【2022年3月最新】本当に得するリセールバリューの高い車ランキング

リセールバリュー(英語:resale value)とは、一度購入したものを販売する際の、再販価値のことを言います。

リセールバリューを平たく言えば中古車売買時の「価値」を指します。基本的に需要と供給の関係で値段が決まります。

その中古車を求めるユーザーが多く、その車種が市場に並ぶ数が少なければリセールバリューは高くなり、その逆では供給過多としてリセールバリューは下がっていきます。

一般的には新車の人気が、そのまま中古車の人気に反映されることが多く、人気の新車はリセールバリューが高くなる傾向にあります。

しかし一方では、新車が売れすぎた反動で中古車も溢れ出し、価値が下がるというリスクも抱える。また、一部の車種やグレードでは、希少性の高さから、長い間高値で取引されるクルマがあり、このようなクルマはリセールバリューが高いといえます。

また、中古車業者の間では、一般的な国産車の買取価格は、新車購入3年4.5万キロ程度で新車価格の40~60%程度になると言われています。

最終的にリセールバリュー=海外輸出の需要が高い車とそうでない車なんです。その差が、非常に大きなポイントなんです。また、今乗ってる車、古くて走行距離が多かったりしても、海外輸出されていて思わぬ高値が付く可能性があります。

1、リセールバリューの計算方法について

リセールバリューの計算方法について

3年~5年ほど乗って車を買い替えたい方には、リセールバリューが高い車を選ぶことをオススメします。

リセールバリューが高い車を選ぶと、その車を途中で手放した時の「実際に負担したコスト」が抑えられます。

リセールバリューが高い車を選ぶと実質費用がより安く済む事を踏まえて新車購入時に残価率を知りたい人は、見積書の最終回支払額÷車両本体価格(オプション価格抜き)×100をすると、残価率が分かる。是非計算してみて欲しい。

※取り上げた残価率は、すべて3年契約の残価設定ローンのもの(残価率は販売店ごとに異なり、今回の数字は筆者調べの一例です。

2、リセールバリューが高い車について

リセールバリューが高い車について

リセールバリューは毎月少しずつ変動していますが、その中にも一定の傾向があり、以下のような車はリセールバリューが高くなる傾向があります。

  • モデルチェンジしたばかりの車
  • 人気のボディタイプ
  • 根強い人気があるロングセラー
  • 生産数が少ないモデル

例えばモデルチェンジしたばかりの車であれば、今後何年かは「型落ち」になる可能性が低く、価値が下がりにくいと予想されます。


また国内外でブームが起こっているSUV、ファミリーに根強い人気のミニバンなども、リセールバリューが高いです。ただし人気が出すぎて「供給過剰」になるとリセールバリューが下がることもあります。

これは車種だけではなく、色や装備についても同様です。新しい安全装備、人気のボディカラー、限定モデルなどは一般にリセールバリューが高い傾向があります。

また、サンルーフやデジタルインナーミラーなどのオプション、内装色までリセール仕様の状態で購入する事をオススメ致します。

気になるメーカーごとのリセールバリューの差ですが、メーカー単位では大きな傾向はありません。むしろボディタイプや個別の車種の影響が大きいです。


ただしリコール隠しや燃費不正など不祥事があった場合、メーカー全体への信頼が下がりリセールバリューが低くなることがあります。

国産車と比べると、一般に輸入車はリセールバリューが低い傾向があります。
その中で比較的リセールバリューが高いのはSUVなどの人気ボディタイプ、生産数が少ない希少なモデルです。万人受けする色なども重要なポイントになります。

3、リセールバリューが高い車種について

1位・・SUV レクサスLX・RX ランドクルーザー ランドクルーザープラド ハリアー

1位

レクサスLX・・・人気色はパールホワイト、次いでブラックが人気です。モデリスタエアロパーツとリアエンターテイメントシステムは高く売却する為の必須装備です。オプションで21インチアルミを追加すると更に高値が期待できます。逆にレスオプションで18インチアルミにしてしまうと流通価格が下がってしまうので注意が必要です。

レクサスRX・・・人気色はパールホワイト、次いでブラックが人気です。人気グレードはなんと言ってもFスポーツです。パノラミックビューモニター、サンルーフ、パワーバックドア、三眼LEDヘッドライトは高く売却するための必須装備になります。

ランドクルーザー・・・人気色はパールホワイト、次いでブラックが人気です。人気のグレードはZX。メーカーナビ、サンルーフ、モデリスタエアロ、標準20インチアルミは是非付けたい装備です。内装ベージュ革とルーフレールがあれば文句なしの高値が期待できます。

ランドクルーザー プラド・・・人気色はパールホワイト、次いでブラックが人気です。グレードはTX-Lパッケージが人気です。モデリスタエアロ、7人乗り、ベージュ革、ルーフレールが必須装備になります。

ハリアー、ハリアーHV・・・人気色はパールホワイト、次いでブラックが人気です。プレミアムアドバンスパッケージが人気です。おすすめ装備は、モデリスタエアロ、サンルーフです。ターボモデルも人気です。

2位・・ミニバン アルファード/ヴェルファイア ノア/ヴォクシー エスティマ エスクァイア

2位

アルファード、ヴェルファイア・・・人気色はパールホワイト、次いでブラックが人気です。グレードは、アルファードの2.5SCパッケージが人気です。3.5エグゼクティブ以上は、海外需要になりますので、売却タイミングには注意が必要です。おすすめ装備は、純正メーカーナビ、モデリスタエアロ、サンルーフになります。

ノア、ヴォクシー ・・・人気色はパールホワイト、次いでブラックが人気です。エアロ系グレードが高く流通しており、両側パワースライドドアは必須の装備になります。セカンドオーナーの需要としては、国内のファミリー層になりますので、純正ナビとフリップダウンモニターがあれば更に高値が期待できます。

エスティマ・・・人気色はパールホワイト、次いでブラックが人気です。アエラス系のグレードが圧倒的に人気です。7人乗り、両側パワースライドドア、サンルーフは必須の装備になります。

エスクァイア・・・人気色はパールホワイト、次いでブラックが人気です。おすすめグレードは、Giです。モデリスタエアロ、純正ディーラーナビ、フリップダウンモニターがあれば更に高く売却できます。

3位・・軽自動車 ジムニー タント コペン S660 ウェイ

3位

ジムニー・・・人気カラーは、パール、ブラック、グレーになります。全てのグレードが高値で流通していますが、限定モデルは特に高値が期待できます。

タント・・・パールホワイト、ブラック、パープルが人気のカラーになります。カスタム系のグレードが圧倒的な人気を誇ります。両側パワースライドドアとスマートアシストは必須の装備になります。

コペン・・・人気色はパールホワイト、次いでブラックが人気です。初期モデル、現行モデル共に人気がありますが、マニュアル車(MT)は特に高く買取できます。

S660・・・人気色はパールホワイト、次いでブラックが人気です。マニュアル車が人気上昇中です。無限エアロ、センターディスプレイがあればなお良いです。

ウェイク・・・人気色はパールホワイト、次いでブラックが人気です。ターボモデルが特に人気です。レジャーシーンをベースにしているCMや積載力が高く評価されています。車両イメージに沿った装備をセレクトすると良いでしょう。

4位・・スポーツカー GT-R NSX シビックタイプR ランサーエボリューション インプレッサWRX

4位

GT-R・・・カラー問わず非常に高値で流通しています。国内、海外共に需要があり、低走行でコンディションの良い車両は、当時の新車価格の3倍以上で取引がされる事もあります。

NSX・・・カラー問わず非常に高値で流通しています。海外マニアのあいだで絶大の人気を誇ります。NA1、NA2共に流通台数が少なく、需要があります。

シビックタイプR・・・チャンピオンシップホワイトが1番人気で、次いでブラックが人気のカラーになります。フルノーマルの流通台数が少ないのが特徴です。

ランサーエボリューション・・・人気色はパールホワイト、次いでブラックが人気です。ランエボXは高値が期待できるのはマニュアル車に限ります。AT車は不具合発生のリスクがあります。

インプレッサWRX・・・人気色はパールホワイト、次いでブラックが人気です。フルノーマル車両が需要があります。オイル管理にシビアな1台です。

5位・・セダン/ハッチバック プリウス アクア シエンタHV フィット ヴィッツ

5位

プリウス、プリウスα・・・人気色はパールホワイト、次いでブラックが人気です。30系はツーリング系が人気です。50系はモデリスタエアロ付きが人気です。

アクア・・・人気色はパールホワイト、次いでブラックが人気です。スマートキー&プッシュスタート、ナビレディは必須の装備になります。

シエンタHV・・・人気色はパールホワイト、次いでブラックが人気です。両側パワースライドドア、セーフティセンスは必須の装備になります。

フィット、フィットHV・・・人気色はパールホワイト、次いでブラックが人気です。RSグレードのマニュアル車が人気です。スマートキー、ディーラーオプションナビは必須です。

ヴィッツ・・・人気色はパールホワイト、次いでブラックが人気です。スマートキー&プッシュスタートは必須の装備です。RSグレードのマニュアル車が特に人気です。

4、 後悔しないための装備品(付けておくべきメーカーオプション&ディーラーオプション)について

後悔しないための装備品(付けておくべきメーカーオプション&ディーラーオプション)について

サンルーフ・パワースライドドア・パワーバックドア・エアロパーツ・ナビ・本革シート(メーカーオプション)をフルで装備する事をオススメ致します。国内・海外の需要問わず加点対象となります。標準装備のレスオプションは減点対象になります。

※低年式スポーツカーの社外AWは加点となりますが高年式の社外AWは減点になります。

このほか衝突被害軽減ブレーキなどの安全装備、車間距離を自動制御できるクルーズコントロールを備えているとポイントが高くなります。

オプションカラー:車色の人気色は真珠・白で世界全体で見ても不動の人気カラーです。流行に左右されないため高く評価されます。黒は真珠・白に次いで人気です。

高級感や威圧感を与えるため、高級車を選ぶ人には支持されています。

まとめ

リセールバリューなんて気にせず買いたいクルマを買ったほうがいい、クルマは乗りつぶすからリセールバリューなんて関係ないと思うユーザーも多いと思いますが、だがしかし、生活スタイルが絶え間なく変わる子育て世代や、現役引退間近の中高年層にとっては、クルマの乗り換えが頻繁に起こるため、リセールバリューは重要な要素ですがリセールバリューを決めるのは市場の需要と供給です。

数が少なく人気のある車種は査定価格も上がる傾向にあります。

また、新車時の人気を如実に反映するリセールバリュー。不祥事などでブランドイメージが落ちると中古車市場にも影響が大きくなります。

もちろん、リセールバリューが高いと言われている車でも車輌状態によっては、大幅な減額になることもありえますし、リセールが低いといわれていても中古車市場での相場が上がっているタイミングでしたら、高い査定額がつく可能性は十分あります。良し悪しを決めるポイント

・人気車種の上級グレードを選ぶ

・新車時でしか装備できないメーカーオプションを選ぶ

・限定車を選ぶ

・海外で人気のSUVを選ぶ

・ボディカラーは人気のパールホワイトor黒を選ぶ

・マイチェン・モデルチェンジが近い車種は避ける

この記事では、リセールバリューが高い車についてご紹介させて頂きました。

ご自分の欲しい車両を購入するに越したことはありませんが、少しでもお得にお車の代替えをしたい方は、是非ご参考にしてみてください。

最後に高く車を売る方法は一括査定に出しその場で指値を提示し一斉に金額を出させて一番高かった業者に売るのが一番のポイントとなります。


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