【最強の資産運用はRolex⁉︎】価格高騰の理由と誰もが認めるブランド力とは

今、資産運用目的にロレックスを持つ方が増えています。ロレックスの強みは、ブランド力が高く、資産としての価値が下がりにくいこと。ロレックスは非常に人気のあるメーカーのため、買取価格が購入価格より高くなることも少なくありません。

「ロレックスはビジネスシーンでも評価が高いので、普段使いし、次のモデルに買い替えるときに、高値で売りたい」というビジネスマンや、「新品のロレックスを投資目的で購入している」という投資家からもロレックスは注目を集めています。


ロレックスは原価割れを起こしにくい、おすすめの投資先と言えます。持っているだけで価格が上がっていくなんて、嬉しいですよね。

昨今、老後資金2000万円問題などが話題となっていますが、将来に不安があるからこそ、資産価値の高いもの、リセールバリュー(換金率)が高いものを所有したいと思う方は多いのではないでしょうか。

ここ数年、高級時計として圧倒的なネームバリューを誇り、年々資産価値が上昇している「ロレックス(ROLEX)」は、資産価値を生むものとして注目されています。

スポーツウォッチに関していえば、2012年~2019年まで販売・買取価格相場が右肩上がりといったモデルも数多く存在するのです。

同じロレックスなのに5年前と比べて買取価格相場が3倍近くまで上昇している、正規の定価で購入し、そのまま売るだけで100万円以上の利益がでるなど、まさにバブル状態と言っても過言ではない状態です。

この記事ではロレックスの資産価値が上がる理由や、具体的にどういったロレックスの資産価値が高いのかをご紹介いたしますので、新たな投資商材をお探しの方や、ロレックスに興味がある方の参考にしていただければ幸いです。

とはいえ圧倒的品薄によって正規店ではほとんど購入できないことから、「もはや定価では買えない」と騒がれるようになって久しいロレックス。

一方で供給を大きく上回る需要から、並行市場に流れる個体は凄まじいまでに高騰しており、留まるところを知りません。

また時計市場において、「メーカーの定価改訂」がすぐに実勢相場に影響するわけではないのですが、ロレックスとなると話は別です。

これまでの定価改訂は、ロレックス相場にどのような影響を及ぼし、これからどのような実勢相場を描いていくのでしょうか。

また、ロレックスの度重なる定価改訂は、ロレックスの時計業界の中でのポジショニングをどのように変化させてきたのでしょうか。

近年のロレックスの相場・人気、そして今回の定価改訂から見る、ロレックスの今後の動向について触れていきます。

1.2022年1月ロレックス 定価改訂について

1.2022年1月ロレックス 定価改訂について

2022年明けてすぐの元旦、にわかにロレックスの定価改訂が敢行され、メーカーホームページもしっかりと書き換わりました。

ほとんど全てのモデルを対象に、だいたい3%前後~10%超の値上げとなっているようです(値上がり率はモデルによる)。

 なお、これに伴いオーバーホール料金も改訂されるようですが、こちらの詳細な金額はまだわからないとのこと。

また、ロレックスの兄弟ブランドであるチューダーも、定価改訂を行っております。

2020年1月ついで2021年8月に定価改訂されて以降、「まだ上がる」と言われ続けてきましたが、意外と早く現実となりましたね。

2.ロレックスで投資するポイントについて

2.ロレックスで投資するポイントについて

ロレックスはロレックスでも、流通量の多いモデルを選んでしまうと売る時に「思ったより安くなってしまった…」なんてことも。


ロレックスには「大きく値崩れしないものの、高騰しにくい」モデルもあるのです。


せっかく高価なロレックスを買うのですから、後々のことも考えて、価値の上がるモデルを購入したいですよね。

では、どのようにして価値が上がるモデルを選べばいいのでしょうか?

実は、価値の上がるモデルを選ぶには、いくつかの気を付けなければいけないポイントがあるのです。

実は2022年の価格改定は日本国内だけではありません。香港などでも国内定価が値上がり対象となったようなのです。

2015年の価格改定の際は、確かにヨーロッパ圏や香港でも同時に値上がりとなりました。

そのため今回の価格改定も、今後全世界で波及していくことは不思議ではありません。

この背景としては、原材料や人件費といった原価高騰が存在します。とりわけ高級機と無関係ではいられない金やステンレス鋼板の高騰の影響は小さくなかったでしょう。

そのためロレックスのみならず、多くの高級ブランドが定価改定に踏み切っており、2022年に入ってからはオーデマピゲやIWCがその例として挙げられます。

また、度々の価格改定は実勢相場が上がりすぎた結果だ、と言った声もあります。ご存知、ロレックスの人気モデル(加えて一部のブランドの人気モデル)は今や、定価でなかなか買うことができなくなりました。

圧倒的な高い需要とそれに喚起された品薄のため正規店で入手できず、結果的に市場価格が高騰を続けていますね。

こういった中で、実勢相場に合わせる形でロレックスが値上げを敢行したのでは…?なんて声も出てきています。

そして、ロレックスは非上場企業であることに加えて徹底した秘密主義。

そのためどういった要因での定価改定かはわかりませんが、一番気になってくるのが2022年のロレックス相場への影響ですね。

繰り返しになりますが、ロレックスは世界的な需要が非常に高く、ほとんど全ての国でプレミア価格を叩き出しています。

世界的に値上がりすれば、その相場がさらに上昇するであろうことは想像に難くありません。

2020年は新型コロナウイルスの影響もあり一度ロレックス相場が下落しましたが、2021年にはこの社会情勢がロレックス相場を過去最高値にまで持っていく結果を誘発しています。

価値が上がりやすいロレックスのモデルは、簡単に言えば、市場で人気が高いことが必須条件です。


人気がある=中古の需要が多くなりますので、価格が高まりやすいと考えればよいでしょう。

基本的にはデイトナ、サブマリーナー>GMT>シードゥエラー>エクスプローラーという順番で市場需要が高くなっています。

ロレックスの資産価値は他ブランドの時計と比べると全体的に高い傾向にありますが、今後値上がりが期待できる資産価値の高いモデルに絞って考えると、いくつかのモデルに絞られてきます。

もちろん、リセールバリュー(換金率)の良いロレックスと言っても、購入するタイミングや価格によって“得するか損するか”という部分は変わってきますので、最終的にはご自身の選択が重要です。

この記事で紹介するポイントを押さえたロレックスを選べば、ある程度のリセールバリュー(換金率)は期待できますので、ロレックスを高く売ることで利益を得たいという方はぜひご覧ください。

では、人気が出やすいモデルの特徴を見ていきましょう。

①流通量が少ないモデル

①流通量が少ないモデル

まず、流通量の少ないモデルは、コレクター人気が高くなりますので、必然的に価値が上がりやすいです。


人気があっても流通数が多ければ高騰しにくいですので、流通数の少ないモデルは高騰の可能性が高いのです。

限定発売品モデルや限定カラーなどは元々本数が少ないですし、外装の仕様違いなどもコレクター性の高いモデルとなります。

細かな仕様の違いなどや、希少な個体は「レアロレックス」と呼ばれ、人気を博しています。総じて、定価よりも高い市場価格で取引されています。

②スポーツモデルのロレックス

②スポーツモデルのロレックス

資産価値の高いロレックス、1つ目のポイントは供給量の少ないモデル=スポーツウォッチです。

ロレックスといっても、全ての時計が「投資商材に向いている資産価値の高いモデル」というわけではありません。

ロレックスの時計は、大きく分けて「ドレスウォッチ」と「スポーツウォッチ」の2種類に分かれますが、資産価値の上がる可能性が高いのは供給量の足りていないメンズ向けのスポーツウォッチです。

ロレックスのスポーツウォッチには、様々なモデルが展開されていますが、この中でも急激に価格が高騰しているのは以下の5モデルで、定価を上回る買取金額が期待できます。

  • デイトナ
  • GMTマスター
  • サブマリーナ
  • エクスプローラー
  • シードゥエラー

ロレックスのスポーツウォッチは、需要に供給が全く追いついておらず、ロレックス正規店で定価購入することは不可能に近い状態です。

ロレックスのスポーツウォッチを求めるユーザーは並行輸入品・中古品を販売している買取店などで購入することとなりますが、ロレックススポーツウォッチの価格は2019年の夏頃までは、年々右肩上がりで上昇し続けていましたので、新品だけでなく中古品であっても定価を大きく上回るモデルが数多くあります。

ロレックスのスポーツウォッチは今後も正規購入できない状況が続くと予想されますので、資産価値に着目してロレックスを購入するのであれば、供給量の少ないスポーツウォッチにしましょう。

スポーツウォッチとは反対に、デイトジャスト・デイデイト・オイスターパーペチュアルなどのフォーマル・ドレスウォッチは正規店で定価購入できるため、資産価値が上がるモデルとは現状言えません。

③ステンレス素材のロレックス

③ステンレス素材のロレックス

資産価値の高いロレックス、3つ目のポイントは需要が高い=比較的安価なステンレスモデルです。

ロレックスの中で資産価値の上昇が期待できるモデルはデイトナやGMTマスターといったスポーツウォッチですが、その中でも需要が高いのがSS(ステンレススチール)素材のステンレスモデルです。

ロレックスのスポーツウォッチには、ステンレス以外にもK18ゴールド素材やプラチナ素材のモデルがありますが、最も定価が安価なのはステンレスモデルとなっております。

例えばK18ゴールド金無垢のサブマリーナやGMTマスターは、定価が250万円以上となっており、中々手の届く価格帯ではありません。

またゴールドという素材の特性上、ゴージャスすぎて使用するシーンが限られる、ということもあるので、多くのユーザーが選択するのが価格帯も100万円前後で日常使いしやすいステンレスモデルです。

中古市場においても、需要が高いロレックススポーツウォッチはステンレスモデルとなっており、定価に対するリセールバリュー(換金率)でもステンレスが大きく上回ります。

資産価値の高いロレックスの代表格であるデイトナの場合は、ゴールドモデルは定価の8割ほどの買取価格に対し、ステンレスモデルが定価の2倍以上といったケースもあるので、資産価値を目的としてロレックスを購入する際は需要の高いステンレスモデルを選びましょう。

④微妙な違いがマニア心をくすぐるレアロレックス

④微妙な違いがマニア心をくすぐるレアロレックス

レアロレックスの見た目は、言われなければ違いに気付かないような些細な違いの場合が多いです。


気付かずに高額なレアロレックスを所有していた、ということもあるかもしれません。

急激な価値上昇を見せた「デイトナ16520」

「デイトナ」はロレックスの人気モデル。ロレックスの定番スポーツモデルとして人気を集めています。
中でも、旧型の「デイトナ16520」は異様な値上がりを見せました。

文字盤は白と黒の二色発売。
白文字盤タイプは、発売当時定価140万前後から、2017年~190万前後まで中古価格が上昇。


現在220万前後での取引ですから、非常に伸びたモデルと言えるでしょう。
旧型とはいえ、中古でも高価な価格が付く嬉しいモデルとなっています。

⑤同一モデルでもマイナーチェンジを繰り返しているので生産数の少ない固体

⑤同一モデルでもマイナーチェンジを繰り返しているので生産数の少ない固体

同一モデルであっても、その年ごとのロレックスの戦略などによって、時計の仕様に微妙な変化があります。


文字盤やベルト部分、ムーブメントなど、様々な仕様を微妙に変更した「マイナーチェンジ」品は少なくないです。

モデルチェンジのタイミングなどはロレックスで公表されていません。これらのマイナーチェンジ品で生産数が少ない場合は、コレクター人気があり、価値も高くなるのです。

通称「クリームダイヤル」ロレックス コスモグラフ デイトナ Y 116520

デイトナの旧型「116520」は、2000~2016年に販売されたモデルです。
16年の販売年数のうち、マイナーチェンジによって希少価値の高くなったモデルが存在します。
中でも、2003~2004年に販売されたこのモデルは、「クリームダイヤル」とコレクターの間で呼ばれる、非常に人気のあるモデルです。

クリームダイヤル

「クリームダイヤル」と呼ばれるゆえんは、製造時にホワイトだった文字盤が、経年変化により、クリーム色に変化したもの。

これは、K、Y、F品番のみに、経年変化する塗料が使用されていたために起こる変化です。新品から色が変わってしまう場合、普通なら査定のマイナス要因になるようなものですが、このクリーム色は反対に「味わい深い」とコレクター人気を集めています。

定価が120万円ほどだったものが、中古品で約250万円の市場価格がついたものもあります。

⑥生産終了モデルできれいなもの

⑥生産終了モデルできれいなもの

ロレックスの中でも生産終了モデルは「ディスコン」と呼ばれています。
廃盤になると新規生産がされないため、中古市場に出回る数が減ります。すると、価格が上がる可能性が高くなるのです。
そのため、ディスコンはロレックス収集家の中でも非常に人気が高くなっています。

ディスコンはコンディションが重要

ディスコンはコレクターからの需要が非常に高いモデル。既に生産終了しているため、修理部品が手に入りにくい場合もあります。
ですので、コンディションのよい物が求められており、高値で取引される場合が多いのです。

未使用品が最も価格が高く、更に後述しますが、シール、箱などの附属品がありますと、更に価格は上昇します。

ロレックス GMTマスター2 Ref.16710

「GMTマスター2 Ref.16710」は特徴的なカラーリングが魅力のモデル。1990年~2007年にかけて発売されていました。
印象的な色合いのベゼルカラーは「青・赤」、「赤・黒」、「黒」の3色展開です。
この色鮮やかなベゼルカラー部分は経年劣化で色落ちがしやすいですので、より保存状態のいい物が求められています。

派手な色合いのためか、「16710」は発売当初はあまり人気が出ませんでした。けれども、販売終了後の現在では「青・赤」のビビットな配色がコレクターの中で人気が出ています。

発売当初120万円程度だったものが、現在未使用品なら200万越えの価格で取引されているものもあります。

人気はスティックダイヤルのもの

Ref.16710の中でも、「GMT-MASTER II」表記の「II」の部分のマイナーチェンジ品は人気を博しています。

IIの表記方法は3種類あり、

・通常のローマン数字の「ノーマルダイヤル」

・縦に長い印象の「レクタングルダイヤル」

・横棒なしの「ll」表記の「スティックダイヤル」

に分けられています。
特にスティックダイヤルは希少価値が高く、価格も高値で取引されています。

「16710」のように、ディスコンは人気の高いものも多く存在しています。
使用済みでも、定価よりも価格が上がっているものも少なくないため、「旧型だし、よく使ってしまったしなあ……」と諦めず査定に出してみてください。

ロレックスの中でも、「投資商材に向いている資産価値の高いロレックス」はスポーツウォッチですが、そのロレックススポーツウォッチの中でも、更に高い価値を生み出す可能性を秘めているのが生産終了(ディスコン)モデルです。

生産終了(ディスコン)は言葉の通り、生産が終了しているモデルのことで、生産が終了していることから中古市場で入手するしかありませんが、時間の経過と共に、数量や状態の良い時計が減っていくので希少性は高まっていきます。

家電や車など、通常の商品であれば新作の方が価値が高く、旧作の価値は下がっていきますが、ロレックスの場合は生産終了が発表されたモデルの資産価値が上昇する傾向にあります。ロレックスは日本のみならず世界各国に多くのファンがいる時計ブランドなので、気に入ったロレックスをコレクションしておきたいユーザーが多いこと、新作より旧作のデザインや機能を好むユーザーも少なくありません。

生産終了が発表されると、今後手に入りづらい状況になることを見越したユーザーや転売目的の業者などが廃盤となるロレックスの購入に踏み切ることが多く、廃盤となるロレックスの価値が上昇していきます。

一通り、購入合戦が終わった後は、中古市場に残っているロレックスの数は減り、供給量が下がることから価格も上昇するといった形です。

アンティーク・ヴィンテージ的価値

生産終了ロレックスのもう1つの魅力はアンティーク・ヴィンテージ的価値が期待できる点にあり、購入後、良い状態のまま数十年寝かせておくことで、更なる資産価値アップが期待できます。

アンティーク・ヴィンテージのロレックスに関しては、希少性だけでなく定価上昇の恩恵を得られることも魅力です。

ロレックスなどの時計は、年々定価が値上がりしており、例えば20年前に定価70万円で買ったモデルの後継機種が、20年後には定価100万円になることもあり、新品定価に釣られて買取価格も上昇する傾向にあります。

ロレックススポーツウォッチに関しては新作でも十分なリセールバリューで売ることができますが、更なる高値、いわば万馬券のような高騰を期待するのであれば、希少性の高い生産終了モデルを検討しましょう。

3.ロレックスが値上がりする理由について

3.ロレックスが値上がりする理由について

ロレックスのスポーツウォッチは、定価で購入できたとすれば、それを売るだけで数十万円~数百万円の売却益をだせるほどに値上がりするモデルを数多く輩出しています。ここではロレックスが値上がりする理由をご紹介いたします。

なぜ、ロレックスのスポーツウォッチが高い資産価値を持つのか知りたい方は是非ご覧ください。

①流通量が少ないから

①流通量が少ないから

ロレックススポーツウォッチが値上がりする最も大きな要因は流通量が少ないからです。

正規店に商品が並ぶことがないほどに供給量が少ないので中古でも数は限られ、「欲しいのに手に入らない」という状況はロレックスの資産価値を引き上げています。

②定価が上昇しているから

②定価が上昇しているから

ロレックスの時計は年々定価が値上がりし続けており、同じモデルであっても10年前と比べると、定価が10万円以上アップしたということも珍しくありません。

定価の上昇は、買取価格にも影響し、買取価格の上昇にも繋がりますので、ロレックスは購入し置いておくだけでも資産価値が上がり続ける可能性が高い時計と言えます。

③日本のロレックスは外国人からも人気だから

③日本のロレックスは外国人からも人気だから

ロレックスの値上がりについて、日本特有の理由としてあげられるのが日本の中古市場で販売されているロレックスに偽物が少ない・品質が良いという点です。

日本の中古市場のロレックスは信頼できるということで、「自分の国の中古市場には偽物が多いので信用できない」という外国人の需要が高く、必然的にロレックスの流通量不足・資産価値の向上に繋がっています。

④生産終了(ディスコン)モデルを求める人が多いから

④生産終了(ディスコン)モデルを求める人が多いから

ロレックス デイトナなどの人気モデルは、新作が出るたびに古いモデルが値上がりするという状況となっており、資産価値の向上という観点で考えると生産終了になってからがスタートです。

生産終了で数が少なくなったロレックスを、使用目的の方・コレクターの方・投資目的の方が奪い合うという構図ができているので、どうしても販売価格は上昇傾向となります。

⑤急激に人気が上昇したから

⑤急激に人気が上昇したから

ロレックスの時計の中には、突然値上がりしはじめるモデルがあります。どこかの国で一部のモデルの人気が上昇した場合、海外業者が日本に買い付けに来ることがあり、結果的に日本国内においても該当モデルの価格が上昇するのです。

ロレックスの資産価値の上昇においてはトレンド・流行は密接に関係してくる要素といえます。

ロレックスが値上がりする理由は複数ありますが、ロレックスの資産価値向上という観点でみた場合、今はまさにバブル状態といえますので、ロレックスは今が売り時かもしれません。

4.ロレックスの魅力について

4.ロレックスの魅力について

ロレックスに関わらず、資産価値の高いものにはそれ相応の魅力があります。ロレックスのスポーツウォッチに魅力があるから資産価値が上がり、資産価値が高いこともロレックスの魅力のひとつとなっている状況です。

この好循環の元となっているのは、やはりロレックスに魅力があるからなので、ここではロレックスの資産価値を引き上げることとなった、ロレックスの魅力をご紹介いたします。

①知名度とステータスの高さ

①知名度とステータスの高さ

ロレックスは圧倒的に知名度が高い時計ブランドで、多くの国で「ロレックス=高級時計」と認識されています。

ロレックス以上に高価な時計ブランドは多数ありますが、ブランド名自体があまり知られていない場合もあり、ロレックスのようにほとんどの人が高級時計と認識できるブランドの数は多くありません。

有名ブランドの時計を身につけたい、ステータスを楽しみたいという場合にはロレックスはうってつけの時計といえます。こういったロレックスのネームバリューの高さは、資産価値の高さに直結しています。

②実用性が高く故障が少ない

②実用性が高く故障が少ない

ロレックスの人気の理由は「有名ブランドだから」「資産価値が高いから」といった理由を紹介してきましたが、元を辿ればロレックスも数ある高級ブランドの中のひとつにすぎません。そんなロレックスがここまでの人気ブランドとなった理由は、ロレックスの技術力の高さからくる優れた実用性にあります。

ロレックスの技術力の高さを語る上でわかりやすいのが「ロレックスの三大発明」です。ロレックスの三大発明とは、ロレックスが発明し、他ブランドの時計にも流用された偉大な三つの発明で、完全防水ケースの「オイスターケース(1926年)」、世界初の自動巻き機構の「パーペチュアル機構(1931年)」、カレンダーの日付が瞬時に切り替わる機構の「デイトジャスト機構(1955年)」のことを指します。

現在では多くの時計に採用されている様々な機構も、元を辿ればロレックスが開発したものだったということも珍しくありません。また、ロレックスのムーブメントは日々進化しており、丈夫なことでも有名で、故障の少なさにも定評があります。ロレックスは知名度・資産価値ともに高いブランドですが、それらは優れた技術力あってこその結果といえるのです。

③世界中にファンがいる

③世界中にファンがいる

ロレックスは日本だけでなく世界中で人気のブランドです。どこの国であってもロレックスはステータスの高いものとして認識されています。

また、ロレックスの資産価値においても多くの国で高評価となっておりますので、日本でのブームが終わったとしても、他の国での需要が高いといった状況も考えられます。

④リセールバリュー(換金率)が高い

④リセールバリュー(換金率)が高い

ロレックスは、全ての腕時計ブランドの中で、最もリセールバリュー(換金率)が高いブランドといっても過言ではありません。ロレックスの中で特にリセールバリューが高いのはスポーツウォッチですが、デイトジャストなどのドレスウォッチであっても、換金率約60%と他ブランドの30%と比べると倍以上の高いリセールバリューとなっています。

リセールバリュー(換金率)はロレックスの資産価値に直結する数字となりますので、ロレックス購入に関して資産価値をお求めの場合は、検討モデルのリセールバリュー(換金率)を調べておくことが大切です。

⑤入手困難で希少性が高い

⑤入手困難で希少性が高い

ロレックスは「どうせ高級時計をつけるなら、レアな時計がいい」という方にもうってつけの時計で、中々手に入らない・流通量が少ない入手困難だからこそ、魅力を感じる方も多いようです。また、資産価値を高める上で、希少価値も重要な要因となります。

ロレックスは一過性のブームで価値が高まったブランドというわけではなく、100年以上積み上げてきた歴史と功績で資産価値を高めたブランドなのです。

5.為替ルートの時期を見極める

5.為替ルートの時期を見極める

ここまで見てきたように、ロレックスには定価よりも高い価値のモデルがたくさんあります。
せっかく価値の高いモデルを持っているのなら、できるだけ高く売りたいですよね。
そこで、より高値で売るための工夫ポイントをお伝えします。

第一に、高値で売るためには、売るタイミングにも気を遣う必要があります。

重要なのは、「円安相場」の時に売ること。
円安は、輸入に不利な時期と言われていますが、ブランド時計を売却したいときにはまさに売り時なのです。

なぜなら、円安時にロレックスの中古取扱市場価格が上がりやすい傾向にあるからです。

①なぜ円安で市場価格が上がるのか?

①なぜ円安で市場価格が上がるのか?

円安の時の経済の流れは、大まかに言って、次のようなものです。

(1)円安になる
「1ドル100円」で取引されていたのが、「1ドル105円」になったとします。

(2)ロレックス時計の輸入金額が上がる
今まで新品のロレックスの時計を「100万円」で輸入できていたのに、「105万円」に輸入金額がアップしてしまいます。

(3)ロレックス時計の中古市場金額も上がる
新品の価格が上昇するので、中古金額も上がるという仕組みです。

簡単に言いますと、「海外からロレックスを買う価格が高くなる」ので、「日本で出回るロレックスの価格も高くなる」ということです。

まとめますと、ロレックスを少しでも高く売りたい場合、円安時期を見極めて売ることが重要と言えます。

②価格高騰が狙える条件とは?

②価格高騰が狙える条件とは?

ディスコンモデルの項目で少し附属品について触れましたが、附属品がそろっているとロレックスの価値が上がる場合があります。

  • 箱・附属品全部あり
  • 未使用(ギャランティカード発行後半年以内)
  • 保護シール付き

これらの条件がそろうと、価値が非常に高まります。資産投資にロレックスを購入する場合、なるべく新品に近い状態で保存することが必要です。

③小箱や附属品とは?

③小箱や附属品とは?

ロレックスの時計は2016年以降、箱のデザインは全て統一されています。
白い外箱、深緑の内箱が特徴です。比較的シンプルですが、高級感のあるしっかりと重厚な造りとなっています。
古いモデルでは専用の箱がある場合が多く、それぞれが特徴的な外装をしています。

箱以外の附属品

附属品は箱の他に、

  • 保証書
  • 保証書ケース
  • 取り扱い説明書
  • クロノメータータグ(赤タグ)
  • プライスタグ(緑タグ)
    ※国内正規販売店ではない場合が多い
  • ベゼルカバー ※モデルによってなし
  • その他冊子 ※モデル、年代によって異なる場合あり

などが付属されています。

これから時計を購入される際には、こういった附属品を保存されることをおすすめします。
付属の冊子は年代によって異なるため、それ自体にプレミアがついているものもあるため、捨てないよう気をつけましょう。

④保証書やシールとは?

④保証書やシールとは?

附属品の保証書、シールは日本市場で売る場合、直接価格に影響するため、必ず取っておきたいものの一つです。

保証書

保証書には「モデル番号(型番)」、「シリアル番号」、「購入日」、「商品の製造番号」が記載されており、ロレックスの正規品だという証明になります。

日本市場でロレックスを売る際には証明書のあるなしで価格が変わることもあり、非常に重要になってきます。

シール付き未使用品

シールとは、時計のフェイス、ガラス部分に傷汚れ防止で貼られている透明な「保護シール」のことです。
これが剝がれていない状態は「シール付き未使用品」と呼ばれています。

ささいな違いに思えるかもしれませんが、シール付未使用品と、シールなし未使用品はモデルにもよりますが、2万~5万程度(5%前後)買取価格が変動します。
未使用品として売却を考えている場合は、シールをはがさないでおけば、価値が高まります。

以上、附属品はささいなものに見えても、それ自体がロレックスの価値を高めるものが多くありますので、購入時の状態のまま保存しましょう。

6.ロレックスを高く売るコツ

6.ロレックスを高く売るコツ

この記事ではロレックスの資産価値についてご説明いたしましたが、最後にロレックスを買取に出す際に高く売るコツをご紹介いたします。

基本的なポイントとなっておりますので、できる範囲で実践し、高価買取を目指しましょう。

①買取に出す時は付属品を揃える

①買取に出す時は付属品を揃える

ロレックスを買取に出す際には外箱・内箱・ギャランティー(保証書)・取り扱い説明書・ベルトのコマなどの付属品がある場合は、必ず一緒に持ち込むようにしましょう。

ロレックスの付属品は、付属品だけでも数万円の資産価値を生み出す可能性があり、アンティークモデルの場合は更に高額となる可能性もあります。

②査定前にお手入れをする

②査定前にお手入れをする

ロレックスを買取に出す前は、柔らかい布や綿棒を使って、時計をできるだけ綺麗な状態にして買取に持ち込むようにしましょう。買取査定時の印象アップに繋がります。

③普段からメンテナンスを行う

③普段からメンテナンスを行う

ロレックスの資産価値を下げずに保管しておきたい場合は、風通しがよく直射日光の当たらない場所に保管するようにしましょう。着用する場合は、1日の終わりに時計を軽く拭いたり、定期的なオーバーホールなどを行って、良い状態で時計を保てるように心がけてください。

7.資産価値の高いロレックスの価値がわかる買取店一覧

7.資産価値の高いロレックスの価値がわかる買取店一覧

ロレックスの資産価値、それはリセールバリューの高さにあります。買取店は中古市場のプロフェッショナル。リセールバリューについての知見も十分にあります。

そんなロレックスの資産価値への理解が深い買取店をご紹介しましょう。

  • The Watch Company(ザ ウォッチカンパニー)
  • 銀蔵
  • ブランドレックス
  • c-style
  • ブランドピース

まとめ

ロレックスは大きな資産価値を生む可能性を持っていると言えます。

この記事では、資産価値の高いロレックスを紹介しました。元は数十万円のロレックスが、年月を経て数百万円~数千万円の価値を生み出すという現状を考えると、ロレックスは十分に資産価値を持った投資商材といえます。

しかし、どんなに高い資産価値を持っているロレックスであっても、売るタイミングや、買取に出す買取店選びを間違えると、本来の価値より低い価格で売却してしまう可能性もでてきます。大切なロレックスを売却する際は最大限の価格で買取してもらえるように、知識が豊富で、販売力も高い時計専門の買取店を選ぶようにしましょう。

ここまでご説明してきた、資産運用価値の高いロレックスのポイントをまとめます。

  • 流通数の少ないモデル
  • マイナーチェンジによる希少性の高いモデル
  • 生産終了モデル(ディスコン)、コンディションの良いものは価格も高い

モデルの型番だけでなく、ご自身の持っているロレックスの製造年にも注目しましょう。
もしかして、査定に出した際に、思わぬ高値になる可能性があるかもしれません。

また、より高値で査定されるためには、

  • 円安の時に売る
  • 附属品はすべて取っておく(保証書は必ず保存・シールははがさない)

という点に注意することで、より高値が期待できます。

ロレックスは種類やモデルが多く、知らず知らずのうちにレアロレックスを持っていたという話をよく聞きます。

査定は無料で時間もあまりかからない買取店も多くあります。ご自身の持つロレックスの資産価値を調べる意味でも、興味があればいちど査定にだしてみてはいかがでしょうか?


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