容マシンにしているためです。
逆に、医師の常駐する美容外科では出力の高いクリニック用の機械を使うことができるので、即効性と持続性を感じることができます。
②出力が違うから持続期間や効果も違う
医療ハイフとエステハイフは出力が違うぶん、持続期間や期待できる効果に差があるといわれています。
前述したとおりエステと美容外科とでは機械の出力が異なるため、同じような施術であっても実感できる治療効果に違いが出てきます。
また持続期間に関しても、出力の弱いエステサロンのハイフは美容外科よりも短い傾向があります。
持続期間の長さや効果の表れ方を優先したい人は、医療ハイフのほうが向いているかもしれませんね。
③出力や持続期間が違うから価格も違う
基本的にエステサロンでの施術は、美容医療よりも低価格であることが多いです。。
SELECT CLINICによると、医療・エステのハイフ施術料金について、基本的にエステサロンでの施術は、美容医療よりも低価格であることが多いです。
そのためエステでの施術を希望する方も多いですが、ショット数や出力の差を考えると一概に安いとは言えません。
エステは1回ごとの料金負担が抑えられるように設定されているものの、出力が低いためたくさんの回数が必要になる為、想定以上の費用がかかってしまいそうです。
④リスクを負った場合の対応が違う
そもそも医療機器であるハイフは、医師などの医療従事者でしか取り扱えません。
HIFU(ハイフ)とは、高密度焦点式超音波療法と呼ばれ、ガン治療としても使用されている医療機器です。
現在は法整備が整っていないなどの理由から、サロンでも施術されていますが、エステティシャンが医療用と同出力のハイフを使用することは医師法に抵触している可能性もある危険な行為です。
医療行為であるからこそ、専門知識と経験のある医療従事者が扱う必要がある、ということですね。
万が一トラブルがあっても医療機関なら医師がいるので、すぐに診察・薬の処方などの対応をしてもらえるでしょう。
しかしエステの場合は、いざというときにすぐ対応してもらえない可能性が高いのです。
もしものことを考えると、サポートが手厚い医療ハイフのほうが安心ということですね。
また、ハイフはそもそも医療行為なのでエステでの施術は違法である可能性があるということも頭に入れておきましょう。
まとめ
今話題のHIFUですが、皆がやってるからという安易な理由でやるにはリスクが大きそうです。
ですが手軽に効果えお期待できるという点を考えると、スルーできない気もします。
メリットデメリット共によく理解した上で、理想の姿に近づけるといいですね。
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